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人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

悪魔のささやき

2017-03-21 11:11:51 | 独語
肝心なことは何かと封印しようとし、
勿体ぶって隠匿しようとし、
人には”アイツには何か秘密があるに違いない!”と…
思わせぶりを抱かせ、いつも一人ほくそ笑んでいるお前が、
近頃、どういう風の吹き回しか、
”ついにベールが開いて、秘密が開示される”…みたいなことをほざいているらしいが…
おい、あれはどうした! どこにも見当たらんぞ!
まさか、まだお前の闇の秘密結社のサガで封印しようとしているのではあるまいな!
まさか…あれを避けて通って、”おひらき”になるとでも思っているのか!
いいや、隠してもみんな分かっている…私の目は全てを見通す…
お前は本当はあれをぶちまけたいんだろう…
ぶちまけて、あの”ノタウチ、ドタバタ”運動の後のように、スッキリしたいんだろう…
おい、ほら、とっておきのシロモノがあったではないか!
決して日の目を見る事の無かった、読むだに背筋が凍りつくブラックなお話の数々…

「はやく人間になりたい!」ー(「妖怪人間ベム」と「フランケンシュタイン」にモチーフを借りたお話。”完全なる人間”の創造を意図して作られた人造人間は世にもおぞましい、人間であって人間でない怪物だった!彼は健気にも人間に近づこうとするが、ますます向こうは遠ざかってゆく…)
「もはや人間に非ず!」-(南洋に人間の真実に根差した理想社会が有ると聞いて天竺からやってきた求道者が見たものは…人間を石ころ、植物、動物に規定しているカースト制よりもおぞましい全く自由であることが許されない社会だった。求道者は「これが真の人間の姿だというのなら、私はになろう」と決意したのだった…ブッダをモチーフにしたお話。)
その他、「素人道と悪態生活」(ズブドー・アンド・”アクティブ”ライフ)、「悪奴の素人道」(ズブドー・イン・ザ・”ワルド”)…

いや、あれは全く”人間的な…あまりに人間的な”ネタの宝庫だ!
お前にドストエフスキーのような才能があればな…
このシロモノが本当に日の目を見るのかどうかはお前の心象次第だが…
何だって! あんまり大っぴらに言うと、ヤツらに”ハチの巣”のようにされかねないだと!
あのなあ…誰がお前のことなど覚えているもんか! 誰が知っているだろう…
あの”痛み”の街にもいやしないだろう…
第一、あれ自体、穴だらけでハチの巣みたいなもんじゃないか!
クモの巣かマンホールのフタ(コイツが開くとドエライことになる!)のようなシンボルマークなら知っているが…
ハチってヤツは実にヤバイ、アブナイもんだ…
だが、思い切ってその巣に踏み込んで、手をのばせば…
この世のものとは思えない甘美なる密の味…
だから…
何を躊躇している…ぶちまけてしまえ!
いくら閉じようとしても、”おひらき”にはならないんだぞ!

「我々はOpenする方法は知っているが、Closeする方法は知らない」
                  (”バパ”ムハマッド・スブー)
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