人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

変わる時は変わる

2020-07-09 11:47:39 | 雑感
"意識を神に向ければ、パッと思いは消えてゆく"...
なーんてことをいつも書いている訳ですが、我ながら不思議でなりません。
私はこんなことを平然と書けるような人間じゃ無かったのですから...。
年がら年中、何かしら思いが頭の中で引っかかってる...いつも緊張やら不安やらで心穏やかでない...
宗教やスピに関わっている人なら分かるでしょう。この思い、マインドというものが神的な光を覆うものなので、それを何とかしなきゃ、悟り、救いの道など開けないものなのだ、ということが...
私は人一倍、その道を歩む上でかかる弱点を抱えた人間だったのです。早い話自意識が強いってことか...万年中二病みたいなものでしょう。
それが今じゃ..."そういう問題だらけの私は過去のことですっかり消えてしまい、いつも光につながる人間に変わってしまったのですi"
Ha?...そんなことあないi
変われる人はいいでしょう。私も変わりたい、変わろうと思ったことは何度もあります。
しかし、根っから自意識過剰の私は、そう思ってもちっとも変わらない現実の前に、ますますその自分を責め続け、思いのガンジガラメ状態を深めてゆくことになってしまうことが多かったのです。
ところが、それが自分で変わろうとしなくても、春、秋の訪れとか季節、気候の変化に伴うことなどで、自ずとその思いの重しが外れてゆく、ということをしばしば経験しました。
あの風に思いが運ばれて、心身がみるみる軽くなってゆく感じはずっと身に覚えています。
意識が自ずと軽くなる方に向けられてゆく...そういうことの上に"神的なもの、思いを超えたもの"にあって、もっとアリアリとその実感を覚えることになったのです。
これは、私が変わろうとか、自分で自分をどうとかすることじゃありません。人のことはともかく私のこういう性格、性質というのは多分変わらないでしょう。
今でもそういうクセが顔を出すことだってありますよ。
だけど、それが何ヵ月も続くなんて...そんな自分はとっくにオサラバ...イヤ、そうじゃないi そういう自分だからこそ、今平然と"意識が向けば..."なんぞと宣うことが出来るのです。
中二病のヤツは自分の弱点に苦しみ、よくそのことを自覚している...ことに自我意識の強い人間が覚醒や悟りなどに赴くことで、取り返しの付かない迷路にハマってしまうということを...
自分を変えたいと思っている人は、ともすれば自己嫌悪感からか、過去の自分をどっかに消し去ろうとしたりするようです。そうしてマイナスの自分は見えなくさせてしまうのです。
しかし、自分のマイナス、弱点を受け入れなければ、その限界を通して顕わになる光を見い出すことは出来ないでしょう。
だから...私の場合、思いを超えたあの御方の方に意識が自ずと向けられるのでしょう。
神的なもの、霊なるものを古来より風~プネウマに喩えられて来たのもとても頷けることです。
変えよう、変わろうとしなくても、風が吹いて来たり、向きが変わるように変わる時は変わるのです。
コメント
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