からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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宇都宮特急訪問

2012年07月01日 22時17分31秒 | ぶらり旅

 このところ外出する機会が無くて列車に乗ったぶらり旅から遠ざかっていました。頼まれ事が終わり自由時間ができたので行く当てもなく家を出発し、結局宇都宮の町をうろついてきました。 ボンヤリ車窓を見る時間ができたせいで何となくすっきりしました。とはいえ外の写真も撮らずボーッとしていました。宇都宮に着いた時点で小雨がぱらついてきましたが、とりあえずカメラを取り出して仕方なく写したのが以下の写真です。(^0^;)

これらはRICOH GXR + MOUNTA12 + Orthostigmat 35mm/f4.5 で撮りました。

ずっしりと重いSteinheil(シュタインハイル)のレンズです。特に露出補正なしで使いましたが、こんな曇天では少し明るくした方がよかったかも知れません。 晴天とは逆にシャッターを押す気持ちがなかなか起きませんでした。 古ぼけて薄汚いレンズですが、かなり解像度のいいレンズのようなので次は晴天下で使ってみたいと思います。 想定していましたが、マイクロフォーサーズよりもAPS-C 素子のRICOH をやっぱり持ち出してしまいます。まだ慣れていませんけど。

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 駅前の川、名前を失念、鮎が揚がってくると聞いています。 絞り f5.6

大通りを進んでいくと反対側に二荒山神社があります。櫻の季節に行きましたが、この時は見事な桜吹雪でした。今日は曇天、イメージが全く違います。 絞り f5.6 

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この神社の前から左に折れると御神輿です。何のお祭りかよく分かりませんでしたが、天王祭と書いてあったような記憶があります。

御輿に近づき写しながら付いていきましたが、この頃お腹が空いて空いて・・・(^0^) 絞り f4

 

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御輿がアーケード街に入ったのでここでお別れ。久し振りに見る御神輿のかけ声でしたが、宇都宮はセーヤ、セーヤではなくわっしょい風でした。担ぎ手のはっぴはバラバラだったので何処の御輿かはよく分かりません。 留学生らしき若者が沢山参加していました。

次の写真は、Nikon P300のもの、+補正しないまま撮って失敗。まあ良くあることです。(^0^;)

Dscn3453 このあと、雨模様。東武宇都宮駅近辺にいたので栃木駅に出て浅草行き特急の乗車。 途中のスカイツリー駅は大混雑で以前の業平橋駅を懐かしく思い出します。 しばらくは混みすぎでしょう。乗っていた特急からもツワー客らしき一団がドーッと降りていきました。

浅草は雨を避けて珍しく素直に帰宅した次第です。

お天気が崩れたので尻すぼみになった感がありますが、これだけ撮っただけでも立派なものだと自己満足しています。それに汽車旅で精神的安定も到来しました。

この日は、30時間以上エージングをやった FLAT-4粋 を付けて聞いておりましたが、これまでのものと違って長時間聞いていても殆ど疲れない音でした。耳に入れている感じは残りますが、音楽は空間で聴いていると錯覚します。しばらく使い込んでみます。

(追記)

たまにしか見かけないミュンヘン製のこのレンズを朝飯前に撮りましたのでアップします。 made in Germany と云う表記と距離計表示が m なので戦前製と思われます。知人の記述によるレンズ来歴によるとレンズ構成は、2群6枚の前後対称の珍しい構成で、1893年にSteinheilのルドルフが特許を取っています。その後、元々は大判カメラ用だったレンズをライカ判用に再設計したものがこのレンズとのことです。(世界のライカレンズpart3より)

Dscn3457 長い歴史をくぐってきたこの様なレンズですが、何時何処で入手したのか全く覚えていません。結構いい値段で取引されているようですが、高い値段を出した記憶も無いのでジャンクの中から掘り出したのかも知れません。持っていて良かった。(^0^)