からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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素朴な疑問

2012年07月30日 10時29分32秒 | からくり情報

 車検で車を取りに来るというのでボンヤリ時間待ち、早起きして朝食調理、庭木の水遣り、洗濯等々済ませたので少々グッタリ。家人は焼き物探訪と云うことで友人と出かけました。

オリンピックの空騒ぎ番組も見る気も起きず、BSのSL大百科を眺めていました。が、語られるナレーションが大袈裟なのは日本のマスコミの特徴でしょうか。もう少し客観的な報道が欲しいところです。徒然なるままに思いついたことの殴り書きでご容赦の程を。(^0^;)

 米海兵隊輸送機オスプレイ訓練は怖いかという毎日新聞のアンケートがあったらしいのですが、男性67%、女性に至っては86%が怖いそうです。不思議なのはこの飛行機のメカニズム等々ほぼ理解していないはずなのにこの様な反応が出ることです。 私も殆ど知識がなく外形やマスコミ報道からの判断です。

 この飛行機は、航空力学やメカニズム的には大変無理している飛行機であることはその形状から分かるのですが、その問題をクリアするために高度な情報処理をやっているのだろうなと推測できます。 迎撃?戦闘機F16が出現した時に注目されたのがフライ・バイ・ワイヤ つまり電線で制御する飛行機と云うことでした。今や当たり前な方式なんですが、この辺りの制御方式を応用しているのだろうと推測するのがオスプレイです。F16の制御を究めると斜めに飛ぶ、稲妻形飛行可能などと云われておりましたが、人の手では操縦不可能な空気力学の極限を縫う飛行機に仕上がることは理解出来ます。片系のターボプロップエンジンが止まったらヘリコプター的な軟着陸は不可能だろうと思っていたら、瞬時に片系エンジンの駆動軸と直結するメカを有しているようです。

と云うことでこの飛行機で起きるとしたらソフトウェアバグ、操作ミスなどの従来想定しなかったことどもに起因する事故だと思います。情報通信と空騒ぎされる世の中、旅客機など普通の生活の中にも大変クリティカルな仕組みの上で成り立っているものも多そうです。こういう背景をきちんと説明した上での議論が出なければマスコミの空騒ぎから世論が形成されてしまう危険な話になりそうです。 これを喜ぶ輩も内外数多いと思いますけどね。

ハードな使用を想定する海兵隊専用軍用機が簡単に落ちるのは不可思議であると云う素朴な疑問の一つがつきまといます。デッドコピーの多い社会主義国家のそれとはひと味違う飛行機の成り行きに注目しておきます。(^0^;)

先日ターボプロップエンジンとは何かをほぼ理解されていないことに気が付くことがありました。人の話を鵜呑みするのではなく自ら個別技術の理解と裏付けによる判断がこの先重要なことになると思っています。 超広角な視野と絞り込んだ望遠orマクロの目、私の好きな広重の深川州崎十万坪の鷹の目にはそのような能力を備えているのだろうと勝手に解釈しています。

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東日本大震災以来、官民関係機関の情報操作がますます気になりますが、自ら調べ、考えて判断することが大切になってしまいました。少なくともSNSの呼びかけに単純に反応することなど私には不可解だし、出来ることではありません。 会ったこともないのに「友達」、「友人」など仲間意識を持つなど言語道断だと考えています。人間関係ってそんな単純なものではないはずだし、「友愛」などのとぼけた言葉に感じるなど私にはあり得ないことです。

蒸気機関車の番組を見ていて考えついた飛躍論なのでまあこんなところでお開きです。(^0^;)