安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
ブログがgooへ移行してから前年同日の記事がメールで送信されて来るようになった。
それによると昨年の今日も「ハウスの屋根掛け」をしていたようだ。
昨年はかなり遅れ気味で、ホウレンソウは結局年末商戦に間に合わなかった苦い思い出がある。
しかし、今年の屋根掛けはほぼ予定通りでホウレンソウも順調に生育していて年末にも十分に
間に合いそうだ。
この違いは秋の天候で、今年は昨年に比べて温かい日が続いていてハウスの屋根掛けも急ぐ
必要がなかった。
(今日は4,5号の屋根を掛けた)
朝から曇り空で途中からミゾレが降るなどする寒い一日だった。
明日以降日増し寒さが厳しくなる予報なので、その意味でも今日の屋根掛けはグッドタイミング
だった。
今年は例年に比べ温かい秋を過ごしている。
そのためか先日繋温泉に向かう途中の花巻周辺では小麦が青々と芽を伸ばしていたのに
驚かされた。
それでも「今朝の札幌は雪」と報じられていたので冬将軍は着実に近づきつつあり、
間もなく最低気温が氷点下になる日も近いと思われる。
わが家の薪ストーブは既に活躍中で、昨年までの「全館冷房完備」状態は完全に払拭されている。
電気や石油と異なり「薪はいくらである」をスローガンに暖か過ぎるぐらいの状態をキープして
いたら、裏の軒下に並べていた薪の消費量も半端ではなく「12月一杯は大丈夫」と思っていた
薪の山が無くなってしまった。
慌てて木小屋から補充することになったが、この種の仕事に妙に満足感があるのは、原始時代から
「薪の準備」は男の仕事だったためかもしれない。
雨は予報よりも早めに降り出すことが多い。
今日の雨は午後三時から降る予報だったが夜明けと共に降り始めた。
「午前中に種蒔きを終えれば大丈夫」と踏んでいただけに早すぎる雨に驚いた。
それでも明日以降の天気が期待できないことから「強行突破するしかない」と畑に向かった。
幸い雨は降ったり止んだりの小雨だったので何とか最後まで蒔き終えることが出来た。
悪条件の中でトラクターもシーダーもよく頑張ってくれた。
家に戻って泥だらけとなったシーダーを洗い終え、ようやく「大きな懸案事項」の一つが解消した。
乾きの悪い畑での麦蒔きは小さなトラブルに何度か遭遇したが、「案ずるより産むが易し」で
四の五の言わずに淡々と仕事を進めれば着実に片付いて行くようだ。
明日の午後は雨の予報なので後山の畑を最後に今日で播種作業を終えるつもりだったが、数枚を
残して「種切れ」となってしまった。
小麦の種は薬剤処理が義務付けられているので残りは明日の午前中に延期となった。
盛岡時代の職場の仲間の有志が10年振りに繋温泉に集まった。
殆どが高齢者なので逢う前は「変わり果てた姿」を予測していたが意外にも「時の経過」を
感じさせない若さを維持していたのに驚いた。
(御所湖)
それぞれ「山登り」や「ウォーキング」等で健康管理に努めているらしく、その「涙ぐましい
努力」に感心させられた。
逆に参加者で唯一の現役のA君が15年前と比べてやや肥満気味だったのが気になった。
(正面の山は南部片富士と呼ばれる岩手山)
そのA君のお父さんがサラリーマン退職後に「石垣島に移住した」という話しに皆の関心が
集まった。
私も永住とまでは行かなくとも「一年位は南国で暮らしてみたい」という気持ちになった。