書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

刑法。

2011年03月05日 16時03分25秒 | 意識論関連
 刑法っていうのは、実は正義ではない。

 刑法に基づく裁判で係争されるのは、単に刑罰の「妥当性。」だけであって。そこには何ら論理的な正当性は存在しない。

 これは、ものすごい「そもそも論。」なので。誰も言及していない、ある種のタブーでもある。

 つい先日も、殺人で何十年だか服役して。刑期を終えるなり数週間でまた殺人をした奴がいたでしょ。そいつが再犯したことを誰が責任とるんでしょう。

 司法制度上、法律手続きに従って裁判を行い、科料を決定する。しかも基準は「妥当性。」のみ。「懲役○年。」とか「罰金○○万円。」なんていうのは、被告が起こした罪との論理的な関係性が全くない。過去の判例を参考に判事が「こんなもんかな。」なんつって決めただけのものでしかない。それが犯罪自体の再発防止の論理的根拠には全くならない。

 実はおいらは刑法廃止論者。別に奇をてらっているわけではなくて、ちゃんと論理的根拠があるのさ。

 ただ、この話をすると必ず出てくるのが「被害者感情。」ってやつ。被害者とか遺族の気持ちを考えると、罰を与えるのは仕方がないって話。でも、これってちょっとおかしな話で、被害者とか遺族の感情を考慮に入れるっていうなら、加害者の感情は考慮に入れないのは不公平なんじゃないかな。

 加害者の感情っていうのは「むしゃくしゃしたから。」とか。「ムカついた。」なんて話を考慮に入れるのは目茶苦茶だよね。むしろそうした感情を自律的に抑制しなかった加害者の理性の欠落こそが問題なんじゃないかね。にも関わらず、被害者や遺族の方だけは感情論が優先しちゃうのは理論的におかしい。社会の安全性っていうのは感情によって担保されるわけではなくて、あくまで合理性のある手法を用いることが重要なんだからね。被害者だからって感情論自体が正当化できるって訳じゃないはずなんだからね。

 一方で被害者や遺族の中には「被告に罰を与えるかどうかよりも、再発防止を優先してください。」って望む人達もいるんだけど。こういう理性的な人達っていうのは少数派であるだけでなく。そもそも現在の刑法制度の下においては被告にどのような罰を与えるか以上のなにものも行うようにできていない。つまり、「再発防止を優先してください。」って言われても、現在の司法にとっては「知らないよ。」ってことなのさ。

 だから本当は政府直属の犯罪解析委員会みたいな機関を設立して、犯罪というものを失敗学や危険学のような工学的な見地から、ヒトという種としての習性や傾向性を分析し、個人が自律的に公益倫理的な判断を失う原因と、そこから再発防止に対してどのような対策ができるのかを研究するべきなんだと思う。でも、現在の生物学系の脳科学者を主導に行っても駄目だろうね。やはり失敗学、危険学といった工学的な見地から原因究明をしないと、全く役に立たないからね。長谷川真理子みたいに「将来殺人事件が増えるか、減るか、どうなるか楽しみ。」なんて言っているバカでは、何の役にも立たないことは間違いないからね。脳科学者達も、やはり効果のない脳トレ類で世間ウケばかりを求めて、一向に「ヒトが人間である所以。」といったものに真摯に向き合う姿勢が全くないから、駄目だろうね。だからこの話は現在の生物学や脳科学界の再構築をした後の話だね。

 航空機事故解析委員会のように、悪者が誰かを決めることを優先せずに。失敗学や危険学といった工学的な見地から原因究明と、それに伴う再発防止が優先される手法は。なぜか犯罪では用いられてこなかった。これは理性的な犯罪被害者や遺族の方達に対する詐欺行為にも当たるんじゃないかな。

 同じ「ヒト。」でありながら、なぜ、「人間。」として自律的に自分の行動を選択できないのか。それは生物学的な結果論の枚挙では全く解析することができない。あくまで工学的にヒトという生物が陥りやすい思考とは何かを解析しないと、「人間。」が「ヒト。」を理解することはできないからね。

 生物学者っていうのは、本当は誰一人として「ヒト。」については興味がないんだ。だからチンパンジーばっかり研究していたり。あるいは犯罪の増減に対して「他人事。」なんだ。こういう無関心な研究者ばっかりだから、実用的な具体的業績が全く出てこないわけ。だって感心がないんだから、当然のことなのさ。彼らには問題意識自体全くないからね。そっちの方をどうにかするのが先なのさ。でわまた。






IPアドレス。

2011年03月05日 14時36分45秒 | 日記
 以前、自分のマシンから何かを送信すると、必ずIPアドレスから個人を特定できるって話を書いたんだけど。それは警察とかが捜査にはいれば可能なのであって、普通のクラッカーでは、たとえIPアドレスを盗まれても個人を特定するには通信会社のデータベースまでクラックしなくてはできないので。そんなことはCIAとかKGBクラスの話だから、そこらへんのストーカー程度にはできっこない。

 おいらが書いた論文、「意識論。」は。ネットの上から消去したい人間が山ほどいるはずなのだが、IDとパスワードさえ盗まれなきゃ消去されないらしい。

 ブログとかっていうのは、おそらくクラウド上のどこかに書き込まれてしまっていて、IDとパスワードが解読されない限りは、直接データセンターへの物理的な破壊行為でもしない限りは消去できないらしい。

 ソネットブログの「証明書の不一致。」したログイン画面は、もしかすると同じソニー傘下のソニーコンピュータサイエンス研究所によって仕掛けられたものかも知れないが。それ以上のことはできないのかも知れない。本当は取り越し苦労だといいんだけどね 

 茂木健一郎は、多分おいらのことを知っているはず。意識論を直接CD-Rで送付しているからね。何年も前の話だけど、おいらがネットに接続してなかったことをいいことに、脳科学者としてやらなければならないことを全くしてこなかった。だから知らないふりをし続けるだろうね。

 茂木が脈絡もなく、唐突に「鳥の脳には、大脳がない。」なんてことを言っていたことがあって。実はそれはCD-R版の意識論に対する反論のようなつもりだったようだね。

 発生学的に見れば、鳥の脳には大脳はないってことになるんだけど。カラスの研究者の主張としては、大脳に相当する部分が肥大しているってことになるらしい。だから鳥の脳に大脳があろうとなかろうと、それは意識論に対する理論的な反証には全くなっていない。

 あぁ、そうだ、ブログ版の意識論には鳥の脳についての詳細は書いていないかも知れない。鳥の脳の学習プロセスというのは、非常に短絡的な傾向が見られ。カンザシフウチョウとかクジャクみたいに、生存価とは無関係の外見的な特徴によって後尾相手を選択したり。あるいはペンギンが周囲の行動に反射的につられてしまう傾向について書いたことがある。これは鳥の脳の大脳に相当する部分の構造が、ヒトなどの哺乳類の左半球の構造を極端にした構造に起因するものであると言える。

 さらに言うと。鳥の脳の場合、皮質構造の軸索領域の厚みとかが極端に薄いため。脳細胞同士の連携が非常に狭い範囲でしか成立しないってこと。それが行動の短絡性の原因であると考えられる。

 鳥の脳の学習能力っていうのは非常に短絡的。鳥のヒナに見られる「刷り込み。(インプリンティング。)」も、短絡的に記憶する特徴を立証している。

 理化学研究所とかが、将棋の棋士の能力について研究した結果。羽生善治の直感は大脳によるものではなく、むしろ脳の古い領域で行われていることがわかったそうである。

 こうした特定能力への特化というものを天才の定義にあてはめることによって。あたかも無意識機能の習得こそが社会的成功につながるものであるという観念を世間にプロパガンダするために、社会的に成功している羽生善治の研究成果だけを公表しているのである。

 ハーバード大学のハワード:ガードナーの「MI理論。」に拠れば。「各方面において、天才と呼ばれる人がいるから。それも天才と見なす。」ので、将棋が強くて社会的に成功している羽生善治は天才であるということになっている。また、世間一般論的にも社会的成功というものは「頭が良い。」からなれるものであると、思われている。

 たとえば、スペースシャトルチャレンジャー号の技術者が、打ち上げの危険性を打ち上げ前にマスコミにリークしたとする。でも事故が絶対に発生するわけではないから、もし事故が起こらなければ、単なる取り越し苦労、或は神経質な小言として処理されてしまう可能性も存在するわけで。それでも打ち上げに反対するだけの判断をすることが、果たして「社会的成功。」につながるであろうか。

 危機意識の欠落したNASAの打ち上げ責任者によって、面倒臭い技術者はクビになるであろう。そういう社会的に失敗した人を「バカ。」の一言で片付けられるであろうか。片付けることができるというなら、もはやあんたの脳は壊れているんだよ。でわまた。







価格。

2011年03月05日 13時57分03秒 | 日記
 gooブログのログイン画面には、OCNの光ケーブルの通信サービスの広告が表示されるのだが。このキャッチフレーズが「月額二千円台から。」なんて書いてあって、いくらかと思ったらほぼ月額三千円なのだという。

 しかも、それは一年間だけで、二年目からは、ほぼ月額四千円になってしまう。その上、この契約自体が二年縛りなので、二年目の月額四千円は義務になっているのである。

 最初の二ヶ月は無料とのことなので、初期契約料を除けば、三千円×10+四千円×12ってことで。ざっと¥3250ってことになる。これが本当の月額。当然途中解約なんぞしようものなら法外な解約手数料を徴収されるので、これは軽く「フィッシング。」が混入しているのではないだろうか。

 面の皮にされている相武紗季ちゃんがかわいそう。言い過ぎかな。

 UQワイマックスとかと違って、無線の状態に左右されずに高速通信できる光ケーブルだから、値段的には適正か、あるいは安いくらいだとは思うのだけれど。勘違いを促すような広告というのはちょっと汚い感じもしないでもない。

 「そのくらいの計算なら、みんなしてるよ。」という声が聞こえそうであるが。していない人だってたまにはいるのではないか。爆笑問題の太田光みたいに数字に極端に弱い人だっているわけで。そういう人に対しての「フィッシング。」を促すような広告は、どうしても納得いかない。

 NTTのサービスはサポートが非常に充実しているので、別に価格競争のようなことはしなくても良いのではないだろうか。ただ、サポートが充実しているという点においては東芝のサポートも充実しているので、東芝のマシンを買えばNTTのサポートの充実性はあまり意味がないかも知れない。なんかサポートサービスが重複していて無駄な気もする。使う方としてはどっちでもいい気もするかも知れないが、重複しているサービスにかかる経費によって、通信費とかマシンの価格に転嫁されているとすれば、結果的にユーザーも損をしていることになる。

 細かいかな。血液型はO型なんだけどな。でわまた。