毎年紹介しているものの、今年はもっと早く紹介したかったんですが、記事にするのがこんなに遅くなってしまいました。
旬が終わっちゃうかなぁ。
山形では定番の、もってのほか。紫色の菊の花です。
菊の花を下処理するとき、何個も何個も花をむしる作業が密かに好きなあたしはイケナイ気もしますが......ハハハ。
香りが良くて、何よりシャクシャクッという食感が一番の美味しさ。
我が家の定番は、緑と紫という色の組み合わせが綺麗なのでほうれん草と一緒にお浸しにするんですが、今回は大根おろしと混ぜあわせ甘酢で食べました。
そしてこれは、サンマのマリネに加えたもの。
サンマ、玉ねぎ、もってのほか、万ネギ。だし汁に白ワインビネガー、グレープシードオイルと塩コショウ、薄口醤油と塩コショウです。
もってのほかは、お酢を入れたお湯で茹でたり酢の物にすると色が綺麗になるのですが、田舎では特に気にしていません。どす黒くなって見た目はあまり美味しそうじゃないけれど、味噌汁にドババッと入れるのも大好きなのです。
何故もってのほかというのかは...残念ながら分かりません。
菊の花は天皇の御紋だそうで、それを食べるのはもってのほかだ!とか、もってのほか美味しい!とか、いろいろ言われているのですが、実際のところはどうなんでしょうね。
菊の花と言いえば黄色い乾燥モノが主流だけれど、もし見かけたら紫色のもってのほかも是非お試しください。とっても美味しいんですよー。
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