簾 満月「バスの助手席」

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バリ島旅行記 自爆テロの発生

2009-09-11 | Weblog
ブログに投稿する「バリ島旅行記」を書いている時、衝撃的なニュースが飛び込んできた。
インドネシアの首都、ジャカルタ中心部の二つの米国系高級ホテルで連続して爆発があり、
「8人が死亡、53人が負傷した」と言うのだ。
爆発が有ったホテルは、リッツ・カールトンとJWマリオットで、自爆テロの可能性が有ると言う。

 【写真:テロを報じる新聞記事】

我々がバリを訪問中は、外国人や外国関連施設を狙った自爆テロを防止するためらしく、滞在先の
「アヤナ リゾート&スパ」でも厳重な警備体制がとられていた。

ホテル入口はバリケードで封鎖され、ポリスと警察犬それにガードマンが立ち、到着する車の
トランクや車両の下部を金属探知機やミラーを使って丹念に確認をしていた。
安全が確認されるとやっとポールが上がり通行できる。

そこからエントランスに至る長いホテル専用道路には、かまぼこ型のふくらみが作られ、車が
高速で駆け抜けないようなバリアが途中何箇所も設けてあった。
エントランスにもガードマンとポリスが犬を連れて立っていた。
そんな光景は、このホテルだけに限った事では無く、行く先々のホテルなどの施設で目にしてきた。
あんなに厳重な警備が行われていたのに、またまた凶行が行われてしまった。

国家警察によると、自爆犯がホテル入口の金属探知ゲートをくぐった時に警報が鳴った。
警備員が「バッグの中身はパソコンか」と尋ね、男が「そうだ」と答えたため、チェックされなかったという。
何とも悔いの残る対応で有る。

“魅惑の島”と謳われ、独特のヒンドゥー教文化の島、バリ。
緑濃い豊かな大自然、息づく伝統文化、洗練されたホテルやレストラン、多彩な民芸雑貨、
スパなどで若い女性たちの圧倒的な支持を得ているバリ島を訪れる外国の観光客は多い。
こんなバリ島が真に平和で安全なアジア屈指のリゾートとして甦ってくれることを切に願わずにはいられない。

死者は、その後の新聞で9人と報じられていた。合掌。(続)
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