簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

ほたて炙り丼(JR乗り潰しの旅)

2014-08-11 | Weblog
 北海道で最初に降り立った木古内でまずすることは、「道内時刻表」の購入だ。
一部本州との連絡列車も記載されているが、基本は北海道内の鉄道を初め、主
な交通機関の時刻が網羅されていて、小型で薄くて軽いので道内を周遊するとき、
これは外せない。



 江差から再び木古内の駅に戻り、本屋にでも行かないと・・・と思いながら、駅の
売店を覗くと、目に付く位置に並べられていた。
半世紀近くも前、「均一周遊券」を持って回った時もこれのお世話になっている。



店番のお母さんに「電車まで50分ほどあるので、「ほたて炙り丼」の店に行きたいの
だけれど・・・」と尋ねると、歩いて5分ほどの店を教えてくれた。



 駅を出て、真っ直ぐにみそぎ浜に向かう道を行き、途中で右に折れると教えられ
た店があったが、残念ながら暖簾も上がっていないし玄関もかたく閉じられている。
仕方なく、売店で頂いていたマップを頼りに、他の店を訪ねてみたが、この店もシャ
ッターを下ろしている。



 直ぐ近くにもう一軒有ったのでそこを尋ねてみる。
店の前まで行くと酔客の賑やかな声が漏れ聞こえてきて、営業中だ。
やっとこれで有りつける・・・と思い玄関を入り「炙り丼できますか?」と聞くと、「予約
販売だから・・」と断られてしまう。



 結局歩き回っただけで駅に戻り、売店の棚に並べられていた「ほたて炙り丼風弁
当」を購入、お母さんにレンジで温めてもらい、寂しくベンチでかき込むのである。

 それにしても「予約しないと・・・」では、降り立って気軽に口にすることも出来ない。
売出し中の名物が、これでいいものか・・・?(続)






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