簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

観光農園 (東海道五十七次歩き旅・山城国)

2024-12-11 | Weblog


 右手に高速道路の防音壁を見ながら、まだ僅かに上っている府道の歩
道を再び歩き始める。
雨が止み一瞬青空を見せ、薄い日差しを差し込んでくれた空であったが、
今又黒い雲に変わっている。風があり、雲の流れも速く、再び雨が来る
のかも知れないと、そんな心配をしながらの歩きである。



 道路の左側に、「勧修寺観光農園」と言うのが有った。
名前からして、お寺が副業に観光農園をしているのかと思ったが、この
辺りの地名が「勧修寺○○町」なのでその地名を冠したものと合点した。



 「たけのこ」と書かれた薄緑色の幟旗が何本も立てられている。
旬を向かえた筍が売られていたらしいが、既に完売の札が店先に掛けら
れている。
その先には、「林亀ぶどう園」等があり、この辺り観光農園や直売所が
軒を連ねている。看板によると、ブドウ狩りや芋掘りが出来るらしい。



 その先の左側には深草ゴルフ場が有ったが、コースを廻るゴルフ場で
はなく、打ちっ放しの練習場のようで、駐車場には可成りな数の車が駐
められていた。

 「深草馬谷町」のバス停を過ぎる辺りから、道の両側には竹薮が目立
つようになる。先程の直売所で筍を販売していたから名産地で、観光
竹林でもあるのかと思ったが、筍掘りが楽しめるとも書かれていないの
でそうではないらしい。



 嘗て東高野街道を高野山に向けて歩いた折、八幡の町外れの「達磨堂
円福禅寺」辺りで見た竹薮は、適度に間引かれ、倒れたり折れたりした
竹の放置もなく、手入れが行き届きさすが観光園らしく綺麗にしている
なぁ・・・と感じ入った事を俄に思い出した。



 しかしここの竹薮は、手が入っているとは思えない程に密生し、伸び
放題で、随分と荒れているように見受けられた。(続)



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