簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

江差線の沿線(JR乗り潰しの旅)

2014-08-01 | Weblog
 木古内を出て、幹線や工事中の高架線と別れると右手に農村公園が見えてくる。
そこを過ぎると列車は、禅燈寺の境内を横切ると言う、全国的にも珍しいスポットを
通過する。
 車窓に木古内川が寄り添う頃、次第に線路の勾配がきつくなり、列車は生い茂る
木立を分け入るように山に向かう。



 エンジン音が高まるが列車のスピードは上がらず、まるで遊園地のトロッコ列車
かと思うほどゆっくりと登り、サミットを過ぎる。
山を下り始めると神明駅だ。ここは寂寥感溢れる駅として人気のスポットでもある。



 湯ノ岱駅ではかなりの乗客が下りて行った。
沿線には珍しい、一寸した町のようで駅から歩いて10分ほどのところには温泉が有
るらしい。又冬にはスキー場もオープンするようだ。
有人駅のここでは列車が行き違い停車する。
ホームでは珍しいタブレットの交換を見ることが出来る。





 駅を出るとすぐに「天の川」駅の駅名標が建っているらしいが、残念ながら見落と
してしまった。JRの正式な駅ではなく、線路わきを流れる天の川(天野川)に因んで
地元の団体が建てたものらしい。
その天の川は神明駅を過ぎたあたりから車窓左手に見え隠れしている。





 沿線の駅は簡素な駅舎が多い。
中にはかつて使われ廃車となった客車や貨車を置いただけの駅も有る。
その駅前に集落らしきものが無い所も多く、利用者が少ない事は容易に想像が付く。
こんなところには、なかなか金はかけられないという事か。(続)


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