簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

ブランド力のある観光地(JR乗り潰し・本四備讃線)

2022-03-16 | Weblog


 ある調査で、「ブランド力のある観光地」を聞いたところ、回答個数
が最も多かったのは「京都」で、以下沖縄、北海道、湯布院、箱根、東
京ディズニーリゾート、屋久島、黒川温泉、軽井沢、そして東京と続い
たそうだ。



 一位となった「京都」の人気は、女性層に置いて相対的に男性層より
も高く、特に50代、60代以上が京都をブランド力のある観光地として評
価しているらしい。
 沖縄は20代~40代の比較的若い年代において、又北海道は60代以上の
年配層においてブランド力が高いと言う傾向が見られたと言う。



 ここで面白いのは上位の「京都」「沖縄」「北海道」と十位の「東京」
は都道府県名で、個別の観光地ではないと言う事だ。
例えば京都なら嵐山・嵯峨野や金閣寺・清水寺、北海道なら旭山動物園・
知床・ニセコ・富良野や小樽など、(残念ながら沖縄にはまだ行ったこと
が無いのでイメージできない)個別の有名な観光地が思い浮かぶ。



 しかしこれらの地域では、様々な個別の魅力ある観光地よりも、その
市街、あるいは県(都・府)全域が「ブランド力のある観光地」として
認知されている。
 このことは逆に言えば、これらの地域のイメージが強すぎて、個別の
魅力が埋もれて想定出来ないか、あるいは魅力的な場所が多すぎて絞り
切れないと言う事ではあるまいか。



 もっとも、湯布院、箱根、屋久島、軽井沢も個別の観光地と言うより
も狭い範囲の地域イメージなのかもしれないが、その点東京ディズニー
リゾートや黒川温泉は、そのものズバリがブランドとして定着し、ラン
クインしている点が中々興味深くておもしろい。(続)


                     (写真は京都・伏見稲荷)

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