今回の旅では、成田線の本線と二つの支線を乗り潰す。
本線は、佐倉から銚子の一つ手前の松岸までの119.1キロである。
支線の一つは、成田と成田空港を結ぶ路線で、その距離は10.3キロ、千葉からは
横須賀や久里浜始発の東京方面からの快速列車が、凡そ1時間に1本直通している。
空港行きは、有名な成田山新勝寺など暫くは成田の市街地を見ながら走り、本線と
別れるとかつて新幹線が計画された名残の高架橋を行く。
沿線は丘陵地帯で緑も多いが、高速道路やホテル、航空会社の施設などが立ち並び、
空港が近いことを実感させる。
やがて地下に潜ると空港第2ビル駅、そこから3分ほどで終点の成田空港に到着する。
さすがに国際空港の玄関口、大きなトランクを押し、出口に向かう旅行客の姿も多い。
改札を出て驚いた。
チョッとしたゲートが有り、係員からいきなり身分証明者の提示を求められたのだ。
旅行者は一様にパスポートを提示しているが、乗りテツにはそんなものはない。
咄嗟に「自動車運転免許証を・・」と思い、財布の中を捜してみるが、乗りテツ
旅行には必要が無いので持ってきてはいない。
あせって、首から下げている“18キップ”を見せるが、笑われてしまう。
ポケットや財布の中を弄りながら、やっと健康保険証を思いだし、提示してやれやれ。
いきなりの予期せぬ出来事に、すっかり気勢を削がれてしまい、早々に折り返しの便で
空港を退散する。(続)
(この旅行記は、「東日本大震災」発生直前に巡ったものです。)
表紙写真 更新しました
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本線は、佐倉から銚子の一つ手前の松岸までの119.1キロである。
支線の一つは、成田と成田空港を結ぶ路線で、その距離は10.3キロ、千葉からは
横須賀や久里浜始発の東京方面からの快速列車が、凡そ1時間に1本直通している。
空港行きは、有名な成田山新勝寺など暫くは成田の市街地を見ながら走り、本線と
別れるとかつて新幹線が計画された名残の高架橋を行く。
沿線は丘陵地帯で緑も多いが、高速道路やホテル、航空会社の施設などが立ち並び、
空港が近いことを実感させる。
やがて地下に潜ると空港第2ビル駅、そこから3分ほどで終点の成田空港に到着する。
さすがに国際空港の玄関口、大きなトランクを押し、出口に向かう旅行客の姿も多い。
改札を出て驚いた。
チョッとしたゲートが有り、係員からいきなり身分証明者の提示を求められたのだ。
旅行者は一様にパスポートを提示しているが、乗りテツにはそんなものはない。
咄嗟に「自動車運転免許証を・・」と思い、財布の中を捜してみるが、乗りテツ
旅行には必要が無いので持ってきてはいない。
あせって、首から下げている“18キップ”を見せるが、笑われてしまう。
ポケットや財布の中を弄りながら、やっと健康保険証を思いだし、提示してやれやれ。
いきなりの予期せぬ出来事に、すっかり気勢を削がれてしまい、早々に折り返しの便で
空港を退散する。(続)
(この旅行記は、「東日本大震災」発生直前に巡ったものです。)
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