簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

石畳茶屋 (東海道歩き旅・遠江の国)

2020-08-05 | Weblog
「旧東海道石畳道入口」の看板に導かれかなりの急坂を暫く上ると、
石畳道が見えてきた。
その登り口右手には、趣のある門構えの「石畳茶屋」がある。



 十年ほど前になるだろうか、初めて訪れた時には石段を登り、門を
潜ったその先には、和風の木造建築が建ち、庭先に赤毛氈を敷いた縁
台を並べたそば屋で、広い板敷きの内部には囲炉裏が切られていた様
に記憶していたが、すっかり様変わりしている。



 和風の瓦葺きの、真新しい建物が建っていた。
「meguri石畳茶屋」と言う、島田市産の肉や卵、野菜を使った料理や、
季節の果物を使ったお菓子を提供するレストランで、聞けばオープン
してまだ間がないという。丁度昼時でもあり、この先峠越え道が続く
ので喰いそびれてもいけないと、休憩がてら立ち寄ってみた。



 一面のガラス戸で囲われた明るい室内は、広い板敷きの間で、大き
なテーブルがゆったりと配置され、モダンに変身した客室で、若い女
性の先客が、既に三組食事をしていた。ガラス戸越しには手入れの行
き届いた庭を見通し、その先には富士山を望むことも出来るらしい。



 昼は白い大皿に盛られた肉とハード系のパン野菜たっぷりの料理で、
それにスープが付くプレートランチの一品だけだという。
結構なボリュームもあり、負担かなと思って頂いたが、柔らかな肉も、
評判のパンもとても美味しく、爺さんには過ぎたる昼食となった。



 茶屋は街道歩きの無料休憩所としても利用できるらしく、トイレや、
レストランの奥には、自由に見学の出来る展示室やギャラリーを備えて
いる(続)





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