簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

十津川温泉(日本一路線バスの旅)

2018-07-20 | Weblog



 平成16年6月に全国で初めて「源泉かけ流し宣言」を行ったと言う十津川温泉
郷は、十津川温泉、温泉地(とうせんじ)温泉、上湯温泉の三つからなり、郷内
の25温泉施設が源泉かけ流しを誇っている。



 今晩の宿を取った十津川温泉は、二津野ダム湖の畔に開けた温泉地である。
温泉の歴史はさほど古くは無く、江戸は元禄年間に炭焼き人夫が源泉を発見し
たのが始まりらしい。
源泉は70度、ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で切り傷ややけどに効能があり、
安全第一な温泉を目指すとし、定期的なレジオネラ検査を行っていると言う。



 周辺は温泉街と言っても食事処や土産物屋が軒を連ねる歓楽的な町並みが
有るわけでもなく、バス停近くに何でも屋さんのようなスーパーが有だけで、
後はどこにでもあるような町のお店だけだ。
こうした至って健全な環境が「国民保養温泉地」として評価を得たのであろう。
ここには湖畔に向き合うように温泉自慢の旅館や民宿等、8軒程が点在している。



 路線バスの停留所の目の前はダム湖が広がり、そのほとりに公衆浴場「庵の湯」
(大人400円)が有る。ここには無料で利用できる足湯や飲泉場が併設されている。
ここから歩いて三分ほどの橋を渡った先には「憩いの湯」(大人300円)もあり、
これらは全て源泉かけ流しの湯である。



 温泉街の旅館や店舗の店先には様々な「のれん」が掛けられている。
その数は30枚を超えると言う。街を歩いてこれらを写メリ、数を集めるとお土産
がもらえるキャンペーンも行っているようだ。(続)



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