まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

弓道三昧

2024-08-10 | 弓道
「三昧」(さんまい)(ざんまい)仏語。雑念を離れて心をひとつの対象に集中した状態をいう。
「昧」マイ。暗い。明るくない。おろか。道理が分からない。
昧だけでは、あまりいい印象ではないけれど。
ただひたすら的に向かって弓を引き続けているって、他の競技から見たら暗いかも。

「8月の修練会は欠席者が多いので中止します」ねんりんのお世話をして下さっているKさんからのLINE。
今更、「強化練習」とは言わない。高齢者のため強化は難しい。
わたしも、今更強化されても、強化という言葉は似合わないし、合同練習と思っていたが、「修練会」とは、なんと良い響き。熟練者の皆様に似合う言葉。

10月のねんりんピックのために、鶴来で月1回合同で稽古をしている。
稽古日は火曜で、わたしは勤め先が休館日なので都合が良い。
他の方も毎日が日曜日というわけにはいかない。
仕事をしている人の方が多い高齢者である。
最近は70歳くらいはまだ働き盛りなのである。

月1回だが、午前中に修練会をして、午後3時半から高校へ指導に行って、夜8時から加賀市の仲間と再び稽古。
一日に3回弓を引いているということは、弓道三回ではなく三昧という。
週三回、加賀の仲間との稽古はまた楽しい。
称号を目指す後輩が増えてきて嬉しい限りだ。

弓を引いている時は疲れ知らずだが、さて夕飯の支度、掃除、洗濯となると、どっと疲れが出てくる。
嫁というのは、言い換えると「無給の家政婦」なのである。
料理人、運転手、御用聞き、三拍子そろうと三昧かな。





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2 コメント

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充実した三昧 (今千葉)
2024-08-11 08:46:43
こんにちは。充実した弓道(求道)生活ですね。
さて、三昧ですが、サンスクリット語サマーディー(samadhi)の音写で、静かに座って身も心も動かない状態を言います。
サンスクリット語の音写ですから、ここでは漢字の「三」や「昧」に意味はありません。
ですから1日3回でなくても、例え1回でも集中して弓を引かれたら、三昧でよろしいと思います。
勿論、3回も三昧に入られたなら、それはとても素晴しいことだと思います。
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なるほど (まこ)
2024-08-12 08:41:51
今千葉さん
なるほど、よくわかりました。
そのことばかりしている状態を三昧と思っていましたが、数分でも集中したら三昧なのですね。
もちろん、三回を三昧と思っていたわけではありませんのでご了承を。
かけ言葉のつもりでした。

国語辞典と漢和辞典にはサマーディのことは載っていませんでしたから大変ためになりました。
さて、暑いサマーディが続きます。
このサマーディも、違いますね。
悪しからず。
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