まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

我が家の椿

2025-04-03 | 
我が家に椿が4種類あることを今年初めて知った。
恐ろしい話である。会社に勤めている間に、婆様がせっせと植えたらしい。
いつも庭の草むしりもし、剪定もしているのに、一斉に咲いているところに出くわしていない。



家を建ててから25年。
その間、殿と婆様に庭を任せていたが、殿が亡くなり、婆様も足腰弱ってきて、隅から隅までかまうようになって久しいのに。
毎日、気ぜわしく暮らし、気付いたら花が散っていて、あらあらと思っている間に、草が生えだす。

2枚ずつ撮ってみた。
きっと、それぞれに名前があるに違いない。















ヒヤシンスや水仙も咲いている。




わたしの植えたチューリップが、いよいよ顔を出してきた。






黄砂に吹かれて

2025-03-30 | 暮らし
先日、黄砂がやってきた。
TVでの予報に、黄色と赤のもやもやが日本全土を襲う図が示されて、赤いところに突入したら「赤砂」になるんかい。ってな気持ちだった。
花粉症の友達は難儀していた。黄砂と花粉の二重苦。
外出は控えましょうって言われると、ついつい素直なわたしはおうち時間に専念するチャンネルになって、前から気になっていた外にある椅子を玄関に置く作業に入った。
前に、玄関で立ち話になって、年寄りとはいえ男性であることから家にあがってもらうのもどうかと思ったことや、先輩の家の玄関に椅子があって、ちょっと座って待っとってと言われたら楽だったこと、ちょっと腰かけて靴ひもを結ぶことができること。
高齢モードの玄関の必要性を感じたのである。
ほったらかしにしてあった椅子を、金たわしでこすった。


ペンキ塗り作業は、ウッドデッキで行った。
ウッドデッキもいよいよペンキを塗る必要があるので、そこで作業する。


さて、着なくなったTシャツを座布団にした。
腕がレースのスケスケで、今更スケスケの腕を人に見せるのも似合わないの
で、裏に白い布を充てて縫う。


さて、三日後、玄関で自然乾燥を待っていた椅子に座布団を。
毛糸の座布団も可愛いかなと。
ようこそ。。。お越しくださいませ。


少々お待ちください。お雛様は4月まで飾ります。




ざわつく音楽会

2025-03-29 | TV
久しぶりに土曜に休みがとれた。
昼食後のんびりTVをつけると「高嶋ちさ子のざわつく音楽会」を、やっていて、柳沢慎吾がトランペットを吹いていて、その一生懸命さに涙が出た。
最近は、涙腺が緩くなったようで、先日もNHKのど自慢で車椅子の女性が「十五の春」を歌ったのを見て泣けた。
素晴らしいプロの演奏もさることことながら、お馴染みの芸能人が挑戦するのを観ていると、親心のような気持になってしまう。
また、その地域の高校生吹奏楽部の演奏も心をうつ。
一生懸命楽器を奏でて、その音を届けるというのは感動ものだ。
高橋克典のチェロ、中山秀征のクラリネット、柳沢慎吾のトランペット、高橋茂雄(サバンナ)のサックス。彼のサックスは落ち着いていて、楽器って人柄がでるのかなあと思えた。
上石原良純のトロンボーンは4年越しの頑張りとのこと。
続けるとそれなりに成果が出来てくるらしい。

同じ「ひく」という言葉でも、弾くと引くでは大違いで、わたしが弓を引いても誰にも感動してもらえない。
かといって、音楽的才能もないので、今更楽器もできない。
長くやっていて、的に中るかと言えばこれまた難しい。
弓道の成果とは、万人に出るとは限らないようだ。
何が楽しくて、禅問答みたいな弓を引き続けるのか。
でも、辞めても何も出来ないしね。
今夜も弓を引くか・・。せめて自己満足できればいいけれど。
試合になると、心がざわついてくる。
「ざわつく弓道大会」では、誰も拍手をしてもらえない。
久しく、皆中もしていないので、拍手ってねえ。憧れるよね。



春立ちぬ

2025-03-25 | 
少し前にフキノトウが採れて、天ぷらにした。
その後すでに花開いて、いわゆる「とう」が立った状態になる。
薹が立つって、花の茎が伸びてくることで、蕗の薹ってそのまま薹の字を充てるということは、まさしく薹がたちやすい。
人間も、若くてかわいい時期を過ぎると、とうが立ったと言われるが、婆さんになると、立つ薹もなく萎れるだけなのかと、ここで鳥肌が立つ。
美しい話をしなくては。
春立ちぬといえば立春で、立春と言えば「春は名のみの風の寒さや~♪」


職場の裏庭にヒメリュウキンカ。



キクザキイチゲ。



今から、野山にたくさんの花が咲くだろう。
花は毎年綺麗に咲くけれど、人はそうはいかない。
しかし、もう一花咲かそうと思う。なので筋トレを始めよう。
ひと花咲かせるには体力がいる。
花を咲かせると言えば、姥桜って年を重ねても美しく色気があることで、そう呼ばれたら嬉しいことなのだけど。姥という字がいい印象ではないので勘違いされやすい。やっぱ、姥ってねえ。もっと素敵な言葉がないかなあ。
誉め言葉と言われてもねえ。
「いやいや、あなた姥桜じゃないです」って、言われそうだ。
散ってしまった桜かいな。
つまらないことを考えていないで、今日も道場へ行って筋トレですよ~。
矢を散らしてはいけませんよ~~。



飾りじゃないのよ~

2025-03-18 | 暮らし
春は名のみの・・・
春とは思えない寒い日が続く。

昨年、12月に種をまいて、やっと大きくなったが、畑のようにはいかない。
飾りじゃないのよ~♪ レタスはぁ~はっは~
ほんの飾り程度にしか育たないけれども、弁当のあしらいくらいにはなるかもと。

12月1日に撒いたミックスレタスの種が、12月21日に芽を出した。


1月から2月にかけて、なよなよの葉。
寒い時期に、部屋の中は暖かいとはいえ、朝晩は冷えるしね。


こんなでは、あしらいにもならない。
肥料を足しても、植木鉢では無理ですね。
太陽も窓辺でも弱いし。
いくら、葉野菜が高いからと言って、これは無理かも。

それでも、3月になって少し陽が当たるようになったら、元気になってきた。


ついに、弁当デビュー。少し採るとまた出てきていい感じ。
食べる観葉植物ということにして。
部屋に緑はいいものです。
しかし、昨日も今日も寒い。
朝の弁当箱に、飾りじゃないのよ~といいつつ、飾っている。




レシートを拝見させてください

2025-03-12 | 暮らし
職場の備品やコーヒーなどを買う時は、自分の買い物のついでに買う。
レシートを分けるので、有人のレジに並ぶと、精算機に2回行ったり来たりしなくてはならないので、いつもセルフレジで精算する。
しかし、この行為は出口で店員に声をかけられる恐れがある。
先日、トイレットペーパーを買った時、このようなことがあった。
「お客様、レシートを拝見させてください」
よくあるTVドラマでの万引き犯に声をかけるシーン同様。
怪しいと思われやすい。1回目の品物を通していないと見られたに違いない。

以前も職場のコーヒーを買った時に店員がレジのとこへ飛んできた。
レジ袋の中身を覗いて「全部通しましたか?」って。
わたしが怪しい人物だと見咎めたわけだ。
レシートを見せれば「嫌な思いをさせてすみません」と言われ、こちらに非がないことを証明するが、本当に嫌な思いだ。
セルフレジで、職場の物と、自分の買い物を分けて2度レジを通すのは悪いことなのかと尋ねた。
「できれば有人のレジで」というのかと思ったら、「レシートを見せてもらえればいいです」と言われたが、呼び止められるのは嫌だ。

お客様を待たせないために(人件費削減のために)
「セルフレジで自分で清算して」と促しながら見張るんならレジやって。と言いたい。有人レジは列が長い。
いつから「お客様は神様ではなく万引き犯と思え」ってことになったのか。

レジゴーにしても、いくつ買ったか常に自分でもチェックしなくては、ゲートで数が合わなかったら嫌なので、たくさん買う時はレジゴーで買い物をしない。時折、かごに無意識に入れそうになるのも怖い。
故意にやらなくてもそういう人がいると聞く。
人件費削減して、お客さんを疑いながら見張るってどうよとも思うが、セルフレジやレジゴーでの万引きも多いのかもしれない。

しかし、怪しまれるって最悪。
皇室育ちのわたしになんてこと!!とも思う。
次回は邪魔くさくても人のいるレジを通るべきかも。
あるいは、呼び止められる前に、1回通した後、「2回目入りまーす」って先手を打つとか。
ほんとは、見張る仕事も嫌だろうと思う。
その人たちの為にも、紛らわしいのは迷惑だろう。
買い物するにも緊張感を持たなくてはならないと思う。

3月11日のマーラー

2025-03-11 | 暮らし
NHKでやっていた「感想戦 3月11日のマーラー」
東京すみだトリフォニーホールで行われた東京フィルハーモニーの定期演奏会。1800人の観客予定でチケットは完売したが。
将棋や囲碁の対局後に行われる「感想戦」のスタイルで、当日会場にいた指揮者・演奏者・観客の証言をつむぎ、奇跡の夜の出来事を振り返る。
東京では震度5を観測。94人のオーケストラと、観客105人。
当時の演奏者と観客が語る。いわゆる感想戦である。
この感想戦を観る視聴者の多くは自分のあの日を思い出して、感想戦に加わっている気がする。わたしのあの日もそこにある。

NHKプラスでの言葉
「将棋や囲碁の対局後、勝者と敗者が棋譜を並べ直し勝負について語り尽くす感想戦。それは時に実際の対局よりもエキサイティング、終わったからこそ語られるストーリーがある。2011年3月11日、決行された新日本フィルのマーラー交響曲第5番。悲しみと祈り、深い感情が込められた歴史に残る名演奏となった。たった105人の観客の前で演奏された伝説的な夜を、残された映像と当事者の証言によって感想戦という形で再現する。」
しみじみと沁みる感想戦だった。

その日、日本中の人々は、震災をどこで知ったかを思い出すと思う。
神戸の時もそうだが、揺れた記憶がありその体験は個々に身体に留まっている。
被災していない者でもその時のショックを、鮮明に思い出す。
被災者にとっては想像を超える辛さだったに違いないことに気持ちを寄せる。

14年前の3月11日、入院していた娘と生れたばかりのmomoを迎えに病院へ向かっていた時だった。
2月20日に孫のmomoが産まれた。一旦退院したが、娘の体調が悪く母娘ともども再入院した。産婦人科では生まれたばかりの赤ちゃんをおいて母親だけの入院は困難だろうとの計らいだった。お陰で退院を迎えた。
その日は、娘婿が仕事で迎えに行けないということで、会社勤務していたわたしは、半日有休を取って残務を終えて、約束していた3時に間に合うように小松の産婦人科医院に向かった。
その時、車のラジオで地震の放送がけたたましく流れた。
尋常ではない感じだ。仙台の被害状況・・と流れて来たので、夫の叔父が仙台にいるので心配だった。
病院に着くと、すでに帰る用意を終えている娘とわたしは、病室のベッドに腰かけてTVに映っている津波の様子を観た。
信じられない光景が映っていた。
生まれたての孫と、病み上がりの娘を載せて走ることに緊張した。
翌日、夫がやっとつながった電話で叔父が無事だったことを知りほっとした。
叔父は避難所で、避難してきた人のお世話をしていたそうだ。

わたしの職場では、N氏が大船渡のセメント工場へコンベヤの点検に行っていて、何日も戻らず心配していた。
ようやく帰ることが出来て、職場の朝礼で大船渡の事を語ってくれた。
N氏達は工場の担当の方に、午前中に点検を終わらせてほしいと急かされた。大急ぎで点検を終え、遅めの昼食を摂り午後2時には仙台のホテルに戻ったそうだ。
ホテルの部屋でくつろごうとした時、ドンと揺れて、部屋の中にあった椅子が廊下に飛び出た。
工場は津波に遭い担当者の安否が知れず、そのことを話しているN氏は涙ぐんでいた。担当の〇〇さんが午前中に終わらせてと言ったことで、自分たちは助かったのだと。
避難所で悲惨な状況の人々をみるにつけ、自分たちは帰るところがあるということが申し訳ない気がしたとのこと。

3月11日が来ると思い出す。
そして、わたしたちは昨年の1月1日に、震度5の地震を体験した。
能登は震度7であった。
その日の事は、何度でも思い出し災害に備えなくてはならない。
とはいえ、来てほしくないと思う。
日常のありがたさを思う。



電車で金沢へ行く!

2025-03-09 | 暮らし
金沢駅前のホテルでの県弓連の祝賀会へ行くのに、道場の先輩や仲間たちと時間を合わせて行くことになった。
大聖寺駅から行くので、IRフリー切符を買ったらいいよとのことで、昼前に買いに出かけた。大聖寺駅は無人駅になったので温泉駅で購入する。
加賀温泉駅前の30分まで無料の駐車場へ停めて、先日も名古屋行の切符を買った窓口へ行くと「ここはJRなので、IRは北口へ行ってください」と、言われた。
そうだった。駅は今迄のように窓口が同じではないのだ。

これなら、反対側に車を停めた方が良いかもしれないが、家から行くと踏切を越えて反対まで行くという行き方は何十年もの習慣の中で選択肢にない。
息を切らして速足で高架下をくぐり向こう側の階段を上ってIR窓口でフリー切符を買いICOCAで支払おうとしたら、現金のみだという。
交通系の窓口で交通系のカードが使えないとは何ということ。
割引の切符だからカード会社に上前をはねられたくないのかなと勝手に思いながら1000円支払う。
今回のこのお得な切符があることを知らなかった。ちょっと息を切らして購入しても十分満足。後輩の情報に感謝。

 県内全線開業記念「IRいしかわ(全線)1日フリーきっぷ」
・県内全線開業にあわせ、特別価格で発売します。※2,000 枚限定
・大聖寺駅~金沢駅~倶利伽羅駅間の普通列車が1日乗り降り自由
但し4月15日までだ。おまけに、改札を通してはいけないのだそうだ。
駅員に見せて通るので関所の通行手形か。なんと古い例えか。
明治か!江戸かっ!

さて、ちょい置きの駐車場に戻り、車室番号を押すが、何回押しても「車室番号を押してください!!」と、言う。そのうち、後ろに二人連れの若い人が並ぶ。仕方なく、何回押してもダメなんですというと、若者が自分の車室番号を押したが、反応は同じだった。結局、その人が緊急電話をかけてくれた。
「そのまま出てくださいって」??入庫を感知しなかったようですって。
ありえん。「また同じ所に停めたらいいのかな」って笑ってしまった。
電話をかけてくれたので、お礼を言って別れた。
どこでどのように見張っているのか、見上げると確かにカメラがいくつかあるが、こういうのも信用できない。おまけにトラブった時にひとりだと右往左往してしまいそうだ。
しかし、学んだ。30分以内だったらそのまま帰っても無銭駐車にならないと思う。
無銭?無賃だろうか。
フリー切符1000円のためにえらいこっちゃ。
960円のお仕事をしたということだ。
いつものようにICOCAでピッ!のほうが楽だったりして。


デブリ

2025-03-09 | 暮らし
通販生活に「カタカナ語辞典」というのがあって、2022年度版と2023年度版が手元にある。カタカナ語が増える一方なのでこれは重宝する。
小学生の孫でもコラボだとか「コスパいいね」だとか、使うし「エモイ」なんて女子高生が言う。
しかし、辞典に載っていないが耳にタコな言葉が「デブリ(溶けた核燃料)」だ。
ついでに言いうなら、コロナの時の「パンデミック」とか、忘れられないカタカナ語が増えていく。

今日の中日新聞に「最悪レベルの事故から14年 福島第一原発と被災地」と、いう特集で、除染で発生した膨大な汚染土が巨大な丘になっていることを写真で説明していた。
考えても考えても分からないことがある。
小学生の時に、六ケ所村に使用済み核燃料を集めると習った。そして永久に放射能は消えないんだと先生は力説した。わたしたちは、そんな危ないものを作って捨てて積み上げていくのはおかしいと思った。
小学生の時、強く思ったのに、大人になるにつれそんな気持ちが薄れてきて、危ないと知りながら、知らぬふりをする大人たちに紛れてしまった。
この記事を見ながら、大人から見て、ひとりの人間として数えてもらえないような小学生の小さな自分が悶々としていたのを思い出した。
今も小さいままで、悶々とした気持ちは続く。

遅ればせながら

2025-03-03 | 暮らし
2月はリフォームや、中日本女子大会に名古屋へ行っていて、お雛様を出すのが遅れた。
まあ遅れても、もう嫁に行く者もいないのだが、とりあえず1年に一回は顔を拝まなくてはと慌てて出した。
いつものように玄関に飾ると、家の中が華やかになる。
夫婦そろって、年を重ねるっていいよね。
娘の年齢のお雛様だ。
殿の命日も今年で10年を迎える。