カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【初・インドの道】 ~バラナシ①~

2005年01月24日 21時37分00秒 | 北インド / NOUTH INDIA
■親切な人? 下心ある人?■・・・インドを旅するに当たって、これを見極めるのが重要だ。

バラナシ駅に列車が着いたが、旅行会社の人がいなかった。
仕方なく旅行会社へ電話をかけ、バラナシに着いた事を連絡した。
しばらくして、ラヴィと言う青年が迎えに来た。ビックリしたのは、迎えはタクシーでなく、
バイクだった事だ。私は10キロもあるバックパックを背負っている。
このままバイクに乗ったら、ひっくり返りそうで危ない・・・。
心配をよそに、ノーヘルのままバイクに乗せられ、連れて行かれた所は旅行会社だった。

①迎えに来ていない。②バイクで迎えに来た。③ホテルではなく、旅行会社に連れて行かれた。
この段階ですでに、バラナシの旅行会社に対する私の印象は、かなり悪るかった。
デリー、アグラー、カジュラホー、バラナシと旅して、旅行会社の人であっても、
日本人の感覚で考えてはいけないと、わかってきていた。

バラナシの旅行会社の社長は、グプタと言った。
私は観光のための車だけを手配し、ガイドは要らないと言った。
するとグプタは、ラヴィと言う青年を指差し、このボーイは無料でつけてやる、と言った。
私は(めんどうくさいので)要らないと言ったのだが、車とセットだからと押し付けられた。
  (・・・「タダほど高い物はない。」って事を、後で思い知らされるのだった。)
ラヴィはバラナシ・ヒンドゥー大学の学生だった。まぁ見習いってところらしい。

もう一つ手配を頼んだのは、バラナシからガヤー、ガヤーからコルカタまでの
鉄道のチケットだった。自分で手配するとなると1日がつぶれてしまう。
多少の手数料を払ったとしても、時間と手間を考えたら、その方がトクだった。

しかし、希望通りのチケットは取れなかった。
ホテルにグプタとウメサと言う人が、チケットを持ってやって来た。
満席で取れなかったので、バラナシからコルカタまで直通で行ってくれという事だった。
しかも、チケットはウェイティング・ナンバーが印刷されていた。
  (キャンセル待ちのチケットって事です。)
おいおい・・・、これじゃ席がないかもしれないじゃないか? そう言うと、さすがはインド人だ。
「ノー・プロブレム。」と言う答えが返って来た。

その上、ウェイティングのチケットにもかかわらず、手数料を316ルピーも上乗せして請求してきた。
ずいぶん足元を見られたものだ。さずがに高いとは思ったが、
文句を言ってもめたとしても、気分が悪くなるだけなので払った。

後からラヴィに聞いたのだが、通常の手数料の相場は50ルピーらしい。
ラヴィは、ウメサは別の旅行会社の人だからそんな事をしたのだと、かなり怒っていた。

おまけに、ホテルは3泊予約してあったのだが、2泊しか予約されていなかった。仕方なく払ったが、
念のため、先日のカジュラホーの車代とこのホテル代を日本に帰ったら請求する、
と言う内容の葉書を日本の旅行会社へ送っておいた。

              

to be continue.
コメント
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