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この日も痛みは和らぐ気配もなく、私を痛めつけましたので、
ベッドから動く事が出来ませんでした。
しかし看護師さんはそんな私に対して、
容赦なくリハビリへ向かわせようとします。
午後からベッドの脇に立つようにとの事・・・厳しい。
なんとか痛みをこらえながら立ち上がったのですが、
とたんに世界が回りました・・・・貧血です。
寝たきりの時間は私の体力を、思った以上に奪っていました。
今日は立ち上がるだけで精一杯のようです。
また長くてツライ一日でした。
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夜中に激痛で目が醒め、しばらくお腹をさすっていたところ、
いいタイミングで看護師さんが見回りにきましたので、
痛み止めの筋肉注射を打ってもらいました。
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午後になり、また恐怖のリハビリの時間がやってきました。
昨日のテツを踏まないように、急に立ち上がらず、
まずベッドに座った姿勢を数分間キープし、
次に立ち上がりました。15分くらい激痛と格闘し、
なんとか一人で立ち上がる事ができました。
看護師さんに身体を支えられながら、
ゆっくりゆっくりすり足で前に進みました。
老婆のような前傾姿勢で10m位歩きました。
手術後、初めて水を飲みました。
その後、尿管を抜いてもらいトイレまで行きましたが、
往復で10分以上もかかりました。
しかしこの歩行訓練が良かったのか?
この日の夕方位から痛みは和らいできたのでした。
痛みがある間はずっと、37度台の後半の熱が出ていました。
「頑張れ私の身体!」と身体の中で戦ってる自分を
自分でそう励まし続けました。
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毎日ほんの少しずつですが、回復してきているようです。
◆ 麻酔とお酒の関係 ◆
お酒をよく飲む人は確かに肝臓での薬物代謝が早かったりして、
静脈麻酔薬が効きにくい可能性はあります。
しかし、全身麻酔で通常使用されている吸入麻酔薬に関しては、
関係ありませんので麻酔がかかりにくいということはありません。
ただ長期間の大量の飲酒などで肝機能が低下しているような場合は、
薬物の代謝が遅れて覚醒遅延になる可能性があります。
と言うわけで、1ヶ月前から禁酒して備えた私の努力は、
何の意味もなかったと言うわけです。(笑)
◆ 麻酔と煙草の関係 ◆
喫煙者は術中、術後の痰の量が多い傾向にあります。
また、自分だけでなく、家族に喫煙者がいる家庭では、
呼吸器合併症の頻度が高いという報告があります。
問題があるのは、お酒よりは煙草ですね。