カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

インドで緊急入院。(その②)

2012年06月14日 23時20分59秒 | 病気 / SICK
ムールチャンド病院はデリーの南部ラジパトナガルにある。
そもそもはパキスタンのラホールにあったのだが、
インド独立に際しインドにもという事で設立された歴史のある病院である。

古い病院ながら改装したばかりなのか、清潔だった。


■ 病室について ■

病室は二人部屋だった。1泊3500Rs(約5250円)。
他に4人部屋、2人部屋、VIPスィート、
IGスィートがあった。(それぞれの料金は未調査。)

インドならではで、室内にバスルームも完備。
日本と遜色のない電動ベッド、長椅子、ロッカーあり。
私は窓側だったが、開放感があって良かった。

VIPスィートは病人のベッドの横にソファセットがあり、
隣部屋には家族用のベッドが2つあった。
IGスィートは何の略かは知らないが、
医療設備が整ったICUの様な部屋だった。


 点滴の棒がベッドに固定されているのも不便で、
トイレの度にブザーで呼んで点滴を止めてもらう必要がある。
また、外した担当者がその場で待っている事もないし、
ころあいを見て戻って来る事もない。
再度ブザーで呼ばなければ来ないと言うのもインド的である。

 インド人は患者1人に少なくとも4人は家族が付き添うので、
2人部屋の方が良いだろう。ヤツラはTPOを考えないので、
病院であろうがどこであろうが、
そこが自宅であるかのように振舞うので物凄く煩い。
1週間で4人変わったが、全て同じだった。

 「黙れ!ここは病院です、あなたの家ではありません。」
と言っていいかと同僚に聞いたら、
 「それは、ちょっと・・・・」と言われた。

 特に最終日は最悪だった。
夜中の1時過ぎに入院してきたのだが、煩い事。

その患者は中学生位の女子だったのだが、
これが最低のガキで点滴の度に大声で泣き叫ぶのだ。
確かに看護師の技術が低いため大人の私でも痛みはあった。
しかし毎回毎回、大げさに泣き喚くのはどうなんだ

日本じゃあなた位の年の子はこれくらい我慢できるし、
もう大人だから泣かないよ。と言ってやりたかった。
家族も家族で全く駄目だった、インド人の辞書にない言葉は多いが、
我慢、辛抱、躾け、TPO、もない。


 清掃は朝晩2回やってくるが、これもインドで・・・
やってはいるが汚れを見つけて綺麗にするというのとは違う。
四角い部屋を丸く拭く・・・。
まぁ・・一応やってる・・それだけである。

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コメント (4)
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