カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

インドで緊急入院。(その⑤)

2012年06月17日 21時48分59秒 | 病気 / SICK
オリジナル・サウンドトラック
「白い巨塔」
クリエーター情報なし
Geneon =music=


■ 医師について ■

主治医の回診は午前と午後に一回ずつある。
お爺さんの偉そうな先生と30代の先生がやってくる。

会話は英語であるのだが、私は英語もヒンディー語も話せないので、
 私の語学力はどちらも3歳児程度)
最初は同僚が24時間を2交代体制で付き添っていてくれた。

もっとも一人で動けず嘔吐しすぎて声も出ない状態で、
苦手な会話に頭が回転するはずもない。

それでも専門用語なのか誰が通訳してもかみ合わない事があった。
それはトイレの回数であった。

日本人でもインド人でも「トイレの回数は?」と通訳してくれたのだが、
ある日「どう言う状態になったら退院できるのか?」と言う質問に対して、
「トイレの回数が普通になったら。」と言う答えが来た。

そこで私は考えた・・・・・。

「トイレの回数は?」に対して、
純粋にトイレに行った回数を答えていたのだが、
25℃程度に保たれた涼しい部屋で、常に点滴を入れて、
水分を十分に取っていれば、
昼夜問わず2時間に1回はトイレに行く計算になり
「1日回」と言う答えになる。

しかし、先生の答えは「多いな。」となるのだ。
そこで、一人になった機会に思い切って「回」と答えてみた。
すると「いいぞ。」との答えが・・・・・。

どうも「トイレの回数」ではなく「 便の回数」だったようだ。


■ その他 ■

毎日フィードバックの担当者が来る。
医師やナースの対応、掃除、シーツ交換などについて質問されるのだが、
細かく答えられないし面倒なので「OK」と言った。
その後に日本語でインドレベルだけどね。とつぶやいたけどね・・・。

最終日には評価シートの記入を依頼される。
まぁ正直に書いた。

掃除は1日2回、シーツ交換は毎日午前中に行われる。
動けなかった初日のみ、身体を拭いてくれた。
 暖かいタオルでもなければ、丁寧でもなかったけどね。

午前中には、その他に何だか解らないオバちゃんの訪問もある、
なんなんだろう

 食事担当者がメニューのお知らせに来るのだが、
この時に一応の希望を伝える事もできるが、
回復具合によって受け入れてもらえない事が多い。

「パラタが食べたい!」希望は却下された。


まぁ一応サービスには気を使っているようだが、
 所詮はインドレベルである。


 それでも、今後また入院するような事があれば、
迷わずムールチャンド病院にするつもりだ。

最大の理由は我が家から近い事。
値段から考えてサービスが著しく悪いわけでもなしいし、
今回の入院でインドの病院のレベルも把握できた。
新しく他の病院にチャレンジするより知っている病院の方がいい。

それと会社の提携病院なのでキャッシュレスなのも嬉しい。
まぁ精算に時間はかかったが、
それは病院の会計のせいもちろんあるが、
我が社の保険代行会社の方の問題も大きい。

今回、自腹で払ったのは緊急入院費用の
約3000Rs(約4500円)のみである。
総額で6万Rs(約9万円)は保険で賄われた。

それからカルテであるが、さすがに今回ばかりは、
私のカルテは作成されていたのだが、退院の時に全てを返却された。
やっぱり病院側では管理しないようで・・・・。
データとして保存はされているだろうけれど。

 ≪ 関連記事 ≫ 

インドで緊急入院。(その①)
インドで緊急入院。(その②)
インドで緊急入院。(その③)
インドで緊急入院。(その④)

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