■ 病院食について ■
これも極めてインド的であるのだが、
朝時を過ぎると紅茶が出る。
通常はミルクティ(チャイではない)だが、
ホットミルクは私の胃には優しくない(胸焼けする)ので、
ミルクなしにしてもらった。ビスケットが付く事もある。
病状にかかわらず出るのにはビックリする。
そして、朝、昼、夕方の3回出る。
食事と食事の間にスープが出るのにも驚いた。
これも病状にかかわらず出るのには、ホンマにビックリする。
しかも毎回、調味料付き。濃い味は身体に悪いのでは
さて、食事だ。
まる日間固形物を取っていない私に出された最初の食事は、
インド食だった。まぁインド人が病気のときに食べる物だ。
キチュリ(粥の様な物だがスパイス入り)、ダリヤ(同)、
ジャガイモのカレー煮、つまり黄色い物が品。
ヨーグルト、キール(牛乳の甘味だがスパイス入り)。
まぁどう見ても無理だ。
絶食日明けの日本人にカレーは拷問だ。
どうにかヨーグルトだけ食べたら付き添いのインド人が、
病院の食事は良くなる様にできてるから食べろ!との指令が・・・。
無理やり数口食べたとたん・・・・・
見事に全部・・・・戻してしまった。
翌朝の回診時に爺さんの先生に言ったら、
「すぐに食事の責任者を呼べ!」と怒った。
直後から一応嗜好を聞き入れてくれて、
朝はトーストに変わった。最初は食欲もなかったので、
差し入れのバナナやオレンジ、キウィなど食べていた。
他の2食は白いご飯(インディカ米)スパイスなしの野菜の煮物、
ヨーグルト、カスタード、パパイヤなどに変わったのだが、
インディカ米は硬すぎるので私は全く受け付けなかった、
食欲が出てからは日本人の友人達にお粥の差し入れをお願いした。
これは非常に助かった、日本人には日本米のお粥が重要である。
時間だが極めてインド的で適当な時間に運ばれてくる。
最大で2時間の誤差があった・・・・。
入院中の楽しみと言えば食事だけである。
もう少し何とかならないものか
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