カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの人々】 ~ アグラー① ~

2012年08月30日 22時49分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
アグラーでタージマハルに行った後、
ガイド氏の案内で、近所にある土産物店へ行った。
特別にリクエストしたわけではないのだが、
ちょっと見てみたいと思っていたのも確かである。

ガイド氏の名誉のために言っておくが、
彼は我が社が良く使っている日本語ガイドなので、
強引な所も、しつこい所もなかった。

そこはかなり大きな土産物屋で、
象嵌細工以外に宝石や衣類などもあった。

さて、象嵌細工であるが、大理石で象られた模様に合わせて、
色とりどりの宝石を嵌め込んでいく、精巧で美しい技法である。
タージマハルの各所に見られる。



大理石に図柄を掘る工程とその図柄に合わせて
宝石や貝殻を削って嵌め込む工程とに分かれる。

                      

上部写真の彫師は適当に掘っているようだが、
嵌め込み師は、図案に合わせて色が微妙に違う天然の石や貝殻を選び、
その経験と指の感触とで素材を削り、嵌め込む繊細な仕事だ。



その細かい石を接着剤で貼り付け、
最終的に全体を磨き上げで完成となる。

 なんと一日に花2つほどしか完成できないだそうだ。

大理石はとても硬く薄く見えるテーブルでも、
丈夫で食物の色も染み込まないと言う。
透明度に優れているので、ランプシェードにも良い。

象嵌細工ピンク&イエロー
ブロンズカラーステンレス
アンティークポケットウオッチ
クリエーター情報なし
Prashanthi


なおこの店で一番安い物は、直径5cm程の小物入れであったが、
それでも2000Rs(約3000円)ほどした。

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コメント
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