カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~バーフバリ 王の凱旋~(日本語字幕版)

2018年05月05日 23時00分59秒 | 映画 / MOVIE
昨年の一時帰国中に日本で前編を日本語字幕で観た。
その後インドへ戻って後編を観た。

たまたま今年の一時帰国する際にJALを利用したのだが、
機内上映で後編を日本語字幕で観る事ができた。
帰国してみれば・・・劇場でもやっていた・・・。

一回ヒンディー語で観ているので、
その時の私的解釈が妄想だったのかどうかが解った。

どんな言語でもそうだと思うが、
母語以外の言語の解釈はその国の歴史や宗教、文化だけでなく、
社会情勢や習慣など多くを知らないと非常に難しい。
たとえ言語が理解できたとしても。

私の場合は言語より先に言語以外の事柄の理解から入っているので、
最近は多少なりともヒンディー語が分かってきた事もあり、
なるほどと思う事も増えてきた。



さて、前編を日本語字幕で観た私は、
インドへ帰ってヒンディー語版で後編を観た。
そして日本語版でそのおさらいをした。

ストーリーは前回書いているので、
ここでは解説と感想にとどめる。

主人公バーフバリとその家族(伯母、伯父、従兄弟、妻、子)以外に
最も重要な役割を果たす重臣カタッパ。



後編は王の座をめぐるバーフバリと
その従兄弟バラーラデーヴァとの闘いがメインである。

どこの国でもその昔は王位継承をめぐって、
血を地で洗う争いがあった。
ムガル帝国の第6代皇帝オーラングゼーブは自分の即位のために、
兄弟をみな抹殺しているし、日本の戦国時代も同様であった。



まずバーフバリがめでたく嫁を娶って国へ帰るはずが、
ひともめ。そしてその嫁デーヴァセーナを巻き込んで、
様々なトラブルが巻き起こる。

重要な役割を担うカタッパの心の葛藤にも注目したい。
細かい所は私のヒンディー語力では理解しきれなかったのだが、
日本語版で理解できた。ありがたや日本語字幕。

戦争シーンは無茶苦茶なほど大掛かりな仕掛けと、
インド映画ならではの荒い部分が相まっている。
歌って踊ってのボリウッド映画ではないインド映画も観て欲しい。

2回目だと心に余裕を持って観る事ができるし、
1回目に意識がいかなかった所にも気づく事ができる。
と言う訳で、日本滞在中にインド映画の上映があれば、
どんどん観に行くつもりだ。

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