カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

クリード2「炎の宿敵」。

2018年12月02日 21時29分31秒 | 映画 / MOVIE
クリード チャンプを継ぐ男 [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント


2015年の上記作品の続編である。
インドでは11月29日に封切られたが、
日本公開は2019年1月11日なので、ネタバレ注意!!

この映画はただのボクシング映画ではなく、
そこに絡んだ家族のドラマがこの映画を感動に導いている。
戦いでアドレナリンが沸騰し、勝利の興奮に酔うだけでなく、
ほのぼのとしながら、じわじわと心の奥に沁みてくる。



この映画も残念ながらヒンディー語版はなく・・・
英語版で画面下に英語字幕が出た、

  <ストーリー> 

アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)は、
前作ではチャンピオンにはならなかったが、
この作品では3年間の間にチャンピンになっており、
恋人のビアンカ(テッサ・トンプソン)にプロポーズをする。

そこににウクライナから挑戦状が届く。
相手は亡き父アポロ・クリードをKOし死に至らしめた相手、
イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)とその息子ヴィクター
(フローリアン・ムンテアヌ)だった。

アドニスは受けようとするがロッキー(シルヴェスター・スタローン)は、
相手の体格がアドニスより遥かに大きく、
しかも凶暴なので危険だと止める。

  ヘビー級は17階級あるボクシングの最重量級で、
   体重が90.719Kg以上の無差別級である。
   ヘビー級以下の階級は体重別に分けられており、
   ほぼ同じ体重の選手が戦う。従って言うまでもなく、
   体重の多い方が有利である。

ロッキーの制止を振り切ったアドニスは、
ロッキーの協力なしで戦うがサンドバック状態になり、
ヴィクターに倒されてしまう。
しかしダウン後の追撃パンチによりヴィクターは反則負けとなり、
倒されたアドニスはチャンピオンのままだった。

反則で試合には勝ったが勝負に負けたアドニスは、
試合内容に納得できなかったが、
妻ビアンカとの間に娘が生まれた事で、
しばらくは家族との時間を過ごす。

ある日、ビアンカが娘をアドニスに預けて外出してしまい、
泣き出した娘に困ったアドニスはボクシングジムに連れて行く。
娘は泣き止みサンドバックを叩くアドニスを見て、
小さな拳を動かした。

アドニスは再起を決意しロッキーにトレーニングを申し出る。
ロッキーはアドニスの足らない部分を教え鍛えるために、
荒野にある練習場で特訓を始める。

ドラゴ父にもやはり物語があった。
ロッキーに倒された後、妻は去っていた。
ドラゴは息子ヴィクターをチャンピオンにして見返そうと思っていた。
試合には負けたがアドニスを倒した事で父子はパーティに呼ばれたが、
元妻から贈られたのは普通のトランクスだった。
屈辱で席を立つヴィクター、後を追うドラゴ。



再戦の時は来た。
ウクライナでの敵地開催試合に乗り込むアドニスとロッキー。

  これがアウェー感満載で、挑戦者のヴィクターが何故か、
   チャンピオン・カラーの赤を基調としたコスチューム。
   チャンピオンのアドニスが挑戦者カラーの青・・・。
   コーナーは赤コーナーだったけど。

   ビアンカの生歌でアドニスが入場するシーンが素敵だった。

ゴングが鳴った。1ラウンドはアドニスの動きが良く、
ポイントを取ったが、2ラウンド以降はヴィクターも盛り返し、
一進一退でラウンドを重ねる。

10ラウンド、セコンドのドラゴがヴィクターに指示を出す。
「ヤツをぶっ壊せ!」

  いやこれ、日本のK三兄弟じゃないんだから。

ヴィクターは反則パンチでアドニスの左脇を破壊。
アドニスは痛みに耐え逆襲しヴィクターを倒す。

  ここでレフェリーのカウントが恐ろしくスロー。
   物凄いアウェー感を感じた。

ヴィクターが2回ダウンした所で母親が退場・・・・。

  負けるような息子は自分の子じゃないって感じ。

アドニスがヴィクターをコーナーに詰めてサンドバック状態にした所で、
コーナーに近づいたドラゴがタオルを入れる・・・・。

  最後には、やはり子を思う父親の愛だと・・・ 

アドニスはヴィクターに勝利した。

  意外にもインド人の観客が歓声を上げていた。
   もしかしたら・・・インドにもボクシングのブームが来るかも?

インド映画であれば間違いなくここで終わっていただろう。
しかし、この後に家族愛のシーンがあった。
アメリカに帰ったロッキーは自分の息子に会いに行き、
初めて孫娘に会った。

アドニスは父アポロの墓に行き語りかけた。
そして妻ビアンカと娘を紹介した。



私はボクシングが好きである。
だからと言ってそれだけで感動したわけではないが、
家族愛をちりばめたこの映画、とても良かったと思う。

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コメント (2)
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