カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦

2021年11月11日 21時59分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBCバンタム級8位
WBOバンタム級6位        WBOスーパーバンタム13位
WBOアジア太平洋Sバンタム級1位 WBOアジア太平洋同級3位

    井上 拓真 (大橋)     和氣 慎吾(フレア山上)
     14勝(3KO)1敗         27勝(19KO)6敗2分。

                 

これは見逃せない、生観戦したいと思っていたら、
チケットは売り切れていた。どうしようかと思っていたら、
フジテレビFODで放送されると聞いて登録した。
2週間の無料お試し期間があるので助かった。
インド映画も観られると思ったら・・・2本だけじゃった、泣。

元世界王者の井上拓真選手はモンスター井上尚哉選手の弟。
兄とはキャラクターもファイティングスタイルも異なるが、
リング外でのトラブルで失った名誉を挽回したいところ。

対するリーゼントの和氣選手も世界挑戦の経験がある。
アジアパシフィックのタイトルを争うレベルではないし、
タイトル抜きにしても見逃せない一戦である。

写真右側:黒色と赤色のトランクスが井上選手。
写真左側:黒色のトランクスが和氣選手。

階級を上げた井上選手の身体が大きくなった感じがした。
それでいてスピードも速く、パンチも強くなった印象だった。

          

1ラウンド:和氣選手が右ジャブからワンツーで前に出て、
井上選手の周りをまわる。井上選手もワンツーを返す。
  (井上選手:9-10:和氣選手)

2ラウンド:和氣選手の左ストレートが当たる距離。
  (井上選手:9-10:和氣選手)

3ラウンド:和氣選手は右手を前に出して距離をとるが、
井上選手が鋭くステップインしてワンツー。
  (井上選手:10-9:和氣選手)

4ラウンド:和氣選手の入り鼻に井上選手の右フックが当たり、
和氣選手がダウン。さらに右フックでコーナーへ詰める。
井上選手のステップインが早い、和氣選手の懐に入っての右炸裂。
和氣選手が右目の下をカット。
  (井上選手:10-8:和氣選手)

5ラウンド:ダメージが残る和氣選手の動きが鈍い。
井上選手の右フック。
  (井上選手:10-9:和氣選手)

6ラウンド:和氣選手は回復したのはフットワークを使いワンツー、
左をボディへ伸ばす。しかし動きが止まると井上選手が
ステップインして右フック。 
  (井上選手:10-9:和氣選手)

7ラウンド:和氣選手はワンツー以外で流れを変えたいところだが、
井上選手のステップインしての右フックが強烈。
こんなに剛腕のファイターだったか? 
  (井上選手:10-9:和氣選手)

8ラウンド:和氣選手が左ストレートから入るも井上選手は、
引きも早い。和氣選手の左の後に右フックを返す。
  (井上選手:10-9:和氣選手)

9ラウンド:和氣選手が追うが井上選手のディフェンスが見事、
右ボディ、左フックのカウンターを当てる。
  (井上選手:10-9:和氣選手)

10ラウンド:井上選手ってこんなに上手かったのかと思わせる、
攻撃の多彩さ、右ボディ、左フックで和氣選手をロープに詰める。
  (井上選手:10-9:和氣選手)

11ラウンド:和氣選手が左ボディストレートから右アッパーで詰める。
井上選手は右フック。和氣選手の左アッパーが当たる。
  (井上選手:9-10:和氣選手)

12ラウンド:和氣選手は必殺の左ストレートを当てたいが、
井上選手は左右のフックで応戦。和氣選手は左アッパー。
井上選手の攻撃で和氣選手は左目の上下をカット。
決定打のないままゴング。気迫で和氣選手。
  (井上選手:9-10:和氣選手)

私の採点では、116-111で井上選手の勝利。
公式採点は、杉山、飯田、岡庭、三者共に117-110で
3-0の判定で井上選手が新チャピオンとなった。

これまでは兄:尚哉選手がモンスター過ぎて霞んだ印象だった
拓真選手だったが失礼しました、これで見方を改めた。
和氣選手の良さを出させずに終始コントロールしきったし、
ダウンを奪った見事な勝利だった。採点以上の差を感じた。

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