東野圭吾の推理小説の刑事・加賀恭一郎シリーズに
登場するのがこの麒麟の翼像である。
東京都中央区を流れる日本橋川にかかる日本橋が、
1911年に木造の橋が石造りの二重橋に変わった時、
橋にいろいろな装飾がなされた。
親柱の上には東京の守護である獅子が鎮座する。
そして橋の中央柱にこの麒麟の像がある。
麒麟・・・首の長いキリンの事ではない。
漢字を見て・・・キリンビールの麒麟ではないか?と思った。
そうなのだ。これね。
ちょっと違うような(笑)。
麒麟は中国神話に現れる伝説上の動物で、外見は鹿に似て
顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄を持ち、角が生えている。
その麒麟に「日本橋から飛び立つ」という意味を込め、
翼が付けられたそうだ。
小説「麒麟の翼」については明日!