東野圭吾の小説「浪花少年探偵団」の続編。
しのぶ先生は休職して2年間内地留学と大学で学びなおす事に。
刑事の新藤にプロポーズされたがそれを理由に断る。
新藤の恋敵である本間の方がイケメンであるが、
しのぶ先生の家族も新藤を気に入っている。
かつての教え子は中学生になったがしのぶ先生に付きまとう。
勉強を教えてもらうと言う口実と新藤の手先となり情報を得て、
欲しい物を買ってもらったり食べ物をおごってもらうためだ。
しのぶ先生はいろんなところで事件に巻き込まれるが、
持ち前の根性と洞察力と行動力で解決して行く。
2年間の留学を経て教職に戻るが、
以前の小学校とは全く違う優等生の学校であった。
しのぶ先生は苦労しながら生徒たちの信頼を勝ち取っていく。
新藤は再びプロポーズするが、またもや振られてしまう。
しかし・・・それはかなり前向きな1年待って、だった。
このシーリズは大阪弁の軽さと、
大阪の人々の漫才タッチの行動などが面白い。
やっぱり大阪ならではである。
1980年代とかなり昔なのだが、
今でも大阪はこんな感じなのだろう。
現代版で書いて欲しいな。