カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

デリー・詐欺情報、その②<対策>。

2020年03月18日 22時35分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

今回の詐欺事件は「地球の歩き方」にも載っているし、
在インド日本大使館のHPの資料にも載っているほど
本当によくある一般的な手口である。

騙されるのは大学生や若い人、一人旅の人が多いそうだ。
また今回の様に被害に遭っても被害届を出せないまま、
帰国してしまう人が多く、なかなか特定が難しいとの事だが、
途中で逃げて大使館へ連絡すれば大使館員の協力の元、
支払ったお金を取り戻す事は可能と言う事である。

今回は被害者の方から写真の提供もあったので、
特定できる事も多く今後の役に立つと思う。

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では詐欺に遭わないための対策である。

① まずインド到着の一泊目は安全を考える事が大事だ。
  具体的には高いホテルを予約し送迎も依頼するのである。
  一泊6000ルピー位のホテルであれば委託ではないだろう。
  コンノートプレイスのメトロポリタンホテルクラスであれば、
  大丈夫だと思う。

  出迎えの人はホテルの名前が書かれたボードを持っていて、
  運転手はホテルの名前が入った制服を着ている。
  当然送迎車にもホテルの名前が書いてある。
  

今回のブルームルームスと言うホテルは1泊3000ルピー位で、
どの予約サイトを見ても利用者のレビューは良い。
実際に私の知人が宿泊したが評価は良かった。
しかしホテルの送迎ではなく委託会社の送迎である。

ホテル側が知っているのかどうかは解らないが、
ホテルが委託している旅行会社が手配した運転手が、
詐欺を働いたのである。
ホテルに言っても旅行会社に言っても、
運転手が勝手にやったと言うのはみえているが。

 

② 運悪く乗ったタクシーの運転手が今回の様に、
  爆破事件で市内に入れないとか、ホテルは満室だとか、
  ホテルはつぶれたとか、ワケの解らない事を言って来たら、
  通話料金をケチらず日本の携帯電話からでも、
  自分でホテルや予約した旅行会社に直接電話する事だ。

今回は連れて行かれた旅行会社でスタッフがホテルに電話したらしいが、
相手が本当に予約したホテルだったかどうかは解らない。

10年以上前だが友人がニューデリー駅で騙されて、
旅行会社に連れて行かれた事があった。
その時、彼は自分の日本の携帯電話から私に電話してきた。
早朝5時だったし日本の電番だったのでヤバイと思った。
それでも我が家までタクシーで1200ルピー(相場の3倍程度)
払わされたが、それだけで済んだ。

③ 手前味噌で宣伝になるが・・・・(私のような)
  信用できるお出迎えサービスを依頼する事も出来る。

空港だけでなく駅でもホテルでも、お出迎え可能である。
お出迎え後はご希望の移動手段で指定先までお送りします。
タクシー、メトロ、リクシャーなど利用可能です。

④ 万が一、旅行会社まで連れて行かれてしまったら・・・
  最初は信じたけど途中でオカシイと気づいたら・・・
  テコでも車から降りない事だ。

  でも複数の男達が出てきたら・・・降ろされてしまうな。
  旅行会社まで連れて行かれないようにするしかない。
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周りに助けを求める事もできるけど、
インドの場合、野次馬は来ても見ているだけのような・・・。
巻き込まれると面倒なので見て見ぬふりっぽい。
また警察も信用できない事もあるので、何とも・・・。
私はグジャラート州でグジャラート語が解らず騙された時、
警察に行っても警官は詐欺師の肩を持ったもの。

と言う事で上記①、②、③のどれかしかない・・・。、
お金より身の安全である。数千円ケチって何十倍もふんだくられて、
怖い思いまでする必要はない。ご依頼お待ちしています。

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安全な旅行会社の人も大使館の人も言っていたけど、
万が一悪徳旅行会社に引っかかってツアーに連れて行かれたら、
運転手のスキをみて逃げる事だ。ホテルがグルでない保証はないので、
(恐らく知ってはいるが知らない事にしているだろう。)
自分で荷物を持って見つからないように逃げるしかない。
デリーまで戻り大使館に行けば一緒に警察に行ったり、
お金を取り戻すために協力をしてくれるそうだ。

私もできるだけの協力はさせていただきますので、
緊急時など、お困りの時はご連絡ください。
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