カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

タシー・ビュー・ポイント(ガントク)。

2018年05月16日 21時27分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA
ガントクにはカンチェンジュンガを観るための展望台が3カ所ある。

 カンチェンジュンガはネパールとインド(シッキム州)の国境にある、
 世界第3位(8586m)の山。カンチェンジュンガとは、
 チベット語で「偉大な雪の5つの宝庫」と言う意味で、
 主峰の周りに4つの峰がある。

町の北側にある、このタシ・ビュー・ポイント、
ガネーシュ展望台(ガネーシュ・トク)、
ハヌマーン展望台(ハヌマーン・トク)である。

階段下の入口には警備の兵士がおり撮影は、たしなめられた。



この階段を登って行くと広場になっており、
1階には土産物屋がある。



4月は天候がイマイチでいつも霧がかっていたり、
雲に阻まれてカンチェンジュンガはおろか、
山は見えなかった。せめてもの風景がこちら。



私は4年前にダージリンから、
カンチェンジュンガの雄姿を観ているのでいいのだが、
同行者たちに観せてやりたかった。
山を見るなら秋(10月以降)がいいらしい。

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チベット学研究所 (ガントク)

2018年05月15日 21時24分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA
ガントクの市の中心から南へ坂を下るとロープウェイ乗場があるが、
その先にあるチベット学の研究所。



このように入口はチベット仏教寺院と同じ。
お坊さんたちも歩いている。そのまま登って行くと別れ道にある。



左手にはカフェがあり、その先は1945年に、
ニンマ派のトゥルシ・リンポチェが建てた
ド・ドゥル・チョルテン寺院があるらしい。(行ってないけど。)
同行のインド人2名はチベット仏教には(ヒンドゥー教以外?)
全く興味がないらしく・・・行かなかった。

右手を登って行くと研究所に辿り着く。
1階が博物館になっていて入場料は10Rs(約17円)。

 

入場券はこのような絵葉書になっている。

 

内部は撮影禁止。

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ガントクのロープウェイ。

2018年05月14日 21時27分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA
ガントクの市の中心から南(坂を下る)とロープウェイがある。
現在は1区間を往復する観光用となっている様子。

ここが乗車ポイント(坂下)。



坂上を望む。地球の歩き方の写真はここから撮ってるみたい。
同じアングルだった。



ロープウェイが戻ってきた。

 

定員が何人かは書いてなかったけど、
適当な人数が集まったら乗せて動かしてくれる。



下を見れば・・・道路はインドとは思えない(笑)状態。
同行者のインド人がそれを見て・・・・
「ここの人はインド人じゃない!」と言ったけど。

上下線とも車間感覚を守って車が流れている。
ガントクでは坂が多いので(坂しかない)、
自分勝手な運転をしたら進めないだろう。
それに交通警官が至る所にいて、
進路について誘導しているので、
気持ちが良いほど(当たり前だが)交通ルールは厳守されていた。



ロープウエイは往復で80Rs(約130円)。
ちなみにインド人も外国人も同じ。
約1kmの乗車時間は約15分程度。

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タイ・フェスティバル、2018。

2018年05月13日 10時49分59秒 | 日記 / DAIRY
毎年この時期に代々木公園で開催されている、
タイ・フェスティバルは今年で19回目だ。

特にタイファンと言う訳ではないが、
渋谷に用事もあったので行ってみた。

代々木公園へは原宿駅から行った方が良い。
距離的な事もあるが渋谷駅からは上り坂なので、
年寄りには厳しい(笑)。

原宿駅は小さいが周辺でイベントをある時や、
土日は物凄い混雑である。

この入口から入場する。



右手に飲食店舗が連なり、その先にはステージもある。
いや・・・物凄い混雑だった。飲食店は行列ができ、
土曜日の16時前だったが既に売切れと書かれた紙も見えた。
イベントは10時から20時までである。

19回の開催のうちかなりの回数行っていると思うが、
飲食店が増えた印象である。

渋谷側から入ると右側にトゥクトゥクが展示されている。

 

以前は渋谷側の入口からNHKを左手に見て、
原宿方面へ抜ける通路は両側に雑貨の物販店が連なっていた。
しかし・・・・そのスペースにまで、
その場で食べられるフルーツやスイーツを売る店、
食材を販売する店舗がいっぱいだった。

マンゴーが1個300円、
ドリアンは小さいので2000円~と全く安いとは思えなかった。

飲食店は料理も飲料も一品500円と言う値段が相場だった。
インド系のイベントのナマステインディアもそうだが、
2日間の出店料が1ブース30万円前後(業種によって異なる)。
2日間でそれ以上売り上げないと赤字である。
営利目的ではないとは言え出店側にとっては大きな足かせであろう。

飲食店の行列に並ぶ気にはならなかったし、
その後の食事会を考えれば飲み食いするわけにはいかなかったので、
人ごみをかき分けてぐるっと一回りして渋谷側へ抜けた。

日曜日の天気予報が良くなかった事もあって、
土曜日の人出が多くなったのかもしれないが、
気軽に行くイベントではなくなってしまった。



このキャラクターは、何だろう・・・。
頭に目玉焼きを乗せて、緑色の葉はガパオかな。
するとガパオライス?

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【インドの寺院】 ~ エンチェイ・ゴンパ ~ (ガントク)

2018年05月12日 21時43分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA
1909~10年に建てられたチベット仏教ニンマ派の僧院。
ガントクの北にあるゼロポイントと言う場所から、
かなり狭い斜面を登った所にある。
この先にあるのか? と思うような住宅街で・・・
上からお坊さんが歩いて来るのを見るまで信用できなかった(笑)。



この寺院は門から寺院まで参道が続いており、
日本の神社仏閣に似ている。両側にはマニ車が並んでいる。



進んで行くと左側に事務所のような建物がある。



右側が本堂。意外と小さかった。



門の隣には・・・・やはり・・・酒屋があった。
私はダラムサラを訪れた時に酒屋でビールを買うチベット僧を見た。
今回の旅でも何回も見たが、
このように僧院の近くに酒屋があるのは珍しくない。



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ガントクのレストラン ~ホテル・メープルウッド・リゾート~

2018年05月11日 21時40分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA
ホテルは朝食付きで1315Rs(約2160円)だった。
周りにレストラン(飲食店)はおろか、
他のホテルや商店もなかったので、
おのずと食事はホテルで取る事になる。

到着した初日は周りの環境も解らなかったし、
20:30を過ぎていたのでホテルで食べる事にした。

           

住 所:Lower Bozogheri Bypass Road, Near Shivalaya Mandir,
     Gantok, Sikkim, India
電 話:91-3592-237053, 91-0810114333
予 算:150Rs~

<食したメニュー>
 
アールー・パラタ 120Rs(約195円)、
チキン・スープ 10Rs(約165円)、
べジ・フライド・ライス 150Rs(約245円)、
ベジ・ヌードル 150Rs(約245円)、
ミルク・ティ 30Rs(約50円)
別途税金5%

<店内の雰囲気>

窓からは町と森林の風景が見える。
弱いながらもwifiが繋がる。

<感想と評価>


              
雨も降り思いのほか寒かったのでチキンスープで温まった。


              
アールー・パラタ。インドなのでインド料理のメニューもある。


              
ベジ・チョウメン。この日のチョウメンは良い味だったのだが、
翌日以降の料理は塩が多かった。

                              

翌朝は宿泊客が少なかったのだろうアラカルトで注文できた。

 


              
アールー・パラタとブレッド・パコーラ、コーヒー。
ちなみに朝食は宿泊料に含まれているので、そのまま頂いた。

次の朝からブッフェスタイルになった。

 
              
インド人向け・・・なのでチョーレーバトゥラとチャナとか(笑)、
日本人は朝からカレーと揚げパンは食べないの。
そこでベジサンドイッチとチャイ。


              
サイモン君に頼んだところマサラ・オムレツは作ってくれた。
食事は総合的にまぁまぁであった。

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【インドの宿泊施設】 ~ホテル・メープルウッド・リゾート~(ガントク)

2018年05月10日 23時06分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA
これもアゴダで予約したホテル。
いつもにまして地図が全く違っていた。

土地勘がない事もあったのだけれど、
まぁ車で行くのでどこでもいいかと・・・・。
でも市の中心部から遠かった・・・・・ちょっと失敗。

展望ポイントのタシ・ビュー・ポイントから、
いくつかの坂を下った辺りにあった。
市内からは遠いけどホテルは新しく部屋も広かった。
朝食付きで1泊1315Rs(約2160円)。



ロビー周辺のみwifi接続可能。
となりのレストランも弱いけど繋がった。
ただ山間部なので常に微妙な感じ・・・。

 

テレビ、電話、バスタオル、石鹸、スリッパ、クローゼット、
デスク、椅子付。コーヒーセットはあったけど、
なんでかな・・・・ポットはなかった。不思議。



バスルームにはギザ(湯沸かし器)が付いていたが、
いくら沸かしてもぬるいお湯しかでなかったので、
持参した電熱コイルで熱いお湯を沸かした。
しかし水も冷たく気温も低いのですぐに冷めてしまった。



山間部なので大きな蚊のオバケも出没。
そして灯りに引き寄せられて昆虫が殺到・・・・。
朝、部屋の中に大量の虫の死骸が。

ガントクの4月は夕方から夜間に雨が多く洗濯物は乾かない。
朝は晴れるのでこの時間帯に日に当てたい。
朝晩はけっこう寒かった・・・・。

スタッフはネパール人の若者が多く、あまり気が利かなかったが、
一人だけ気の利くサイモンと言う若者がおり、
彼に指示すると用事は足りた。

周りに商店がないので、ホテルで食事をする事が多かった。
食事は別途記載する。

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ランポのチェックポイント(シッキム州)。

2018年05月09日 22時22分59秒 | 東北インド / NORTH EAST INDIA
シッキム州はインドの東北部にあり、
北側は中国(チベット)、西側はネパール、
東側はブータンとの国境である。

1975年にインド22番目の州として併合されるまで、
1642年に成立したシッキム王国だった。
元々住んでいたレプチャと呼ばれるチベット系の人々、
そして紅茶農園の労働者として19世紀以降に移住してきた、
ネパール系の人々が住んでいる。

ウエスト・ベンガル州からシッキム州へ向かう場合、
いくつかの州境があるが、
一般的にはランポと言う町から入る事になる。



この門を入ってすぐの道を左側に入ると右側にFROがある。
これは外国人登録を行う役所の事だ。ちなみにデリーや他の州にもある。

 

このビルの入口を入り階段を登って2階へ行くと登録所がある。

私はデリーのシッキム・ハウスでパーミット(入境証)を取得していたが、
ここでもパーミットをもらう事が出来る。

登録所でパーミットとパスポートを提出すると、
このようなスタンプが押される。
デリーで取得したパーミットは1ヶ月間有効だったが、
ランポで実際に滞在する日数を聞かれ期限が訂正された。



パスポートにもスタンプが押されたのには驚いた。
左側はインドに入国した際に空港で押されたスタンプ、
右側(円形)がシッキム州入境スタンプ。



シッキム州から出る場合、またこのFROで手続きが必要。
パスポートに押されたスタンプに州外に出た日付が記載され、
パーミットは回収される。



実は4年前にダージリンから裏手に進んで、
シッキム州との州境まで行った事があるが、
そこは現地人の為の州堺で外国人は入出境できなかったのかもしれない。

 

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日本スーパーライト級タイトルマッチ

2018年05月08日 10時39分59秒 | スポーツ / SPORTS
日本スーパーライト級チャンピオン    日本スーパーライト級1位
細川バレンタイン(角海老宝石)    デスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)
 22勝(9KO)6敗3分             24勝(22KO)3敗2分

                 



写真右側:黄色のトランクスが細川選手。
写真左側:青色のトランクスがデスティノ選手。
     ドミニカ出身でアテネオリンピックに出場した事もあり、
     ドミニカ国内チャンピオンだった。
     2017年4月に日本デビューし3戦3勝(3KO)。

          

1ラウンド:細川選手が積極的に手を出して前に出る。
デスティノ選手はガードを固めて様子を見ている。
  (細川選手:10-9:デスティノ選手)

2ラウンド:デスティノ選手は動きが硬い。
細川選手の出方を見ていると言うよりは、
警戒している様子。細川選手は動きも良くペースをつかんで連打。
  (細川選手:10-9:デスティノ選手)

3ラウンド:ようやくデスティノ選手に動きが出て来た。
細川選手は攻撃をかわしてはいるが余裕がなくなってきた。
  (細川選手:9-10:デスティノ選手)

4ラウンド:デスティノ選手の距離。左フックで細川選手ダウン。
立ち上がった細川選手は反撃に転じ右フックでダウンを奪い返す。
デスティノ選手の方が効いている様子、さらに細川選手が追撃し、
このラウンドを奪い返した。
  (細川選手:9-8:デスティノ選手)

5ラウンド:細川選手の左右の連打がヒットする。
デスティノ選手は空振りが多い。
  (細川選手:10-9:デスティノ選手)

オープンスコアリング・システム、48-48が1者、
49-46、48-47で2者が細川選手を支持。
私の採点は48-45で細川選手。

6ラウンド:細川選手は左ジャブで相手の顔を跳ね上げる。
デスティノ選手はスタミナ切れか?効いているのか?
終盤に右ストレートが決まりデスティノ選手の身体が揺れる。
  (細川選手:10-9:デスティノ選手)

7ラウンド:ジャブの差し合い。細川選手の右ストレートが綺麗に決まり、
デスティノ選手がダウン。立ち上がるが足元が定まらず、
レフェリーがストップ。1分21秒TKOで細川選手が初防衛に成功。



私は10年位前に細川選手の試合を観た事がある。
その時の印象から試合前の予想では、
デスティノ選手の圧勝(失礼)かと思っていたのだが、
その予想を裏切ってくれた。37歳でチャンピオンになって、
精神的にも大きくなっていた。



試合後のインタビューも余裕があったし、
四方にお辞儀をしてリングを降りる姿も印象に残った。
一日でも長くリングに君臨して興奮と感動を与えて欲しい。
いい試合を観せてもらった。



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OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ヘビー級タイトルマッチ

2018年05月07日 23時59分59秒 | スポーツ / SPORTS
OPBFヘビー級チャンピオン 
WBOアジア・パシフィックヘビー級チャンピオン
WBO世界ヘビー級6位、
WBC19位、WBA15位      OPBFヘビー級8位
   藤本 京太郎(角海老)   アーロン・ラッセル(オーストラリア)
    18勝(10KO)1敗          11勝(4KO)4敗

                 



写真左側:トロピカル色のトランクスが藤本選手。
写真右側:黒色のトランクスがラッセル選手。

数日前、角海老ジムにて調整しているラッセル選手に遭遇。
コンパクトにワンツーと攻めるタイプか?



藤本選手はトップロープを超えて入場。



          

1ラウンド:藤本選手が左ジャブを放って前に出て行く。ラッセル選手は、
様子をうかがっているのか、あまり手を出さない。
  (藤本選手:10-9:ラッセル選手)

2ラウンド:藤本選手が左ジャブから連打を放って前進。
ラッセル選手は左ジャブからワンツーを出すのみ。
  (藤本選手:10-9:ラッセル選手)

3ラウンド:ラッセル選手がパンチを出さないので、
藤本選手が連打していく。
  (藤本選手:10-9:ラッセル選手)

4ラウンド:藤本選手は時折ボディを交えながら攻めていく。
終盤ラッセル選手の連打が顔面をとらえる。
  (藤本選手:10-9:ラッセル選手)

オープンスコアリング・システムのため、
ここまでの採点が公開されたが、
当然のように三者共に40-36で藤本選手優勢。

5ラウンド:ラッセル選手が前進して連打を出すが、
ほとんどワンツーのみで藤本選手が簡単にかわして、
ロープに詰めて連打。藤本選手が強いわけではなく、
ラッセル選手の攻撃が少ないため、ほぼ一方的。
  (藤本選手:10-9:ラッセル選手)

6ラウンド:藤本選手の連打。
ラッセル選手はワンツーを繰り返すのみ。当たっても軽い。
  (藤本選手:10-9:ラッセル選手)

7ラウンド:藤本選手が連打した所で青コーナーからタオルが投入された。
28秒、藤本選手のTKO勝ち。

あまり見る事が出来ないヘビー級の試合だったが、
迫力もなく面白味がなかった。

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【インド映画】 ~ダンガル きっと、つよくなる~(日本語字幕版)

2018年05月06日 21時58分59秒 | 映画 / MOVIE

2017年公開のダンガルの日本語字幕版を観た。
これもストーリーはその時書いているので、
今回は解説と感想にとどめる。

インド映画界のミスター・パーフェクト:
アーミール・カーンの主演である。
この俳優はやたらめったら映画に出ない。選びに選んだ作品、
それも社会に一石を投じるような作品が多い。



この作品は実在するインドの元アマチュアレスリング選手
マハヴィル・シン・フォーガットと彼の2人の娘
(ギータとバビータ)の物語である。

映画の前にこの映画はマハヴィル・シン・フォーガット、
ギータ、バビータ以外は脚色していると言うような但し書きがあった。
ヒンディー語版でも(英語で)記載されいたとは思うが、
字幕まで追えないので気が付かなかった。
まぁそうだよね。事実は小説より奇なりとはいうけど、
ちょっとそれは・・・みたいな所はあった。

インドでスポーツと言うとスリケットである。
最近では国を挙げてサッカーや他のスポーツも勧めてるが、
やっぱりプロのスポーツはクリケットである。

それにスポーツよりは勉強と言うのが一般的なインドの家庭の方針だ。
つまりスポーツをするにはお金がかかる。
またスポーツでお金が稼げるのは一握り、
それより英語でも勉強した方がお金になる・・・と言う考え方だ。
ましてアマチュアスポーツではお金は稼げない。

インドには13億人を超える国民がいる。
NASAで働く科学者に代表されるように、
その頭脳ばかりが注目されているが、
スポーツの才能がある国民も相当数いるはずだ。
もしインドが国を挙げてスポーツ選手の育成に力を注げば、
オリンピックなどの国際大会で脅威となるはずである。
その事もこの映画では触れている。



最初、いやがる二人の娘にレスリングの特訓を始めるところは、
やはり児童虐待を感じさせられた。

2人の友達が14歳で見ず知らずの男性と結婚させられる場面で、
その花嫁が二人を諭す・・・
そこではインドの女性の立場をクローズアップしている。

花嫁の家では女性は家事を教えこまれ、
14歳になると知らない男性に嫁がされる。
それだけで、両親は子供の事を考えていない、愛はないと。
ところがギターとバビータの父親は二人に愛情を注いでいると。
それを聞いた二人が今まではイヤイヤやっていた(やらされていた)
レスリングに自らの意志で取り組んでいく。



女性がレスリング・・・と蔑んで笑っていた周り(国の)の人々が、
2人の活躍によって変わっていく様子。

とにかくアーミール・カーンは、
映画と言う解りやすく庶民の目に触れる機会が多く、
影響を及ぼせるツールを利用し、
インドを変えて行こうとする現代の革命家だと思う。

ちなみに私は特にファンと言う事ではない。
私はラジニ様、SRK、アルジュン・ランパールのファン。

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【インド映画】 ~ダンガル ~


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【インド映画】 ~バーフバリ 王の凱旋~(日本語字幕版)

2018年05月05日 23時00分59秒 | 映画 / MOVIE
昨年の一時帰国中に日本で前編を日本語字幕で観た。
その後インドへ戻って後編を観た。

たまたま今年の一時帰国する際にJALを利用したのだが、
機内上映で後編を日本語字幕で観る事ができた。
帰国してみれば・・・劇場でもやっていた・・・。

一回ヒンディー語で観ているので、
その時の私的解釈が妄想だったのかどうかが解った。

どんな言語でもそうだと思うが、
母語以外の言語の解釈はその国の歴史や宗教、文化だけでなく、
社会情勢や習慣など多くを知らないと非常に難しい。
たとえ言語が理解できたとしても。

私の場合は言語より先に言語以外の事柄の理解から入っているので、
最近は多少なりともヒンディー語が分かってきた事もあり、
なるほどと思う事も増えてきた。



さて、前編を日本語字幕で観た私は、
インドへ帰ってヒンディー語版で後編を観た。
そして日本語版でそのおさらいをした。

ストーリーは前回書いているので、
ここでは解説と感想にとどめる。

主人公バーフバリとその家族(伯母、伯父、従兄弟、妻、子)以外に
最も重要な役割を果たす重臣カタッパ。



後編は王の座をめぐるバーフバリと
その従兄弟バラーラデーヴァとの闘いがメインである。

どこの国でもその昔は王位継承をめぐって、
血を地で洗う争いがあった。
ムガル帝国の第6代皇帝オーラングゼーブは自分の即位のために、
兄弟をみな抹殺しているし、日本の戦国時代も同様であった。



まずバーフバリがめでたく嫁を娶って国へ帰るはずが、
ひともめ。そしてその嫁デーヴァセーナを巻き込んで、
様々なトラブルが巻き起こる。

重要な役割を担うカタッパの心の葛藤にも注目したい。
細かい所は私のヒンディー語力では理解しきれなかったのだが、
日本語版で理解できた。ありがたや日本語字幕。

戦争シーンは無茶苦茶なほど大掛かりな仕掛けと、
インド映画ならではの荒い部分が相まっている。
歌って踊ってのボリウッド映画ではないインド映画も観て欲しい。

2回目だと心に余裕を持って観る事ができるし、
1回目に意識がいかなかった所にも気づく事ができる。
と言う訳で、日本滞在中にインド映画の上映があれば、
どんどん観に行くつもりだ。

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【インド映画】 ~バーフバリ 伝説誕生~(日本語字幕版)
【インド映画】 ~バフーバリ 2~

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デリーのレストラン ~カリム・ホテル~ (ニッザームディン)

2018年05月04日 21時45分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
4月いっぱいで帰任する知人の壮行会を兼ねて、
「山羊の丸焼き会」を開催した。

当初オールドデリーの本店で開催する予定だったのだが、
日曜日の夜は「山羊の丸焼き」はダメとの回答が・・・。
そこで姉妹店での開催となった。

「山羊の丸焼き」の場合は事前に半金の支払いが必要なので、
2日前に行って支払った。その時に・・・
山羊を選択できるとの前情報だったのだが、        
行ってみたら選択不可だった。

路上にいた山羊。2日後にも同じ場所にいた。



           
    
住 所:168/2 Hazrat Nizamuddin West
電 話:91-11-24355458
予 算:一人1000Rs程度

<食したメニュー>

タンドリーバクラ 10000Rs(約16380円)
カレー各種、ナン、ローティ各種、デザート。

オールドデリー本店では8800Rs(約14400円)なんだけど、
なんでかな・・・・?
       
<店内の雰囲気>

オールドデリーの本店より若干高級店のムードが漂う店内。
メニューも本店より洗練されている。
             


1階の真ん中に25名分のテーブルを集めてもらったが、
なんと・・・集まったのは30名!!
噂を聞きつけた飛び入り参加者が5名も!

<感想と評価>

どんな姿で山羊が登場するのか・・・・
みな興味津々だった。例えば・・・・こんな姿とか・・・
            


しかし・・・現れたのは・・・・
            
 

あれっ以外に小さい・・・・。子山羊か?
焼いて縮んだとしても小さいわぁ・・・・。
登場した時点から物凄いいい匂いがしていて美味しそうだった。
本当は撮影もそこそこに早く食べたかったのだが、
参加者の気が済むまで撮影は続いた。


            
食べやすいようにほぐしたもの。
味付けは日本人向けにミディアムにしてもらった。
骨も皮も油もそのままついているワイルドな肉。
油の部分は以外にもポーク顔負けの美味しさだった。
皮は噛み切れなかったけど・・・・。


            
これはチキン・ビリヤーニ。辛口だったけど美味しかった。


            
バターチキンカレーとナン。
辛さはそれほどでもないのだが、塩が多かった。
インドでは大抵のカレーは塩が多い。

評価は◎(タンドリー・ブーラー)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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カリンポン・キャンディ。

2018年05月03日 21時36分59秒 | 東インド / EAST INDIA
ガイドブックによると・・・カリンポンの名産は、
カリンポン・チーズとカリンポン・キャンディらしい。

チーズは普通の牛のチーズで要冷蔵なので買えなかったが、
キャンディは買ってみようと思った。
ガイドブックには棒付のキャンディと書いてあったので、
ポリポップみたいな物や秋田名物きりたんぽ状の物を想像していた。



と・・・・え・・・・これ?
長さ3cm程度の平たい飴であった。
棒が付いている意味が解らない。
ゴミが増えるだけだし。

 

特にこれと言って特徴のない、
柔らかいタイプのミルクキャンディーだった。

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カリンポンのカフェ ~ リフェル ~

2018年05月02日 21時34分59秒 | 東インド / EAST INDIA
カリンポンでまさかのお洒落なカフェを発見!
カリンポンからガントクへ向かう道すがら見つけた、
ホテル・ディールス・イン・ホイールスの一階にあった。
Wifiも使える。

           

住 所:8th Mile, Nesr St.Philomena School Phatak,
     Kalimpomg, West Bengal, India
電 話:91-9593846602, 9593677454
予 算:300Rs~

<食したメニュー>
 
アメリカン・ブレック・ファースト・セット 250Rs(約410円)、
ヴァニラ・スノー・ボール・コーヒー 80Rs(約130円)

<店内の雰囲気>



インテリアも凝っている。



バイクが飾ってあったり、



なぜか日本語のポスターがあったりする。

オーナーがバイク好きなのはホテルの名前からも解る。

<感想と評価>


            
パンケーキのブレック・ファースト・セットだが、
なかなかいい線いってる。

パンケーキはまぁインド風なのだが(笑)、
サラダ、ソーセージ、目玉焼きと完璧な組み合わせ。


            
コールド・コーヒーにアイスクリームが乗ってるのでスノー・ボール。
ネーミングもなかなかである。コーヒーはネスカフェだったけど。
 
 評価は◎(カリンポンでまさかのお洒落カフェ。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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