ニュース ライフ レジ袋有料化で批判高まる“ポリ袋ハンター”が告白「いまさら何?」
レジ袋有料化で批判高まる“ポリ袋ハンター”が告白「いまさら何?」
2020/09/01 15:00マネーポストWEB
レジ袋有料化で批判高まる“ポリ袋ハンター”が告白「いまさら何?」
スーパーの袋詰めコーナーが殺伐としている
(マネーポストWEB)
7月からのレジ袋有料化は巷にさまざまな波紋を呼んでいる。スーパーで無償提供されるロール状のポリ袋を必要以上に持ち帰る人を“ポリ袋ハンター”と名付け、非難する風潮もその一つだろう。その当事者である30代の子育て主婦に、フリーライターの吉田みく氏が話を聞いた。
* * *
「ポリ袋が気軽にもらえなくなるのは、困るというか……」
少し苛立った様子で話してくれたのは、埼玉県在住の主婦・竹本ゆかりさん(仮名・39歳)。夫と3人の子供(7歳・5歳・1歳)と計5人で暮らしている。最近問題視されている“ポリ袋ハンター”について、当事者としての話を聞くことができた。
ポリ袋ハンターとは、スーパーマーケットに無料で置かれているロール状のポリ袋を必要枚数以上に持ち帰っている人のことを指す。ぐるぐるとロールを巻き取ることから、“ポリ袋ぐるぐるマン”と呼ばれることもある。中にはロールごと持ち帰る猛者もいるようだ。
そもそも購入商品を入れる目的で提供されているため、過剰に持ち帰る人に対して「マナー違反」といった声が上がってきている。以前からポリ袋ハンターはいたものの、7月からのレジ袋有料化をきっかけにピックアップされるようになったようだ。
「はっきりとした枚数は分かりませんが、1回行くと20枚くらいでしょうか」(竹本さん、以下同)
竹本さんはスーパーマーケットへ行くと、必ずポリ袋を貰ってきているそうだ。始めたきっかけは、ママ友からのアドバイス。“スーパーでもらえるポリ袋って便利だよ!”という話から、竹本さんも持ち帰るようになった。
「皆もらっているということもあり、罪の意識は薄いですね」
大量のポリ袋を何に使っているのか聞いてみた。
「現在のメインは使用済みおむつ入れです。においも気にならないですよ」
以前はおむつ専用カートリッジを使うゴミ袋で処理をしていたそうだが、1回あたりの料金が10円以上すること、そしてあまり効果を感じられなかったという理由から、スーパーのポリ袋に入れて処分することにしたそうだ。
「新聞紙にくるんで捨てれば、より消臭効果が高まります」
ちなみに新聞の購読はしておらず、こちらも店で包装紙として無料提供されているものを余分に持ち帰ってきていると話してくれた。
洋服入れや料理にも“無料ポリ袋”
「薄くて透明なので、子供服の仕分けが便利です。外出時にも大助かりです」
3人の子供を育てていることもあり、子供に関するもの(洋服やおむつなど)を仕分けするのはかなり大変。今までは見栄えを重視した袋を利用していたそうだが、ポリ袋の使い勝手の良さに魅了され、使い続けているそうだ。
また、破けたりして使えなくなった時、気兼ねなく捨てることができるのも良いと語った。
「料理にも便利です。唐揚げの揉みこみや、野菜とドレッシングをシェイクする時も使っていますよ」
竹本さんによると、これは主婦の多くが取り入れている料理術で、手が汚れることがないので、テンポよく料理をすることができるらしい。ポリ袋を2重にすることで、破ける心配を軽減することもできると教えてくれた。
ネットやメディアを通じて白眼視されているポリ袋ハンターだが、竹本さんはどのように考えているのだろうか。また、今後も持ち帰り続けるか聞いてみた。
「正直、“いまさら何?”っていう感じですよ。昔から多くの人がやっていた気がしますけど。でも、迷惑行為なんですよね。そう言われてしまうと持ち帰りにくいので、控えようとは思います」
言うまでもなく、店側は利用客の買い物のサポートの一環で、ポリ袋を無料で用意している。購入商品に対して使うことを想定しており、今回の竹本さんのような利用方法は想定外だろう。
無料かつ使い勝手の良さから、余分に持ち帰りたくなる気持ちもわからないではないが、程度によるだろう。そもそもポリ袋は100円ショップでも購入が可能。サイズ等にもよるが、1枚1円以下が相場で、決して高いものではない。消費者としての“常識”が問われている。』
自分は良くても、他の人に迷惑と思います。
“ポリ袋ハンター”と言うのは、知りませんでした。
スーパーで、買い物もせず氷だけ持ち帰り人もいます。
ろ
レジ袋有料化で批判高まる“ポリ袋ハンター”が告白「いまさら何?」
2020/09/01 15:00マネーポストWEB
レジ袋有料化で批判高まる“ポリ袋ハンター”が告白「いまさら何?」
スーパーの袋詰めコーナーが殺伐としている
(マネーポストWEB)
7月からのレジ袋有料化は巷にさまざまな波紋を呼んでいる。スーパーで無償提供されるロール状のポリ袋を必要以上に持ち帰る人を“ポリ袋ハンター”と名付け、非難する風潮もその一つだろう。その当事者である30代の子育て主婦に、フリーライターの吉田みく氏が話を聞いた。
* * *
「ポリ袋が気軽にもらえなくなるのは、困るというか……」
少し苛立った様子で話してくれたのは、埼玉県在住の主婦・竹本ゆかりさん(仮名・39歳)。夫と3人の子供(7歳・5歳・1歳)と計5人で暮らしている。最近問題視されている“ポリ袋ハンター”について、当事者としての話を聞くことができた。
ポリ袋ハンターとは、スーパーマーケットに無料で置かれているロール状のポリ袋を必要枚数以上に持ち帰っている人のことを指す。ぐるぐるとロールを巻き取ることから、“ポリ袋ぐるぐるマン”と呼ばれることもある。中にはロールごと持ち帰る猛者もいるようだ。
そもそも購入商品を入れる目的で提供されているため、過剰に持ち帰る人に対して「マナー違反」といった声が上がってきている。以前からポリ袋ハンターはいたものの、7月からのレジ袋有料化をきっかけにピックアップされるようになったようだ。
「はっきりとした枚数は分かりませんが、1回行くと20枚くらいでしょうか」(竹本さん、以下同)
竹本さんはスーパーマーケットへ行くと、必ずポリ袋を貰ってきているそうだ。始めたきっかけは、ママ友からのアドバイス。“スーパーでもらえるポリ袋って便利だよ!”という話から、竹本さんも持ち帰るようになった。
「皆もらっているということもあり、罪の意識は薄いですね」
大量のポリ袋を何に使っているのか聞いてみた。
「現在のメインは使用済みおむつ入れです。においも気にならないですよ」
以前はおむつ専用カートリッジを使うゴミ袋で処理をしていたそうだが、1回あたりの料金が10円以上すること、そしてあまり効果を感じられなかったという理由から、スーパーのポリ袋に入れて処分することにしたそうだ。
「新聞紙にくるんで捨てれば、より消臭効果が高まります」
ちなみに新聞の購読はしておらず、こちらも店で包装紙として無料提供されているものを余分に持ち帰ってきていると話してくれた。
洋服入れや料理にも“無料ポリ袋”
「薄くて透明なので、子供服の仕分けが便利です。外出時にも大助かりです」
3人の子供を育てていることもあり、子供に関するもの(洋服やおむつなど)を仕分けするのはかなり大変。今までは見栄えを重視した袋を利用していたそうだが、ポリ袋の使い勝手の良さに魅了され、使い続けているそうだ。
また、破けたりして使えなくなった時、気兼ねなく捨てることができるのも良いと語った。
「料理にも便利です。唐揚げの揉みこみや、野菜とドレッシングをシェイクする時も使っていますよ」
竹本さんによると、これは主婦の多くが取り入れている料理術で、手が汚れることがないので、テンポよく料理をすることができるらしい。ポリ袋を2重にすることで、破ける心配を軽減することもできると教えてくれた。
ネットやメディアを通じて白眼視されているポリ袋ハンターだが、竹本さんはどのように考えているのだろうか。また、今後も持ち帰り続けるか聞いてみた。
「正直、“いまさら何?”っていう感じですよ。昔から多くの人がやっていた気がしますけど。でも、迷惑行為なんですよね。そう言われてしまうと持ち帰りにくいので、控えようとは思います」
言うまでもなく、店側は利用客の買い物のサポートの一環で、ポリ袋を無料で用意している。購入商品に対して使うことを想定しており、今回の竹本さんのような利用方法は想定外だろう。
無料かつ使い勝手の良さから、余分に持ち帰りたくなる気持ちもわからないではないが、程度によるだろう。そもそもポリ袋は100円ショップでも購入が可能。サイズ等にもよるが、1枚1円以下が相場で、決して高いものではない。消費者としての“常識”が問われている。』
自分は良くても、他の人に迷惑と思います。
“ポリ袋ハンター”と言うのは、知りませんでした。
スーパーで、買い物もせず氷だけ持ち帰り人もいます。
ろ