教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

マスク着用で皮膚炎「肌真っ赤」 肌荒れにニキビ、「冷感マスク」は大丈夫か

2020年09月13日 13時04分41秒 | デジタル・インターネット

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マスク着用で皮膚炎「肌真っ赤」 肌荒れにニキビ、「冷感マスク」は大丈夫か
2020年07月28日18時33分

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   マスク着用によって、肌荒れする人が増えているようだ。ツイッターには「ずっとマスクだから肌荒れやばいって!」といった投稿が続出している。
   J-CASTトレンドは、医療法人斎仁会「かきお駅前さいとうクリニック」(神奈川県川崎市)の院長でアレルギー性鼻炎などを専門とする齋藤光代氏に、マスク皮膚炎について取材した。

マスクで肌荒れする人増加中(画像はイメージ)

マスク自体が肌に当たってかぶれる
   齋藤院長によると、「マスク皮膚炎」は肌全体が真っ赤になる、部分的に赤くなったりカサカサする症状があり、肌荒れやニキビに悩む人も多いという。
   原因は、擦れや蒸れなど。マスク自体が肌に当たってかぶれたり、口の動きにより肌とマスクが擦れると角層のバリア状態が悪化し肌荒れが起きる。また、暑さによってマスクや顔に水滴がつくが、それを放っておくと蒸れた状態が続くため、肌トラブルを引き起こす。
   マスクはガーゼなら良い、と思い込む人もいるが、意外と当たるとカサカサするそうだ。その刺激が肌に伝わり、肌荒れにつながることも。「新品でノリのついた固いガーゼではなく、柔らかい肌に優しいものだといいかもしれない」と院長。
   患者は若い女性や中年の女性が多いという。メイクによって毛穴が詰まることも原因。「不思議なことに、少し高齢の方だと脂が少ないのか、トラブルで来る方は少ないです。また、知恵もあるので『マスクしてるからメイクはしない』と70歳を超えた方が言っていたりします」。
丁寧な保湿、自分に合うマスク探しを
   そもそも健康な皮膚にはバリア機能が備わっており、ばい菌などを侵入させない役割を担っている。しかし、そのバリアが刺激や乾燥によって壊れてしまうと、肌トラブルが生じるのだ。
   マスク皮膚炎の対処法はまず、肌のバリアをつくるために丁寧な保湿が重要だと齋藤院長。とくに保護力の大きい「ワセリン」が効果的だ。化粧水も保湿には優れているがすぐに乾燥するため、こまめに塗りなおすなど使い方を工夫すると良い。
   人のいない場所ではマスクを外して蒸れを逃す、通気性の良いマスクを選ぶのも手だ。
   通気性の点では、最近「冷感マスク」が多く販売されている。一方でツイッターには「冷感マスクのせいで赤くなった」などの書き込みが。
   齋藤院長は、「冷感マスクだから」というよりも、そのマスク自体が肌に擦れることなどが大きいのではないか、とした。「例えば、熱冷却シートでもずっとぴったり貼っていると赤くなったりします」。ただ、問題なく使えている人は着用を続けて良いとのこと。
「肌が弱い人はどんな生地でもかぶれてしまう。マスクも何が合うのかは人それぞれで、着けてみないと分かりません」
   そのうえで、「自分に合うマスクを探すことが大切」と話した。


ニキビ
マスク皮膚炎
肌荒れ




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リテラ > 社会 > 政治 > 菅官房長官のトークのポンコツぶりが話題に!

2020年09月13日 11時49分57秒 | 国際・政治

リテラ > 社会 > 政治 > 菅官房長官のトークのポンコツぶりが話題に!
菅官房長官のトークのポンコツぶりが話題に!「こんなに喋れないのか」「レスポンス悪すぎ」「話し方教室に通え」
2020.09.06 02:
『news23』に出演する菅官房長官

 シナリオ通り、菅義偉官房長官で決まった感の漂う自民党総裁選。石破茂氏、岸田文雄政調会長に続き、菅官房長官もメディア出演している。「切れ者」「弱点なし」などと評価されてきた菅官房長官だが、メディア露出が増えるにつれ、真逆の姿を露呈している。
 それは、「喋り、トークのポンコツぶり」だ。象徴的だったのが、3日に『news23』(TBS)に生出演したときだろう。
 もちろん、内容もひどかった。森友問題や「桜を見る会」、買収容疑で逮捕された河井克行前法相夫妻への1億5000万円などについても問われたのだが、相変わらずの木で鼻をくくった回答を繰り返すばかり。
 森友公文書改ざん問題で自死に追い込まれた近畿財務局職員赤木俊夫さんの妻が再調査を求めていることを繰り返し問われても「結果が出ている」の一点張り、「桜を見る会」問題について管轄する立場にありながら「まったく気づかなかった」「全体として気づかなかった」とありえない言い訳を口にし続ける。
 しかし、それ以上に気になったのは、「喋り口」や」「言葉の使い方」だ。まず、答え始めるのがやたら遅くて、放送事故かというくらいに、言葉が出てこないときも珍しくない。ようやく話し始めても、途中でも言葉に詰まる。
 しかも、受け応えの言葉が稚拙で、意味がわからない。たとえば、総裁選出馬を決意した経緯について問われると「考えに考えてですね、ある意味で熟慮」、アベノミクスの成果について語るなかで「400万人の新たな雇用をつくっていますから、そういう意味でまず大事なのは雇用だと思います」……これ、日本語としておかしくないか。
 あげくは、選択的夫婦別姓の是非について問われ、「私はそこについては……本格的な、本格的と言いますか、働いている人が途中変えないで継続して働くことができるというのは、そこはいいと思います」
「本格的」って、意味がわからない。しかも、現状維持の旧姓併記かビジネスネームレベルのことを持ち出しているのだろうが、その説明すらままならない。とにかく、言葉の使い方がひどくて小学生レベルなのだ。

news23Twitter岸田文雄玉川徹編集部羽鳥慎一モーニングショー自民党総
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社会 【独自】高2孫娘殺害、祖父は「きつく当たられて腹が立った」

2020年09月13日 11時23分43秒 | 社会・経済
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  3.  【独自】高2孫娘殺害、祖父は「きつく当たられて腹が立った」
【独自】高2孫娘殺害、祖父は「きつく当たられて腹が立った」
2020/09/13 09:56
 福井市の自宅で高校2年の孫娘を殺害したとして、殺人容疑で逮捕された無職冨沢進容疑者(86)が、福井県警の調べに「孫にきつく当たられて腹が立った」などと話していることが捜査関係者への取材でわかった。県警は12日、冨沢容疑者を福井地検に送検、動機を詳しく調べる。
 発表では、冨沢容疑者は9日夜、自宅で同居する冨沢友美さん(16)の上半身を刃物で刺して殺害した疑い。司法解剖の結果、友美さんの死因は出血性ショックだった。就寝中に襲われたとみられ、傷はほぼ体の前面に集中していた。
 捜査関係者によると、友美さんは福井市内の別の家で両親や妹と生活していたが、1〜2か月ほど前に冨沢容疑者宅に移り住み、2人暮らしを始めた。7月下旬に冨沢容疑者と会ったという近所の男性は「『孫が両親とうまくいかず、こっちに来た』と話していた」と振り返った。同居を喜んでいた様子だったという。
脳の動脈硬化による老化で、怒りが収まらなかったのでは有りませんか。
高齢化社会の日本で、?この種の事件多くなりました。


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抵抗戦線 詩の終わり『 安部君の悪口と沖縄いじめ』

2020年09月13日 11時17分09秒 | 国際・政治


抵抗戦線
詩の終わり『 安部君の悪口と沖縄いじめ』より、転載させて頂きました。
20/09/02 14:38
 ネトウヨの「安部応援」、本人がその職を辞してなお喧しいアベシンパたち、安倍からみのpost truth現象、つまりは反知性、非倫理、非論理を意に介さぬ所謂時代的社会的モブ(時代が生んだ社会の落とし子)というもの、ヒトラーナチス時代の手の込んだ再来?、その構成員はブルジョア社会からの脱落者、落伍者、そして掃きだめの中の自己主張、劣等感からの絶叫、こうした塊が例えばある野党議員の安倍揶揄に対して如何にも正当であるかのように装った安部応援ツイートを爆発させ炎上騒ぎを起こすというのは、ネット社会という極めて現代的な特徴ある空間に「新自由主義」の本質的害毒(何でもありの不作為の自由)がしみ込んでいることを告げている。


 結局、安倍晋三は「政権投げ出し」の目くらましに一度目(の投げ出しの時)に味を占めた「潰瘍性大腸炎」という難病名をぶち込んで、語るに落ちたネトウヨの謂れもない(理由の定かでない)支持をうまい具合に引き寄せ、この数か月の雲隠れの間に如何にこのコロナ禍の難局を逃げ切るか模索しつつ、毎夜のように企業トップとの数万円の会食に舌鼓を打ちステーキを頬張り大腸炎はどこ吹く風で28日を迎えたということだ(と、勘繰られても仕方がない)。


 私人の病体のことなど我々一般国民の知ったことではない。公人の辞職騒ぎの大元をそこ(病気)に究極する(作為不作為問わず)ということは、どう考えても責任逃れの目くらまし、同情を買ってあらゆる粉飾決算をうやむやにしてしまおうという腹としか、政治家に関しては言いようもない。森友、加計、桜を見る会、何より公文書管理上の明らかな意図的画策土壌(官僚忖度等)その他、到底看過できやしない数々の不祥事についてこの元宰相は何らの申し開きもできずにいるし、今後も例の嘘つき美辞麗句と隠蔽捻じ曲げ工作で司直の網を掻い潜ろうとしている(としか見えない)。自殺した職員のことでは遺族に対しこれを招いた己の責任に関し何の納得できる態度も示していない。つまり最後の最後までこの男は史上最低の政治家、徒な国民愚弄の史上最長首相経験者で終わった(というのが正直な評価というものさ)。


 とはいえ、我々の生存生活はこんなこと(たかだか一政党の総裁人事にすぎない)にはお構いなしに否が応でも続いていく。何といっても、現行のこのコロナ禍を如何に乗り切るかで頭の中は占められている。そしてこの国も世界もこれに対する明確な指針を示してないのが現状だ。或いはこの国は、世界が示したところの見解にはどういうわけか添うことをしない。


 筆者の住する沖縄では台風9号もさることながら、連日30人40人の新たな感染者が見つかっている。国基準で言えば重症者24人、中等者86人であり、入院中258人、入院療養等調整中45人、宿泊施設療養中が52人、自宅療養が75人となっている。7月以降の死亡者は21人(全28人)に及んでいる。療養中患者数430人、累計患者数2143人(2020年8月31日時点)。相変わらず陽性率は全国一だ。明らかにGoTo以降感染拡大が顕著であり、沖縄自体がその後エピセンター化している。


 こういう沖縄の、国策による明らかな被害実態(アクセルとブレーキの同時使用による中途半端な国策)に触れると、敷衍して、今更ながら基地問題等、少なくともこの沖縄に関するこの国のヘイト体質、近隣アジア蔑視(先の大戦の本質的原因)、加えてこの自公政権の似非国家主義(憲法違背の反民主性)、安部一派の従米主義(幻想的国防思潮による「核の傘」自慰行為)が、如何に沖縄を謂われのない受難境遇に貶めているかがはっきりしてくるようだ。言ってみれば、沖縄県民は決して受難思想など持ち合わせない(イエスキリストではない、コロナなどごめん被る、但し観光立県の立ち位置には変わりがない)し、かつてのユダヤの民のようにさまよえる人々でもなく、常にそのアイデンティティに基づいて琉球島嶼に独自の文化圏を構成してきた一独立国家だった。侵略してきたのは日本人だ。


 一方、繰り返せば、今や普天間問題は問題というものですらなくなった(その返還は最早現実性がなくなり辺野古は独り歩きしている)。当の辺野古はこの国のでたらめ国策の犠牲者に過ぎず、その一点でこの国の対沖縄施策が打倒されるべき話になる。そして血税の恐るべき無駄遣いがこの完全な誤った国策においては連綿と数十年にわたって続けられるという。何のために?何のためだろうか?


 恐らくは、2+2外交において官僚たちが基調として持っているのは、「普天間返還」という大義とは、何の関係もない辺野古新基地建設(という条件こじつけ)なる、60年前の米国主体の沖縄軍事占領計画にどういうわけか乗せられ、後戻りならず、ここで思考を停止してこれに凝り固まった結果、到底理屈に添わない沖縄問題を準備してしまった、という思いだ。


 彼ら関係官僚が辺野古計画以外の道を決して求めない理由は我々にはわかられてない。前民主政権時首相さえ騙されたという、官僚の停止した思考の中身は結局、日本の官僚自体が持っている旧態然の「旧帝国官僚的」官尊民卑思潮、砕いていえば「国民は馬鹿だから、利口で優秀な我々官僚の言うとおりにすればうまくいく」という優越的選良意識にほかなるまい。つまり彼らが選んで立案する政策は最善の最高のものだと。敗戦後解体された大日本帝国の中でも官僚組織はそのまま残った。言わば生き残ってしまったゾンビがそうなのだ。


 彼らは思考停止どころか、もしかしたら生きてさえいないのかもしれない。死んだ人間がこの国の国策の枢要を担っているとすれば、旧帝国時代の悪弊が亡霊のように現代日本に無批判に幅を利かせているということになる。してみるとアベイズムとはこういうゾンビ集団の手になった死せる者のための政治とさえ言えるわけだ。なるほど、辺野古や高江でこの国がやっていたことはまさに戦前の官憲の所業そのものだった!おまけにこのコロナ禍ではアベノマスクやなんとかや愚にもつかない施策ばかりが恥ずかしくもなく実行されてきた。今やアベノミクスもその命脈を絶たれている。官僚の操り人形、安倍晋三は結局死せるゾンビの言うとおりに、何でもかんでもさも最高の方策とばかり「決める政治」とやらをやってきたおかげで、史上最低の時代錯誤の総理大臣となって病気を理由に退陣に追い込まれたということか。


 ということで、安倍君の悪口はもう意味もなくなってきたし、あとはこの国の司直がまじめにやってくれればいいのだが、どっこい、アベイズムはゾンビだからどうなることやら。(つづく)


 

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自民党二階派「志帥会」幹部によると、菅義偉内閣の主要人事が、すでに固められてきており、官房長官は、梶山弘志経済産業相(無派閥)か森山裕自民党国対委員長(石原派)の2人に絞られてきた

2020年09月13日 10時58分49秒 | 国際・政治

 

自民党二階派「志帥会」幹部によると、菅義偉内閣の主要人事が、すでに固められてきており、官房長官は、梶山弘志経済産業相(無派閥)か森山裕自民党国対委員長(石原派)の2人に絞られてきた

 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
『自民党二階派「志帥会」幹部によると、菅義偉内閣の主要人事が、すでに固められてきており、官房長官は、梶山弘志経済産業相(無派閥)か森山裕自民党国対委員長(石原派)の2人に絞られてきた』より、転載させて頂きました。

◆〔特別情報1〕
 自民党総裁選挙(9月14日の投開票)・16日に臨時国会を召集し、その日のうちに総理大臣の指名選挙が行われ、菅義偉首相が誕生する。
 自民党二階派「志帥会」の幹部によると、菅義偉内閣の主要人事が、すでに固められてきているという。
 官房長官は、梶山弘志(無派閥)か森山裕(石原派)の2人に絞られてきた。
梶山弘志経済産業相(1955年10月18日生まれ)は、茨城県第四区選出、当選7回、経済産業大臣 (第25代)、党茨城県連会長。これまでに内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革)、国土交通副大臣(第2次安倍内閣)、国土交通大臣政務官(第1次安倍内閣)、衆議院国土交通委員長・災害対策特別委員長、自由民主党経理局長等を務めた。無派閥。父は自民党幹事長や官房長官、法務大臣等を務めた元衆院議員の梶山静六。菅義偉官房長官が、若いころ秘書として仕えた。
 森山裕自民党国対委員長(1945年4月8日生まれ、鹿児島県第4区選出、当選回数6回・参1回)、自民党国対委員長は、3期
加藤勝信、河野太郎は、官房長官候補から名前が消えた。河野太郎は、大臣にはなるだろう。梶山弘志になる可能性が高いかもしれない。森山と菅と二階の3人が組んで、安倍辞任から菅政権への流れをつくった。森山もかなりの策士だ。徳田虎雄(鹿児島2区)の息子の徳田毅は、森山にいじめられて、なかなか選挙に出られない。凄いらしい。
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電通の深謀遠慮<本澤二郎の「日本の風景」(3843)

2020年09月13日 10時00分44秒 | 国際・政治
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電通の深謀遠慮<本澤二郎の「日本の風景」(3843)
  • 2020/09/13 08:23
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電通の深謀遠慮<本澤二郎の「日本の風景」(3843)
<護憲リベラル・宏池会つぶしが第一ラウンド>
 どうやら新聞テレビは、誤報の垂れ流しをしている可能性が高い。遠い先の謀を分析することは容易ではないが、昨年7月の広島での1・5億円事件を注視すれば、それが岸田文雄の宏池会つぶしであることを、多少の永田町を知る者であれば、決して困難なことではない。

 電通による大掛かりな深謀遠慮だった、と断じたい。自民党内から護憲リベラルを一掃する最終作戦だった。ほぼ断定できるだろう。9月14日の自民党総裁選の投開票が証明することになろう。

 それは宏池会を創設した池田勇人と、清和会の元祖・A級戦犯の岸信介の最終戦争を意味する。

 今から30年ほど前に遡る。宏池会二代目の会長・前尾繁三郎の秘書から、続く大平正芳、鈴木善幸の首相ブレーンだった安田正治が、しみじみと打ち明けてくれたことだが、彼は「護憲派の宏池会と中曽根・福田派の改憲派との最終戦争は、平和憲法をめぐる攻防戦となる」と予言したものだが、結果はその通りの展開を見せている。

 このことは、筆者が現役の政治記者をしていたころの自民党は、護憲リベラルの宏池会、準じる田中派経世会、三木派の、国民に目を向けた派閥が健在だった証拠でもある。

 隣国との歴史認識による対立は起きなかったし、たとえ起きても事前に火を消すことが出来た。中国・北朝鮮・韓国との軋みは、岸人脈のなせる業である。総裁選で、岸田が分断から協調を叫ぶ理由なのだ。

 参考までに池田内閣は、寛容と忍耐である。時の官房長官・大平正芳がぶち上げた。首相になった池田に対して、官房長官は「以後、ゴルフと料亭政治はご法度」とくぎを刺した。

 池田秘書から、前尾・大平・鈴木・宮澤に仕えた木村貢は、安倍内閣が誕生すると、徳間書店から「品格のある宰相」を出して、安倍に警告をすることを最後の仕事にした。

 河井夫妻に1・5億円を投入、案里候補に公明党創価学会票までつけて、岸田・宏池会の現職・溝手顕正を叩き落とした、まさに異様な宏池会つぶしに、改めて度肝を抜かれる。この1・5億円事件の主犯が安倍晋三、共犯者が菅と幹事長の二階俊博だった。この大掛かりな宏池会つぶしの作戦本部は、あえて大魔神の電通であると断罪しようと思う。

 うかつにも、党三役である岸田は気づかなかった。安倍禅譲に浮かれていたことになる。

<小渕恵三後継の密室談合を超えた超のつく密室談合>
 2日ほど前に、生長の家の谷口信者の村上正邦が亡くなった。小沢一郎と激しくやりあった、その夜に小渕は倒れて入院した。後継作りが、官房長官の青木幹雄と幹事長・森喜朗、幹事長代理・野中広務、政調会長・亀井静香、参院議員会長・村上の5人による密室談合で、森が自民党総裁・首相に就任した。

 これほどの露骨な密室談合を語れる人物は、いまでは青木・亀井・森の3人だけとなった。当時は家庭の事情で取材できなかったのだが、総務会長だった宏池会の池田勇人の娘婿の行彦がいない。意図的に外されたのだ。

 亀井の証言を聞いてみたい。サメの脳みそが首班に担がれたことで、永田町は清和会一色といえる政治環境が生まれた。「神の国」を唱える神道政治連盟・日本会議の森を、後継した小泉純一郎が、靖国神社を繰り返し参拝して、隣国の不信を買った。この森と小泉の右翼政治が、安倍の下で、さらに拡大して改憲軍拡論のラッパが鳴り続けた。

 つまるところ電通五輪は、安倍・森のコンビで、2020年に開催する予定だったが、コロナの襲来で沈没してしまった。安倍も力尽きた。そうして第二ラウンドが数か月前から始動した。

<菅義偉擁立独走が第二ラウンド>
 菅の後継は、にわかに浮上したことになっているが、コロナ襲来による五輪沈没に比例する。すでに総務会長・鈴木俊一は「五輪が政局になる」と半年前に予告していた通りの展開である。数日後に想定されなかった菅内閣・自公・日本会議政権が誕生する。第二ラウンドも完結したようなものだ。

 「芝居の幕が上がる前に、幕が下りていた」という今回の超密室談合の自民党総裁選挙の目的は、菅の下で、沈没した電通五輪の巨額損失処理が、最大の仕事となる。電通お抱えの菅に対しては、警察とやくざを従えての「ゴロツキ内閣」との評価が定着し始めているが、攻める野党議員は「清廉の士」という条件に合格する必要があるのである。

 もう一つの大事な菅任務が、安倍犯罪に蓋をかけるという、これまた不浄なものだ。法治・法の下の平等の日本で、公然の秘密となってしまった悪事を、無事に蓋することが出来るのか?電通から離脱しつつある?という朝日新聞が、安倍犯罪の真相解明に威力を発揮できるかどうか。この一点に絞られる。

 野党は、選挙屋「ムサシ」動員の早期解散に備えが必要である。それが可能だろうか。

 安倍後継の総裁選は、つまるところ「党員100万による予備選排除」「各派の菅支援一本化」で、石破と岸田を撃破・沈没させる。これが超密室談合の総裁選という名の安倍後継レースなのだ。

 自由と民主主義を喧伝する自民党総裁選挙も、実質は独裁政権のやり口を踏襲している。国民に対する背信行為であろう。
 

<電通操作の安倍院政で暴政責任回避>
 過去に、平和憲法に反し、反立憲主義に徹して、次々と憲法違反の悪法を強行した内閣を知らない。史上最低・最悪の安倍内閣だった。連帯責任者は、公明党閣僚と自民党と公明党である。公明党創価学会だ。

 菅を操るのは、退陣する安倍であり、さらには安倍を自在に操ってきた電通ということになる。安倍暴政は、戦前の国策会社で、政権の宣伝のみならず宣撫工作、利権独占企業の電通と繰り返し指摘したい。財閥の防護服なのだ。

<宏池会と信濃町の覚醒と再生>
 絶望の日本に希望をもたらすであろう潮流は、護憲リベラルの宏池会の再生である。このまま清和会化してしまうのか?池田勇人・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一の、リベラルな政治資質と伝統を再生復活することが出来るのかどうか。

 もう一つは、戦争党に変質した信濃町が、再び池田大作の平和主義の理念に立ち返ることが出来るのかどうか。つまりは両勢力の電通離れである。米国との関係で問われている自立を、財閥との関係でも自立できるのか。ここに日本のわずかな希望と夢が存在する!
2020年9月13日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ
会員)



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