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自由な働き方でライドシェアの参入促進 大阪府市が制度案の骨子公表
2023/12/11 18:23産経新聞
自由な働き方でライドシェアの参入促進 大阪府市が制度案の骨子公表
ライドシェア導入を目指して大阪府市が開催した有識者会議=11日午後、大阪府庁
(産経新聞)
一般ドライバーが有償で客を運ぶ「ライドシェア」について、2025年大阪・関西万博期間中の導入を目指す大阪府と大阪市は11日、制度案の骨子を公表した。柔軟な運賃設定やドライバーの自由な働き方が可能な契約方法などが盛り込まれた。年内に有識者の意見を踏まえた制度案を策定し、国と導入に向けた協議を行う。
同日開催された有識者会議で示された骨子は、需給に応じた運賃設定ができる「ダイナミックプライシング」を採用したほか、実施主体とドライバーの関係は雇用契約だけでなく業務委託契約も可能とし、事業者やドライバーの参入を促す。
会議では交通空白地でライドシェアを運営した事業者が、副業として働ける業務委託契約でなければドライバーは集まらないと指摘。吉村洋文知事は会議後、記者団の取材に「安全対策をした上でドライバーが自由な時間に運行できる仕組みが必要だ」と話した。
府市の方針では運行区域は府内全域とし、期間は万博開催半年前の令和6年秋から約1年間に限定。高齢化でタクシー運転手が不足する中、万博の来場者で増える交通需要に対応するためライドシェアを導入したいとしている。