小倉智昭さん死去 先延ばしにした膀胱がん全摘手術を後悔「最初から手術をしていれば」

スポニチアネックス12/11(水)4:00

小倉智昭さん死去 先延ばしにした膀胱がん全摘手術を後悔「最初から手術をしていれば」

小倉智昭さん(2023年撮影)

 膀胱がんの9割は65歳以上の高齢者に発症。年間2万人以上の人が膀胱がんと診断されている。男性に多く、女性の3〜4倍。リスクの1位は喫煙。他のがんよりも初期症状が出やすいのが特徴だ。

 小倉さんは16年5月に内視鏡手術でがんを切除したが「男としての機能に未練があった」と膀胱の全摘は決断できず。ネットなどで調べ、臓器を残す治療方法の情報を見つけ「最先端」という触れ込みの治療をいくつか受けた。しかし、18年11月に膀胱から大量出血。全摘手術を決めた。

 22年秋には肺転移が見つかり、小倉さんは「(全摘を)先延ばしにした2年半の間に転移したのかもしれない。最初から手術をしていれば」と後悔していた。

 昨年、腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けた。

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