またバスの話題が連続して恐縮ですが、いろいろと。
●秋田だけじゃなかったEVバス
昨日の記事後半の秋田県のEVバス(電気バス)について少々。
秋田県のEVバスは、17日に関係者・報道向け公開、21日に一般向けの出発式と試乗会が行われた。
県産部品などが使われているものの、納入したのは「株式会社東京アールアンドデー(東京R&D)」という企業らしく、同社のホームページでいろいろと性能などが分かる。
ところで、沖縄県でもEVバスを試作(「ガージュ号」)し、その披露式が18日に行われたという。
秋田と沖縄で県主導によって電気で動くバスが同時期に作られたことになるが、この両者には共通点が多い。
挙げてみると、東京R&Dが納入、いすゞの路線用中型バスがベース、生産技術を確立し県内の産業振興につなげるのが狙いといった点。
それだけに、東京R&Dのホームページ掲載の両車の主要諸元によれば、性能もかなり似通っているように見える。モーターもアメリカ製の同じもの。目立った相違は、フル充電走行距離が秋田36km、沖縄44km、バッテリー容量が秋田24kWh、沖縄48kWhなことくらいか。
大きく違うところは、秋田は新車(いすゞエルガミオ)を改造したのに対し、沖縄は県内事業者の中古(エルガミオの前モデル)を改造し今後12台まで増やすこと。
秋田では今後試運転を重ねて来年夏以降に営業運転に入るのに対し、沖縄は今年8月下旬から実証運行に入ること。
同じ会社が同じ時期に両県に納入したということからして、なんだかなという気もする。
そして、秋田はこれからやっと動かし始めるというのに、沖縄ではもうすぐお客を乗せて運行してしまうわけで、1年分先を越される形になる。
沖縄以外にも他にEVバスを開発する組織はいくつもあるのだし、秋田県がのんびりとEVバスを開発したところで、その時に買ってくれるところがあるだろうか。
それと、秋田はおそらく2000万円近い新車のエルガミオを買って、エンジンを外してEVに改造した。
一方、沖縄では、県内バス会社の中古車だから買ったとしてもせいぜい数百万円だろうか。その使い古しのエンジンを外して改造したのだろうから、とても合理的だ。今後は古いディーゼル車をEVへ改造するという需要も出てくるかもしれないから、その意味でも有意義かもしれない。
秋田はもったいないというか無駄な投資をしたように感じてしまう。(秋田の見栄っ張りの県民性を示す「いいふりこき」か?)
秋田のEVバスにも期待したいのだけど、県外でこんな動きがあったと知ると、果たして大丈夫なのか不安になってしまう。
※EVバス関連の次の記事は、こちらの中ほど
以下、路線バスの小ネタ。
●「秋田駅前」行き
行き先表示に系統番号が表示されたのに伴い、いわゆる秋田駅行きの路線バスは「秋田駅西口」と表示されるようになった。
ごく一部残っている幕式の行き先表示の車両では、今までどおり「経由地+秋田駅前」といった表示が見られる。
そんな中、こんな車両が、
「秋田駅前」(沖縄県でEVに改造されたのが、このタイプの車)
経由地のない「秋田駅前」だけの表示。これは今となっては懐かしくてレア!
下に紙で「100」と系統番号が出ているように、これは新国道経由五城目線。
「294」は五城目営業所所属の車両。
以前紹介したように、「294」は秋田から五城目に向かう時の表示「新国道 土崎 五城目」が他の車両と異なる文字配置であり、しかもわざわざ「新国道経由」という紙を出していた。
(再掲)
その「294」には、なぜか反対方向の「新国道 秋田駅前」がセットされておらず、その対処として紙で「新国道経由」を示していたのだろう。
上の「秋田駅前」の写真では、なぜか「新国道経由」の紙が出ていないが、後日再び復活していた。
(飯島~土崎にかけては寺内経由の路線と同じ道を通るので、「新国道経由」を表示してもらわないと困ります)
●こんな所にも大型バス
先日の記事で、秋田では路線バスで大型バスが使われる場面は限られていることを取り上げた。
中央交通では臨海営業所に集中配置され、秋田市内の特定の路線に限定して走っているのが現状。
ところが、
こんなバスが
三平バスの隣に「か351」という新国道経由五城目行きのバスがいる。
フロントガラスが1枚になったいすゞLVキュービック、つまり大型バスだ。
新国道経由五城目線は、現在は中型バスしか使われていないと思っていたが、大型バスが使われることもあるのか!
時間からして五城目営業所担当のダイヤだから、五城目所属の車両ということになるが、現在の五城目に大型バスが配置されていたのも知らなかった。(中型と小型ばかりだと思っていた)
先週2度見かけたけれど、他の車両の検査に伴う代走か何かで秋田へ出てきたのだろうか。

この車は、東京都交通局の中古車で、ホイールベースが少し短いタイプのようだ。
なお、臨海営業所にも「351」ナンバーの大型路線バスが配置されているが、こちらは秋田市交通局から譲渡された日野ブルーリボン。(貸切兼用の秋田八丈デザインだった車両)
(再掲)市営バス当時のナンバーのまま譲渡された
●迂回の告知
金曜と土曜は、秋田市土崎の港まつり(土崎港曳山まつり)だった。
バス通りは交通規制が敷かれるので、土崎を通るほぼすべての路線が迂回や発着地の変更をする。
最近の中央交通さんは、祭りなどによる迂回について、ホームページでは事前に告知してくれるようになった。(図があったりなかったりで書式は毎回異なるのだけど)
今回も、PDFファイルがアップされた
本社と臨海営業所が問い合わせ先になっており、秋田営業所や五城目営業所は出ていない。
一方、バス停には告知があったりなかったり。新屋のお祭りの時は、ホームページと同じ物が掲出されていたけれど。
今回は、秋田駅西口のバス乗り場には、こんな掲示。
「土崎港祭典に伴うバス経路の変更について」と手書き
内容はホームページ掲載と同じ。
でも、「◯◯を迂回して運行する」「◯◯で折り返しする」とか、なんか命令口調。ホームページでは「◯◯を迂回します」「◯◯が起終点となります」とかだったのに。
切り貼りしてコピーしたような跡があるし、紙の中でのバランスも変。

おそらく、乗務員向けの車内の通達文書を切って拡大コピーして、それにタイトルを手書きして張り出したのだろう。
自社ホームページにちゃんとしたお客向け文書がアップロードされているんだから、それをダウンロードしてプリントアウトすればすればいいんじゃないでしょうか? アップしたのをダウンして回りくどいけど…
【8月12日追記】2012年の中央交通では、三皇熊野神社のお祭りや竿燈の迂回についてはホームページで告知があったが、旭南の馬口労町の草市の迂回ではなかった。
●一方、羽後交通は…
(再掲)
通町バス停に、何やら新たな掲示が出ていた。上の写真、左側のポールのいちばん下の紙。
「お知らせ」とある
独特の書体の「お知らせ」のタイトル。羽後交通の掲示だ。
でも、通町は羽後交通は通らない。
読んでみると、8月3日~6日の竿燈まつりの交通規制に伴う、羽後交通の本荘方面の急行バスの迂回の告知。羽後交通本荘営業所によるもの。

迂回の影響を受けるのは3便。本荘行きは通町→けやき通り→中央交通本社前と北~西側を大きく迂回。交通公社前、山王十字路、長崎屋バスターミナルの代替停留所として、通町、鉄砲町、中央交通本社前の中央交通の各バス停を使わせてもらう。
秋田行きは、寺町→四丁目橋(たぶん)→北都銀行前と一方通行路を迂回、距離的には通常とあまり違わないが、あの狭い四丁目橋を渡って曲がるんだろうか?【27日追記・そういえば中央交通の市内路線も最近は駅行きは四丁目橋を迂回しているようだ(羽後交通と同じく駅発は通町を迂回)】 交通公社前の代替で北都銀行前バス停を使用。
そんなことが、なかなか分かりやすい略地図とともに告知されていた。本荘の人が秋田市の地図をかくなんて、大変だったろうに。
同じ掲示は北都銀行前にも出ていた。
通行止めとなる区間に掲示を出すのは当然だけど、通町や北都銀行前のような迂回先のバス停にも張るのは、あまり意味がなさそうな…
でも、乗客にしっかり説明しようという羽後交通さんの姿勢は伝わる。
羽後交通といえば、高速バス横手・湯沢方面も秋田市に乗り入れ、竿燈の交通規制を受けるはず。
こっちは中央交通と共同運行だから、掲示は中央交通さんの担当ですか?
※竿燈まつりのバス迂回についてはこちら
●秋田だけじゃなかったEVバス
昨日の記事後半の秋田県のEVバス(電気バス)について少々。
秋田県のEVバスは、17日に関係者・報道向け公開、21日に一般向けの出発式と試乗会が行われた。
県産部品などが使われているものの、納入したのは「株式会社東京アールアンドデー(東京R&D)」という企業らしく、同社のホームページでいろいろと性能などが分かる。
ところで、沖縄県でもEVバスを試作(「ガージュ号」)し、その披露式が18日に行われたという。
秋田と沖縄で県主導によって電気で動くバスが同時期に作られたことになるが、この両者には共通点が多い。
挙げてみると、東京R&Dが納入、いすゞの路線用中型バスがベース、生産技術を確立し県内の産業振興につなげるのが狙いといった点。
それだけに、東京R&Dのホームページ掲載の両車の主要諸元によれば、性能もかなり似通っているように見える。モーターもアメリカ製の同じもの。目立った相違は、フル充電走行距離が秋田36km、沖縄44km、バッテリー容量が秋田24kWh、沖縄48kWhなことくらいか。
大きく違うところは、秋田は新車(いすゞエルガミオ)を改造したのに対し、沖縄は県内事業者の中古(エルガミオの前モデル)を改造し今後12台まで増やすこと。
秋田では今後試運転を重ねて来年夏以降に営業運転に入るのに対し、沖縄は今年8月下旬から実証運行に入ること。
同じ会社が同じ時期に両県に納入したということからして、なんだかなという気もする。
そして、秋田はこれからやっと動かし始めるというのに、沖縄ではもうすぐお客を乗せて運行してしまうわけで、1年分先を越される形になる。
沖縄以外にも他にEVバスを開発する組織はいくつもあるのだし、秋田県がのんびりとEVバスを開発したところで、その時に買ってくれるところがあるだろうか。
それと、秋田はおそらく2000万円近い新車のエルガミオを買って、エンジンを外してEVに改造した。
一方、沖縄では、県内バス会社の中古車だから買ったとしてもせいぜい数百万円だろうか。その使い古しのエンジンを外して改造したのだろうから、とても合理的だ。今後は古いディーゼル車をEVへ改造するという需要も出てくるかもしれないから、その意味でも有意義かもしれない。
秋田はもったいないというか無駄な投資をしたように感じてしまう。(秋田の見栄っ張りの県民性を示す「いいふりこき」か?)
秋田のEVバスにも期待したいのだけど、県外でこんな動きがあったと知ると、果たして大丈夫なのか不安になってしまう。
※EVバス関連の次の記事は、こちらの中ほど
以下、路線バスの小ネタ。
●「秋田駅前」行き
行き先表示に系統番号が表示されたのに伴い、いわゆる秋田駅行きの路線バスは「秋田駅西口」と表示されるようになった。
ごく一部残っている幕式の行き先表示の車両では、今までどおり「経由地+秋田駅前」といった表示が見られる。
そんな中、こんな車両が、

経由地のない「秋田駅前」だけの表示。これは今となっては懐かしくてレア!
下に紙で「100」と系統番号が出ているように、これは新国道経由五城目線。
「294」は五城目営業所所属の車両。
以前紹介したように、「294」は秋田から五城目に向かう時の表示「新国道 土崎 五城目」が他の車両と異なる文字配置であり、しかもわざわざ「新国道経由」という紙を出していた。

その「294」には、なぜか反対方向の「新国道 秋田駅前」がセットされておらず、その対処として紙で「新国道経由」を示していたのだろう。
上の「秋田駅前」の写真では、なぜか「新国道経由」の紙が出ていないが、後日再び復活していた。
(飯島~土崎にかけては寺内経由の路線と同じ道を通るので、「新国道経由」を表示してもらわないと困ります)
●こんな所にも大型バス
先日の記事で、秋田では路線バスで大型バスが使われる場面は限られていることを取り上げた。
中央交通では臨海営業所に集中配置され、秋田市内の特定の路線に限定して走っているのが現状。
ところが、

三平バスの隣に「か351」という新国道経由五城目行きのバスがいる。
フロントガラスが1枚になったいすゞLVキュービック、つまり大型バスだ。
新国道経由五城目線は、現在は中型バスしか使われていないと思っていたが、大型バスが使われることもあるのか!
時間からして五城目営業所担当のダイヤだから、五城目所属の車両ということになるが、現在の五城目に大型バスが配置されていたのも知らなかった。(中型と小型ばかりだと思っていた)
先週2度見かけたけれど、他の車両の検査に伴う代走か何かで秋田へ出てきたのだろうか。

この車は、東京都交通局の中古車で、ホイールベースが少し短いタイプのようだ。
なお、臨海営業所にも「351」ナンバーの大型路線バスが配置されているが、こちらは秋田市交通局から譲渡された日野ブルーリボン。(貸切兼用の秋田八丈デザインだった車両)

●迂回の告知
金曜と土曜は、秋田市土崎の港まつり(土崎港曳山まつり)だった。
バス通りは交通規制が敷かれるので、土崎を通るほぼすべての路線が迂回や発着地の変更をする。
最近の中央交通さんは、祭りなどによる迂回について、ホームページでは事前に告知してくれるようになった。(図があったりなかったりで書式は毎回異なるのだけど)

本社と臨海営業所が問い合わせ先になっており、秋田営業所や五城目営業所は出ていない。
一方、バス停には告知があったりなかったり。新屋のお祭りの時は、ホームページと同じ物が掲出されていたけれど。
今回は、秋田駅西口のバス乗り場には、こんな掲示。

内容はホームページ掲載と同じ。
でも、「◯◯を迂回して運行する」「◯◯で折り返しする」とか、なんか命令口調。ホームページでは「◯◯を迂回します」「◯◯が起終点となります」とかだったのに。
切り貼りしてコピーしたような跡があるし、紙の中でのバランスも変。

おそらく、乗務員向けの車内の通達文書を切って拡大コピーして、それにタイトルを手書きして張り出したのだろう。
自社ホームページにちゃんとしたお客向け文書がアップロードされているんだから、それをダウンロードしてプリントアウトすればすればいいんじゃないでしょうか? アップしたのをダウンして回りくどいけど…
【8月12日追記】2012年の中央交通では、三皇熊野神社のお祭りや竿燈の迂回についてはホームページで告知があったが、旭南の馬口労町の草市の迂回ではなかった。
●一方、羽後交通は…

通町バス停に、何やら新たな掲示が出ていた。上の写真、左側のポールのいちばん下の紙。

独特の書体の「お知らせ」のタイトル。羽後交通の掲示だ。
でも、通町は羽後交通は通らない。
読んでみると、8月3日~6日の竿燈まつりの交通規制に伴う、羽後交通の本荘方面の急行バスの迂回の告知。羽後交通本荘営業所によるもの。

迂回の影響を受けるのは3便。本荘行きは通町→けやき通り→中央交通本社前と北~西側を大きく迂回。交通公社前、山王十字路、長崎屋バスターミナルの代替停留所として、通町、鉄砲町、中央交通本社前の中央交通の各バス停を使わせてもらう。
秋田行きは、寺町→四丁目橋(たぶん)→北都銀行前と一方通行路を迂回、距離的には通常とあまり違わないが、あの狭い四丁目橋を渡って曲がるんだろうか?【27日追記・そういえば中央交通の市内路線も最近は駅行きは四丁目橋を迂回しているようだ(羽後交通と同じく駅発は通町を迂回)】 交通公社前の代替で北都銀行前バス停を使用。
そんなことが、なかなか分かりやすい略地図とともに告知されていた。本荘の人が秋田市の地図をかくなんて、大変だったろうに。
同じ掲示は北都銀行前にも出ていた。
通行止めとなる区間に掲示を出すのは当然だけど、通町や北都銀行前のような迂回先のバス停にも張るのは、あまり意味がなさそうな…
でも、乗客にしっかり説明しようという羽後交通さんの姿勢は伝わる。
羽後交通といえば、高速バス横手・湯沢方面も秋田市に乗り入れ、竿燈の交通規制を受けるはず。
こっちは中央交通と共同運行だから、掲示は中央交通さんの担当ですか?
※竿燈まつりのバス迂回についてはこちら