広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

装飾用竿燈

2012-07-24 22:09:03 | 秋田の季節・風景
東北はまだ梅雨。週末は梅雨明けしたかのような好天だったが、今日から明日は梅雨最後かと思われる雨がしとしと降っている。
そんな時期なので、気がつけば竿燈まつり(8月3日~6日)が目の前。竿燈に参加する市内各町内ではちょうちんが飾られたり本番へ向けての準備が進み、会場では観覧席ができ上がっている。

1週間ほど前、秋田駅東西自由通路「ぽぽろーど」の中央改札口・みどりの窓口付近でこんな光景を見かけた。
左奥が改札口
秋田駅の駅員だろうか、JR東日本の制服を着た皆さんが10人近く出て、竹の枠組みを作ったり、提灯を揃えたりしていた。
作業中
展示・装飾用の竿燈、「置き竿燈」を設置していたのだった。

2009年に紹介したように、置き竿燈は通年常設されるもののほか、竿燈まつりの時期だけ設置されるものがある。
秋田駅中央改札口周辺では、改札を出て左側に秋田市が設置したと思われる「大若(おおわか。通常サイズ)」が常設(冒頭の写真奥に見えている)され、このようにみどりの窓口前にはJR東日本が設置した「小若(こわか。子ども用)」が竿燈前後だけ設置される。これはJRの竿燈なので、ちょうちんは蒸気機関車の動輪をモチーフにした紋様。

その設置風景は初めて見た。業者にでもやらせているのかと思ったら、JR社員自らやっているとは感心。
手際もよく、30分後に通ったら、
ほぼ設置完了
現在は、駅隣接のJR東日本秋田支社正面玄関前の大若(ちょうちん内に照明付き)も設置・点灯されている。こちらは配線工事が必要だけど、やっぱり社員が設置するのだろうか。JRさんならできてしまいそう。
【25日補足】竹を組んでちょうちんを取り付けられる状態にする「竿組み」はどこの町内・団体でも自前で行うようだ。でもそれを展示用に固定するってのはJRぐらいしかしないだろう。

ところで、先日コメントで教えていただいたように、NTT東日本が各地に設置しているライブカメラが、ぽぽろーどの改札口前にも設置された。
そのアングル(4つの固定)からも置き竿燈が見られる。
中央改札口。右が常設の大若
ぽぽろーど西方向。中央が上で紹介した小若


次に、ぽぽろーどを西側へ進む。
バス乗り場の上付近(ここから先が2000年に延長された部分)
改札口から進んでくると目に入る、その真ん中のベンチや地図などがある辺りに、何やら置かれていた。
「ようこそ 竿燈のまち あきたへ!」
【8月4日追記】竿燈まつり期間中は「開催中」といった文言に変えられている。
【9日画像追加】竿燈期間中はこのような表示

竿燈をデザインしたイラストパネルはいいとしても、それが付いている板は鏡。(ガラスの鏡ではないようで、少しゆがんで映る)
何じゃこりゃ?

裏側を見てみる。
「竿燈妙技」
手のひらや額などに載せる竿燈の演技の順番とその説明が表示されていた。
その隅には、
「反対側の鏡で試してみよう♪」
なるほど。
片面で演技のやり方を知り、反対面でそれを実際に(形だけ)試してもらおうという趣向か。
絵に顔がはまる穴を開けた「顔はめ看板」があるけれど、それだと顔だけ。顔だけでなく体全体で竿燈の演技を(演技するふりを)してみてほしいというアイデアのようだ。
竿燈の絵の位置が固定されているため、位置的には手のひら(平手)向きでしょう。額や肩だとしゃがまないといけないし、腰だと高すぎるから。

で、その姿を写真にでも撮ってくださいということかな。ぽぽろーどの真ん中でそんなことをする場面を想像すると、ちょっとマヌケ?
よく考えたような、凝りすぎているような… どんなもんでしょうか?

※その後、小変化があった
【9日追記】これは秋田市が民間会社に委託して企画・設置したもので「竿燈姿見パネル」というそうだ。



最後に、以前からあった竿燈の装飾。
竿燈会場である竿燈大通りの東端、二丁目橋の「那波家の水汲み場」跡前。(昨冬、巨大行灯が設置された小公園風の一角)
こんなパネル状のオブジェが常設されている
だいぶ昔からあるような気もするけれど、いつからあるかは分からない。設置者などの表示はない。【2013年4月29日追記】柱に秋田市竿燈まつり実行委員会の設立30周年記念のものであることが表示されていた。

腰で竿燈を上げる人物の全身が描かれ、その背景に大若の竿燈の全体像。てっぺんが枠からはみ出て描かれる。
素人っぽい絵
そして、これもだいぶ前からかと思うが、人物が来ている半纏の胸の部分に、土星のようなもの(?)が落書きされている。
元々の絵にうまく“溶け込んで”いて、まるで半纏の柄のようにも見えてしまって、落書きだとは気づきにくいのではあるけれど。

【2024年11月5日追記】↑このモニュメントは、秋田市添川にある「武藤工芸鋳物」の製作。秋田市役所旧庁舎の花時計(の文字盤?)や、「ももさだカエル」も手掛けている。
そして、2021年7月26日の秋田放送「ラジパル日記(https://www.akita-abs.co.jp/blog/radipal/archives/39503)」によれば、二丁目橋のモニュメントは「竿燈の像」という名称らしい。
コメント (2)
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