秋田大学の学内は、全面禁煙となっている。
そのため(?)、大学関係者(学生・院生等や教職員)が門の外の公道上に出てきて喫煙する行為が日常的に見受けられていた。ストリートビューにも写ってしまっている。
このような状況では、たしかに「学内の禁煙」にはなっているが、これでは門を通って出入りするタバコを吸わない大学関係者の受動喫煙になるばかりか、公道を歩く近隣住民など一般市民にとってはいい迷惑だった。さらに、本来の狙いの1つであるはずの、学生や教職員の健康増進にはまったくつながらない。(さらに厳密には、道路の目的外使用として道路交通法違反になる可能性もあるのではないだろうか)
門の近くに、缶を使った灰皿が置かれているものもあり、それが撤去される気配もなく、すなわち大学側が路上喫煙を黙認していたのではないかと思えてしまうフシもあった。そもそも、路上喫煙は1人2人、1分2分のことではないので、学長など大学の偉い人、施設管理や学生担当の職員の視界にも入っていたはず。それなのに、特に対処はされていないように見えていた。
健康増進法第25条を守るべく、とりあえず制度を作って無理やり押し付け、その後のフォローをしないでしまっていたのではないだろうか。
ところが、9月13日付秋田魁新報社会面によれば、同月中に手形キャンパス内に喫煙所を3か所設置することになったという。全面禁煙から一転して、「分煙化」されることになる。
新聞記事によれば、
タバコを吸う大学関係者が一定数いる現状では、妥当な対処だろう。
ただ、2010年4月の全面禁煙から今まで3年間経って、かつ外部からの指摘を受けて、やっと重い腰を上げたかという感想になってしまう。(しかも、決定・設置まで3か月以上かかっていることになる。今は秋休み終盤で学生がキャンパスに戻ってきている頃だと思うが、もう少し早くしていれば、夏休み中に工事を終えられたのでは?)
記事は、2003年から禁煙になっている医学部のある本道キャンパスについては「苦情などは寄せられていないという。」と結んでいる。
しかし、たしかに最近は見かけないが、以前は学内(=可能性としては附属病院を含む)から出てきて路上で喫煙する者(服装や年齢からして入院患者や学生、医療関係者ではなさそうだった)を何度か見たことがある。本道キャンパスは住宅からは距離があって、医学部や病院に用のある人以外はあまり通らないので、苦情に至らなかったというだけではないだろうか。
さて、となると同様に門の外に出て喫煙する者が見受けられる、弘前大学文京町地区。
どうしますか?
そのため(?)、大学関係者(学生・院生等や教職員)が門の外の公道上に出てきて喫煙する行為が日常的に見受けられていた。ストリートビューにも写ってしまっている。
このような状況では、たしかに「学内の禁煙」にはなっているが、これでは門を通って出入りするタバコを吸わない大学関係者の受動喫煙になるばかりか、公道を歩く近隣住民など一般市民にとってはいい迷惑だった。さらに、本来の狙いの1つであるはずの、学生や教職員の健康増進にはまったくつながらない。(さらに厳密には、道路の目的外使用として道路交通法違反になる可能性もあるのではないだろうか)
門の近くに、缶を使った灰皿が置かれているものもあり、それが撤去される気配もなく、すなわち大学側が路上喫煙を黙認していたのではないかと思えてしまうフシもあった。そもそも、路上喫煙は1人2人、1分2分のことではないので、学長など大学の偉い人、施設管理や学生担当の職員の視界にも入っていたはず。それなのに、特に対処はされていないように見えていた。
健康増進法第25条を守るべく、とりあえず制度を作って無理やり押し付け、その後のフォローをしないでしまっていたのではないだろうか。
ところが、9月13日付秋田魁新報社会面によれば、同月中に手形キャンパス内に喫煙所を3か所設置することになったという。全面禁煙から一転して、「分煙化」されることになる。
新聞記事によれば、
路上で喫煙する大学関係者について「地域住民から電話で苦情が寄せられたのは今年5月。」「これまでも(中略)地域からたびたび指摘があった」。
学内で検討し「「地域に開かれた大学を目指す中で、市民の声にしっかりと対応していかなければならない」との意見で一致。現実的な対応を優先し、喫煙所設置を決めた。」
「大学の担当者は「苦情に対応するための苦肉の策。じくじたる思いはある」」
喫煙所は暫定的なものであり、学生への啓発を強化して、喫煙者がいなくなれば「いつでも撤去できるよう、屋根付きの簡易な建物とする」
とのこと。学内で検討し「「地域に開かれた大学を目指す中で、市民の声にしっかりと対応していかなければならない」との意見で一致。現実的な対応を優先し、喫煙所設置を決めた。」
「大学の担当者は「苦情に対応するための苦肉の策。じくじたる思いはある」」
喫煙所は暫定的なものであり、学生への啓発を強化して、喫煙者がいなくなれば「いつでも撤去できるよう、屋根付きの簡易な建物とする」
タバコを吸う大学関係者が一定数いる現状では、妥当な対処だろう。
ただ、2010年4月の全面禁煙から今まで3年間経って、かつ外部からの指摘を受けて、やっと重い腰を上げたかという感想になってしまう。(しかも、決定・設置まで3か月以上かかっていることになる。今は秋休み終盤で学生がキャンパスに戻ってきている頃だと思うが、もう少し早くしていれば、夏休み中に工事を終えられたのでは?)
記事は、2003年から禁煙になっている医学部のある本道キャンパスについては「苦情などは寄せられていないという。」と結んでいる。
しかし、たしかに最近は見かけないが、以前は学内(=可能性としては附属病院を含む)から出てきて路上で喫煙する者(服装や年齢からして入院患者や学生、医療関係者ではなさそうだった)を何度か見たことがある。本道キャンパスは住宅からは距離があって、医学部や病院に用のある人以外はあまり通らないので、苦情に至らなかったというだけではないだろうか。
さて、となると同様に門の外に出て喫煙する者が見受けられる、弘前大学文京町地区。
どうしますか?