広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

弘前もストリートビュー

2013-09-29 23:29:24 | 津軽のいろいろ
前回に続いて、新たに公開されたストリートビュー。今回は弘前市について。
青森県は2011年12月から一部地域分が公開されていたものの、津軽地方側は青森市から藤崎町に入ったJR北常盤駅付近で終わっていた。また、今年3月には弘前公園内だけのストリートビューが公開されていた。
そんな状況から一転、秋田市と同様に弘前市も市街地では細かな道路まで一気にストリートビューに対応した。
撮影は今年5月(青森県内すべて)だそうで、秋田よりも短期間で撮影し、短期間で公開にまで至ったことになる。


では、弘前のストリートビューをざっと見たところからいくつか。
上記の通り、撮影は5月。3月末に紹介した、弘前駅城東口側の雪山(雪捨場)は、
まだ残っていた

津軽の5月といえば、
リンゴの花と残雪の岩木山
市内の至るところで、満開のリンゴの花を見ることができる。薄曇りの日が多く、岩木山がはっきり見えていないアングルのほうが多いものの、ある意味ベストシーズンの撮影であろう。(郊外の相馬地区などは、開花前と思われる画像もある)
上の画像の正面に岩木山を望む一面のリンゴ畑は、悪戸地区(の縦に長いうちの中央部辺り)。見ての通り、かなりの細道。しかも行き止まり。私道のような気もするが、がんばって撮影したようだ。今の時期だったら、リンゴ泥棒と間違われそう…


これも上記の通り、弘前公園は先にストリートビューが公開されていた。桜が満開の時期の撮影(2012年4月)で、一部は公園周辺の公道(の歩道)も見られた。
その部分は、今はどうなったかというと、
重複している(弘前市役所・弘前城追手門付近)
上の地図で、お堀沿いに青線が二重に引かれている。内側(お堀側)が2012年撮影で先に公開されていた、公園内のストリートビューの一部。自転車で撮影したためか、一直線でなく微妙にブレている。
道路中央部のまっすぐなのが、今回公開された車で撮影されたもの。桜の時期は過ぎているので、葉桜の画像。

ところで、ストリートビューの開始を伝える地元紙・陸奥新報の9月27日付オンライン記事。
弘前なども「ストリートビュー」対象地域に
追手門付近のストリートビューの画像も掲載されているけれど、桜が咲いている。つまり、今回新たに公開された画像ではなく、以前からの公園内のストリートビューを掲載してしまっている。
「【写真説明】ストリートビューで見る弘前市下白銀町周辺」とあり、別に「今回新たに公開された画像」と言っているわけでないから間違いではないのだろうが、誤解を与えかねず、この内容の新聞記事に添えるにはやや不適切な画像ではないでしょうか。
ちなみに、
これが陸奥新報掲載のストリートビューのアングル
上の画像で赤い矢印を付けたところに、ちょっとだけ看板が見える。これは、東奥日報弘前支社のもの。陸奥新報の画像ではギリギリ写っていないが、ライバルだからあえて外したのか?
これとほぼ同じ位置を、新しく公開された車道からのストリートビューで見ると、
枝垂れ桜は咲いているけど、ソメイヨシノは葉桜


下土手町の商店街は朝早い撮影らしく、ほとんどの店が開店前でシャッターが下りているのが、残念。
スクランブル交差点から


柴田女子高の円形校舎は、
これが限界
なぜか円形校舎の前の1ブロックだけ公開されていない。
円形校舎を避けるように裏道に回っている


弘前大学文京町地区周辺の“名所“も見られる。
まずは、バカヤローカーブ
西弘前側のカーブ入口。奥のアパートの壁の色が変わった(以前は白)
カーブが連続するだけに、マウスで視点を進めていくのがちょっと大変。(※上下カーソルキーでも動かせます)

そして、寒沢“スキー場”こと、寒沢の坂。
自転車を押して登る学生
大きな(?)変化に気付いた。
上の画像右側は電気屋さん。以前から縦書きの「SONY」という看板があったのだが、いつの間にか「N」と「Y」が取れてしまって、「SO」が残っていた。その状態で変化がないことは今年2月に確認していた。
(再掲)今年2月。上のストリートビューとは逆向き
それが、ストリートビューが撮影された5月には完全に撤去されてしまっていた。「MITSUBISHI」の縦の看板もなくなっている。お店自体は営業しているようだ。

坂の上の弘南鉄道大鰐線の踏切は、
 
ちょうど遮断機が上がって(電車の姿は見られない)、多くの学生が行き交うところ。
四六時中人通りがある場所ではなく、授業と授業の合間の時間帯かつ踏切待ちによってこうなったはずだけど、学生街らしい光景だ。


文京小学校・第三中学校前ですれ違う、弘南バスの「50501-2」号車の広告。
弘前市財政部収納課の広告
イラストの一家6人中、祖母と父だけ顔にボカシが入っていない。「付」「便」「確」「替」の文字にはボカシが入る。
ストリートビューでは、速度制限「30」の標識にボカシが入りやすい傾向があるなど、いろいろクセがある。


そういえば、ストリートビューを見て弘前市内は道幅の割に40km/h制限の道路がけっこう多いと感じた。
秋田市内は30km/hが多い。弘前で車がなんとなく怖く感じる(だからといって秋田では怖くないわけではないが)のは、道が狭いことのほか、これも原因かもしれない。

※この後、1年経たない2014年8月に、弘前市内の多くの画像が更新された。以前の画像も「タイムマシン機能」で見ることは可能。
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