秋田県内の公立小中学校は、少し長い冬休みが終わって今日から授業再開。
内陸南部では、2006年の豪雪に匹敵するような大雪になっていて、横手市は180センチ近く積もっている。
幸い秋田市では24センチ。ただ、寒くてあまり融けないので、じわじわと増えている印象。10日、13日、14日は真冬日となったものの、風が弱い分、いくらか過ごしやすい。
楢山・旭南・卸町のイオン秋田中央店(旧・秋田サティ)裏の旭川と太平川の合流点。
旭川は手前から右へ流れる。左から太平川が合流。左奥が大森山
ここにたくさんの白鳥が下りて休んでいる。
約50羽
昨冬以前からいなくはなかったはずだけど、太平川のもう少し上流側(猿田川との合流点付近)にせいぜい10羽程度いることが多かった気がする。
地元の何人かの方々もここにこれだけいるのは、「珍しい」とか「多い」と言っていた。
オオハクチョウと思われる幼鳥よりも、やや小さい大人の白鳥もいたようだけど、それはコハクチョウ?(素人が遠目で識別するのは困難)
自転車が1台
ところで、秋田県で大雪(豪雪)といえば、最近は2006年1月のが真っ先に思い浮かぶけれど、それ以前では「四八豪雪」。
秋田県の公式サイトによれば、佐竹秋田県知事が1月6日の「職員への知事年頭あいさつ」でこんなことをおっしゃっている。
おっしゃることはごもっともで、気を抜いてはいけないのですが、気になったのが「昭和48年、あの年は今頃ちょうどこんな状態でありましたが…」の部分。(秋田市長が「寝むれた」というのも寝て蒸れたみたいでおかしいけど…)
これは「四八豪雪」のことを指していると思われる。
ところが、四八豪雪というのは、昭和48年11月から昭和49年3月にかけての豪雪のこと。1シーズンずれている?
当時の気象データを調べてみても、昭和48年1月から2月は知事がおっしゃるような降り方ではなく、きっと「昭和49年」と勘違い(あるいは言い間違い。もしかしたらサイトアップ時の入力ミス)されている。
佐竹知事は「理系」であることを自負されているようで、データを重視するとか。それがこれではいけませんな。元データに当たって、根拠を明確にするようにしないと。
と、自分のことを棚に上げながら自戒を込めて。
13日は成人の日。
秋田県内では夏に成人式を行う自治体が多く、1月に行うのは秋田市などごくわずか。
秋田市では、遠方から帰省して出席する人に考慮して、12日に前倒しして成人式(新成人のつどい)を開催した。(青森県などでも同様の所があったようだ)
会場は、臨海バイパスの秋田市立体育館。
ずっと前はなかったはずでいつから始まったかは分からないけれど、今年は、秋田駅東口-秋田市役所分館前(駐車場)-体育館を結ぶ無料シャトルバスが、開始前と開始後に3本ずつ運行された。
定員50名(1便当たりということでしょう)だそうで、どれくらいの利用や渋滞緩和効果があったのかは分からない。
特に意識していなかったが、偶然、シャトルバスの1台を目撃できた。
その車両は「まんたらめ号」だった!
(再掲)
以前に紹介したように、元秋田市交通局(秋田市営バス)の空港リムジン→貸切用だった車両。交通局の貸切事業廃止後に白ナンバーの「まんたらめ号」となって、秋田市教育委員会管轄の「秋田市太平山自然学習センター・まんたらめ」の送迎バスになっている。
現在、まんたらめ号の後部には、
「10周年記念」の文字(別の日に撮影)
「まんたらめ号が10周年」のようにも受け取れるが(間違いではない)、太平山自然学習センターができて10周年ということか。
まんたらめは「大森山少年の家」に代わってできたわけだけど、もっと前に移転した気がしていた。まだ10年かという感じ。
今年の新成人(で秋田市立小学校・中学校に在学した人)は、できて間もないまんたらめで宿泊研修(宿泊訓練。いわゆる「林間学校」)を行って、まんたらめ号にも乗っただろうから、まんたらめ号を新成人のつどいの送迎に充てたのは、心憎い演出だ。
といっても、本当のところは、新成人のつどいもまんたらめ号もどちらも市教委の管轄であり、バスを借り切るよりも安くつくからといった理由でしょう。
あと、シャトルバスの“ダイヤ”を見るとピストン輸送は不可能で、3台用意しないとならない。あとの2台はどんなバスが使われたのだろうか。
1台は、同じく市教委管轄の「やまびこ号」だろうか。あとは、自然科学学習館の2台の送迎バスも市教委管轄だけど、あれは定員がやや少ないはず。河辺の「せせらぎ号(関連記事)」でも来たのだろうか?
内陸南部では、2006年の豪雪に匹敵するような大雪になっていて、横手市は180センチ近く積もっている。
幸い秋田市では24センチ。ただ、寒くてあまり融けないので、じわじわと増えている印象。10日、13日、14日は真冬日となったものの、風が弱い分、いくらか過ごしやすい。
楢山・旭南・卸町のイオン秋田中央店(旧・秋田サティ)裏の旭川と太平川の合流点。
旭川は手前から右へ流れる。左から太平川が合流。左奥が大森山
ここにたくさんの白鳥が下りて休んでいる。
約50羽
昨冬以前からいなくはなかったはずだけど、太平川のもう少し上流側(猿田川との合流点付近)にせいぜい10羽程度いることが多かった気がする。
地元の何人かの方々もここにこれだけいるのは、「珍しい」とか「多い」と言っていた。
オオハクチョウと思われる幼鳥よりも、やや小さい大人の白鳥もいたようだけど、それはコハクチョウ?(素人が遠目で識別するのは困難)
自転車が1台
ところで、秋田県で大雪(豪雪)といえば、最近は2006年1月のが真っ先に思い浮かぶけれど、それ以前では「四八豪雪」。
秋田県の公式サイトによれば、佐竹秋田県知事が1月6日の「職員への知事年頭あいさつ」でこんなことをおっしゃっている。
「雪の方は昨年に比べ大分少なめで、ただ、横手周辺は大分降っているようですけれども、秋田市周辺は大分去年とは違って、昨日穂積市長さんに会ったら大分ゆっくり今年は寝むれたということを聞いております。
ただ、私の経験からすると、ちょうどこういうような年で、昭和48年、あの年は今頃ちょうどこんな状態でありましたが、1月の末から2月にかけて約1週間ぶっ通しで降って、多分戦後最大の秋田の降雪量になったわけでございますので、今後も油断は大敵だと思います。」
※この段階では、横手市もそれほど多い積雪量ではなかった。ただ、私の経験からすると、ちょうどこういうような年で、昭和48年、あの年は今頃ちょうどこんな状態でありましたが、1月の末から2月にかけて約1週間ぶっ通しで降って、多分戦後最大の秋田の降雪量になったわけでございますので、今後も油断は大敵だと思います。」
おっしゃることはごもっともで、気を抜いてはいけないのですが、気になったのが「昭和48年、あの年は今頃ちょうどこんな状態でありましたが…」の部分。(秋田市長が「寝むれた」というのも寝て蒸れたみたいでおかしいけど…)
これは「四八豪雪」のことを指していると思われる。
ところが、四八豪雪というのは、昭和48年11月から昭和49年3月にかけての豪雪のこと。1シーズンずれている?
当時の気象データを調べてみても、昭和48年1月から2月は知事がおっしゃるような降り方ではなく、きっと「昭和49年」と勘違い(あるいは言い間違い。もしかしたらサイトアップ時の入力ミス)されている。
佐竹知事は「理系」であることを自負されているようで、データを重視するとか。それがこれではいけませんな。元データに当たって、根拠を明確にするようにしないと。
と、自分のことを棚に上げながら自戒を込めて。
13日は成人の日。
秋田県内では夏に成人式を行う自治体が多く、1月に行うのは秋田市などごくわずか。
秋田市では、遠方から帰省して出席する人に考慮して、12日に前倒しして成人式(新成人のつどい)を開催した。(青森県などでも同様の所があったようだ)
会場は、臨海バイパスの秋田市立体育館。
ずっと前はなかったはずでいつから始まったかは分からないけれど、今年は、秋田駅東口-秋田市役所分館前(駐車場)-体育館を結ぶ無料シャトルバスが、開始前と開始後に3本ずつ運行された。
定員50名(1便当たりということでしょう)だそうで、どれくらいの利用や渋滞緩和効果があったのかは分からない。
特に意識していなかったが、偶然、シャトルバスの1台を目撃できた。
その車両は「まんたらめ号」だった!
(再掲)
以前に紹介したように、元秋田市交通局(秋田市営バス)の空港リムジン→貸切用だった車両。交通局の貸切事業廃止後に白ナンバーの「まんたらめ号」となって、秋田市教育委員会管轄の「秋田市太平山自然学習センター・まんたらめ」の送迎バスになっている。
現在、まんたらめ号の後部には、
「10周年記念」の文字(別の日に撮影)
「まんたらめ号が10周年」のようにも受け取れるが(間違いではない)、太平山自然学習センターができて10周年ということか。
まんたらめは「大森山少年の家」に代わってできたわけだけど、もっと前に移転した気がしていた。まだ10年かという感じ。
今年の新成人(で秋田市立小学校・中学校に在学した人)は、できて間もないまんたらめで宿泊研修(宿泊訓練。いわゆる「林間学校」)を行って、まんたらめ号にも乗っただろうから、まんたらめ号を新成人のつどいの送迎に充てたのは、心憎い演出だ。
といっても、本当のところは、新成人のつどいもまんたらめ号もどちらも市教委の管轄であり、バスを借り切るよりも安くつくからといった理由でしょう。
あと、シャトルバスの“ダイヤ”を見るとピストン輸送は不可能で、3台用意しないとならない。あとの2台はどんなバスが使われたのだろうか。
1台は、同じく市教委管轄の「やまびこ号」だろうか。あとは、自然科学学習館の2台の送迎バスも市教委管轄だけど、あれは定員がやや少ないはず。河辺の「せせらぎ号(関連記事)」でも来たのだろうか?