秋田市中心市街地にある日赤病院・婦人会館跡地の再開発事業によって2012年7月にオープンした「エリアなかいち」と周辺から。※オープン直後の記事
●やっぱり
なかいちの商業施設の核テナントである食品スーパー「サン・マルシェ」が、今年3月で退去(賃借契約解除)する意向であることが先週分かった。
整理すると、商業施設の所有・運営者が「秋田まちづくり」。
そこに2550平方メートルの核テナントとして入るのが、卸町で同名のスーパーを経営している「秋田まるごと市場」という企業。なかいちのスーパーは「サン・マルシェ」という店名。さらにその中に「北野エース グロッサーズ」などがサン・マルシェのテナントとして入って営業しているという形。のはず。たぶん。
今回は、昨年末、秋田まるごと市場から秋田まちづくりに対して、「売り上げが見込みに届かない」ため契約解除したいと文書で伝えられた。
これを受けて秋田まちづくりは、後継テナントを複数社と交渉中。
一方で、秋田まるごと市場側は契約解除は「完全撤退」ではなく、4月以降は別の形で関わりたいとしており、秋田まちづくりの社長も「まるごと市場にアイデアがあるなら話を聞く」と話している。
やっぱりこうなったか、という感想。夕刻の見切り品が並ぶ時間帯には、勤め帰りの人で賑わうけれど、それ以外は…という状況のようだし。開店から1年半、さらに2013年3月にリニューアルして1年で、というのは、ちょっと早いかなとも思ったけれど。
(以下、以前も書いたと思いますが…)
2013年3月にリニューアルしてやや庶民的にはなったとは言っても、まだ高級志向だし、秋田でそれを求める顧客は多くないはず。
車ならそう遠くない卸町に同経営・同コンセプトのまるごと市場がある。それになかいちから500メートル歩いて駅前のザ・ガーデン自由が丘西武(旧イトーヨーカドー秋田店)へ行けば、食料品や生活用品なら同価格かそれ以下で購入できるのだし。
この場所に、この店が必要なのか、必要とする客がどれほどいるのだろうか。せめて(立地的にやや離れて周辺にスーパーがない)大町のニューシティ跡にでもあれば、必要とする客は多少はいそうだけど。
あと、できてしまってはどうしようもないが、大々的に取り沙汰されたわりには、狭い店舗面積。それに外周から見ればほとんどが壁面で、内部を窺ったり出入りしたりできる箇所(駐車場出入口を含む)が少ないという閉鎖的なレイアウトも入りにくさ・利用しにくさを増長していると思う。
作った人たち(再開発組合)には、オープン前にもっと周辺住民や客の要望を聞いてほしかったと、改めて感じてしまった。
【3月28日追記】3月21日放送の秋田朝日放送「トレタテ!」によれば、商業施設の1日の来店客数は、オープン当初は3000人だったのが、最近は平日の少ない日は1600人程度まで減っていたとのこと。
※続きはこの記事後半
●もうすぐまた
なかいち内に移転した秋田県立美術館。
目玉展示である藤田嗣治による大きな絵「秋田の行事」は再注目されており、秋田の民放局はそれが作られた経過や背景の特番などをやっていた。
今朝放送のNHKEテレ「日曜美術館」では、「永遠の異邦人~藤田嗣治・知られざる実像~」として取り上げていた。齋藤孝明治大学教授をゲストに県立美術館で収録したもので、秋田の行事以前を含めた藤田嗣治の生きざまが紹介されており、おもしろかった。(26日夜に再放送予定)
秋田魁新報が自らを批判しながら報道した企画展「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」に連動したものなんでしょうけど。秋田では2月2日までで、今後は岡山県立美術館へ巡回するらしい。
ということで、日曜美術館を見て、全国から秋田県立美術館を訪れる人が増えるかもしれない。
奇しくも、「大人の休日倶楽部パス」今年度最後の利用期間が1月21日から始まる。パスの最終日は企画展最終日の2月2日なので、前回ほどはせっかく来たのに見られなかったという事態は少ないかもしれないけれど、美術館以外の観光関係各業界も含めて、お迎えする準備は大丈夫でしょうか。
●多少は改善
秋田駅西口から西へ伸びる仲小路は、エリアなかいちによって分断された。
それ以前から、なかいち西側のキャッスルホテル前に秋田中央道路地下トンネルの出口ができたため、北側・仲小路を渡る東西方向の横断歩道が1つ廃止され、さらに東西方向の横断距離が長くなってしまった。
これによって、歩行者の心理としてはなかいち側と木内側の間に大きな障壁ができたような状態になっていた。※以前の記事
なかいち着工前は「コ」の字(北側が横断不可)に、着工以降は仲小路の一部廃道に伴って東側が歩道化されたので逆「L」字に横断できた。
歩車分離式ではなく、さらにトンネル出口側の車両用青信号が別になっているので、歩行者がここを横断する時の待ち時間は短くなかった。
特に、なかいち側からキャッスルホテル前へ横断する時は、幅ほんの数メートルの仲小路(南北方向)横断にだいぶ待たされたものだった。(車はさほど通らないから隙を見て信号無視すれば…というのはナシで)
なかいち方向。横断歩道は手前の南北と右の長い東西の2か所
昨年末、その交差点で「改造」が施された。
信号機のサイクル(「現示階梯」と呼ぶらしい)が一部変更になり、歩行者の待ち時間が短縮された。
長い東西方向が青の時に、同時に仲小路を渡る南北方向の歩行者用も青を示すようになり、待ち時間なくL字に横断できるようになった。
なお、南北方向の車両用が青の時も、従来同様、同方向の歩行者用は青なので、「歩車分離式」ではない。
青信号の順番としては、従来は[トンネル出口(車)]→[南北(歩・車)]→[東西(歩・車※車両用は一方通行入口向き)]だったのが、
現在は[南北(歩・車)]→[トンネル出口(車)]→[全歩行者用]。
なかいち側から
待ち時間短縮はうれしいけれど、ややクセのある(?)サイクルなので「見切り横断」や、車両が歩行者用信号機を誤認してしまう恐れはありそう。歩行者もドライバーも、信号をよく見ましょう。
どうせなら完全な歩車分離式にしたほうが、安全なような気もしてしまうが、中央道路出口の存在がネックでできないのだろうか。
正面の信号機が撤去された
階梯変更に伴い、なかいち側の柱に西向き(つまり一方通行の入口向き)に設置されていた車両用信号機は、使用停止となりカバーが掛けられ、年明けに撤去された(新しいLED式だったので予備用として倉庫へ収まった模様)。
※2024年に、斜め横断ができるようになった。
●やっぱり
なかいちの商業施設の核テナントである食品スーパー「サン・マルシェ」が、今年3月で退去(賃借契約解除)する意向であることが先週分かった。
整理すると、商業施設の所有・運営者が「秋田まちづくり」。
そこに2550平方メートルの核テナントとして入るのが、卸町で同名のスーパーを経営している「秋田まるごと市場」という企業。なかいちのスーパーは「サン・マルシェ」という店名。さらにその中に「北野エース グロッサーズ」などがサン・マルシェのテナントとして入って営業しているという形。のはず。たぶん。
今回は、昨年末、秋田まるごと市場から秋田まちづくりに対して、「売り上げが見込みに届かない」ため契約解除したいと文書で伝えられた。
これを受けて秋田まちづくりは、後継テナントを複数社と交渉中。
一方で、秋田まるごと市場側は契約解除は「完全撤退」ではなく、4月以降は別の形で関わりたいとしており、秋田まちづくりの社長も「まるごと市場にアイデアがあるなら話を聞く」と話している。
やっぱりこうなったか、という感想。夕刻の見切り品が並ぶ時間帯には、勤め帰りの人で賑わうけれど、それ以外は…という状況のようだし。開店から1年半、さらに2013年3月にリニューアルして1年で、というのは、ちょっと早いかなとも思ったけれど。
(以下、以前も書いたと思いますが…)
2013年3月にリニューアルしてやや庶民的にはなったとは言っても、まだ高級志向だし、秋田でそれを求める顧客は多くないはず。
車ならそう遠くない卸町に同経営・同コンセプトのまるごと市場がある。それになかいちから500メートル歩いて駅前のザ・ガーデン自由が丘西武(旧イトーヨーカドー秋田店)へ行けば、食料品や生活用品なら同価格かそれ以下で購入できるのだし。
この場所に、この店が必要なのか、必要とする客がどれほどいるのだろうか。せめて(立地的にやや離れて周辺にスーパーがない)大町のニューシティ跡にでもあれば、必要とする客は多少はいそうだけど。
あと、できてしまってはどうしようもないが、大々的に取り沙汰されたわりには、狭い店舗面積。それに外周から見ればほとんどが壁面で、内部を窺ったり出入りしたりできる箇所(駐車場出入口を含む)が少ないという閉鎖的なレイアウトも入りにくさ・利用しにくさを増長していると思う。
作った人たち(再開発組合)には、オープン前にもっと周辺住民や客の要望を聞いてほしかったと、改めて感じてしまった。
【3月28日追記】3月21日放送の秋田朝日放送「トレタテ!」によれば、商業施設の1日の来店客数は、オープン当初は3000人だったのが、最近は平日の少ない日は1600人程度まで減っていたとのこと。
※続きはこの記事後半
●もうすぐまた
なかいち内に移転した秋田県立美術館。
目玉展示である藤田嗣治による大きな絵「秋田の行事」は再注目されており、秋田の民放局はそれが作られた経過や背景の特番などをやっていた。
今朝放送のNHKEテレ「日曜美術館」では、「永遠の異邦人~藤田嗣治・知られざる実像~」として取り上げていた。齋藤孝明治大学教授をゲストに県立美術館で収録したもので、秋田の行事以前を含めた藤田嗣治の生きざまが紹介されており、おもしろかった。(26日夜に再放送予定)
秋田魁新報が自らを批判しながら報道した企画展「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」に連動したものなんでしょうけど。秋田では2月2日までで、今後は岡山県立美術館へ巡回するらしい。
ということで、日曜美術館を見て、全国から秋田県立美術館を訪れる人が増えるかもしれない。
奇しくも、「大人の休日倶楽部パス」今年度最後の利用期間が1月21日から始まる。パスの最終日は企画展最終日の2月2日なので、前回ほどはせっかく来たのに見られなかったという事態は少ないかもしれないけれど、美術館以外の観光関係各業界も含めて、お迎えする準備は大丈夫でしょうか。
●多少は改善
秋田駅西口から西へ伸びる仲小路は、エリアなかいちによって分断された。
それ以前から、なかいち西側のキャッスルホテル前に秋田中央道路地下トンネルの出口ができたため、北側・仲小路を渡る東西方向の横断歩道が1つ廃止され、さらに東西方向の横断距離が長くなってしまった。
これによって、歩行者の心理としてはなかいち側と木内側の間に大きな障壁ができたような状態になっていた。※以前の記事
なかいち着工前は「コ」の字(北側が横断不可)に、着工以降は仲小路の一部廃道に伴って東側が歩道化されたので逆「L」字に横断できた。
歩車分離式ではなく、さらにトンネル出口側の車両用青信号が別になっているので、歩行者がここを横断する時の待ち時間は短くなかった。
特に、なかいち側からキャッスルホテル前へ横断する時は、幅ほんの数メートルの仲小路(南北方向)横断にだいぶ待たされたものだった。(車はさほど通らないから隙を見て信号無視すれば…というのはナシで)

昨年末、その交差点で「改造」が施された。
信号機のサイクル(「現示階梯」と呼ぶらしい)が一部変更になり、歩行者の待ち時間が短縮された。
長い東西方向が青の時に、同時に仲小路を渡る南北方向の歩行者用も青を示すようになり、待ち時間なくL字に横断できるようになった。
なお、南北方向の車両用が青の時も、従来同様、同方向の歩行者用は青なので、「歩車分離式」ではない。
青信号の順番としては、従来は[トンネル出口(車)]→[南北(歩・車)]→[東西(歩・車※車両用は一方通行入口向き)]だったのが、
現在は[南北(歩・車)]→[トンネル出口(車)]→[全歩行者用]。

待ち時間短縮はうれしいけれど、ややクセのある(?)サイクルなので「見切り横断」や、車両が歩行者用信号機を誤認してしまう恐れはありそう。歩行者もドライバーも、信号をよく見ましょう。
どうせなら完全な歩車分離式にしたほうが、安全なような気もしてしまうが、中央道路出口の存在がネックでできないのだろうか。

階梯変更に伴い、なかいち側の柱に西向き(つまり一方通行の入口向き)に設置されていた車両用信号機は、使用停止となりカバーが掛けられ、年明けに撤去された(新しいLED式だったので予備用として倉庫へ収まった模様)。
※2024年に、斜め横断ができるようになった。