先週末は鳥取市など山陰では、30年以上ぶりの記録的豪雪。
それに比べればどうってことないないけれど、秋田市は1月下旬に続く今シーズン2度目の本格的積雪となった。
積雪量は20センチ程度だったのが、11日・土曜日の昼からさらさらと降り続き、12日朝には46センチに達した。13日夜までに、30センチほどまで減った。14日もほぼ同じ。
ちなみに、青森県弘前市は70~80センチとさすがにかなり積もったものの、青森市は最大で30センチ、今は20センチほど。やはり今シーズンの青森市は相当に少ない。おもしろいもんだ。
11日は祝日。したがって、NHK秋田放送局はローカル報道お休みの日。仙台放送局からの6県共通ニュースとなったが、大雪については一切報道がなかった。JRの運休なども出ていたのに。
12日以降も、民放各局や新聞と比べて、秋田放送局は雪のニュースの扱いが少ない。「この程度の雪でぐだぐだ騒ぐな!」ってことでしょうか…
12日。中央部泉地区の街区公園。ブランコの椅子が埋まっている
秋田市内の街区公園は、地域の雪捨て場として開放されていることもあり遊びに来る人はなく、ブランコは雪に埋もれつつあった。(本来は椅子が破損しないよう、上の支柱へくくっておくのでは?)
13日は積もった雪が融けたこともあって、道路状態が悪く路線バスの迂回運行が多発。恒例の神田線の外旭川の旧道のほか、添川線の旭川沿い(対岸へ迂回)、赤沼線の南団地周辺(横金線へ迂回)などは夜まで影響があった模様。手形山の坂の部分は問題なかったようだ。
14日には、神田線などごく一部を除いて解消。
前回の1月下旬の大雪よりも、影響が大きい。
一方、秋田市中央部に限った私感としては、前回並み。除雪もそれなりに進められ、車道への影響はさほどでもなかった気がする。
秋田市内でもエリアによって降雪量が違うから、東部では特に多かった(気象台の観測は中央部)ということか、たまたま中央部の除雪がスムーズだったのか。
12日の泉地区。雪山を作って除雪作業中。終わった部分は路面が露出
今回中央地区で特徴的だったのは、いつもならというか本来の優先順位では後回しになるはずの、住宅地の生活道路が、比較的早期に除雪されたこと。
そのため、大きい道路よりも狭い道のほうが先にアスファルトが出て、車でも歩きでも通りやすい場面もあった。
12日の千秋地区。奥が県職員住宅と千秋公園。手前左右の大きい道路は未除雪
路線バスの迂回が発生したのはこの翌日。この時点でバス路線の道は除雪されていたのだろうか。秋田市では「バス路線など幹線道路から優先的に除雪を行います」としているけれど。優先順位は原則であって、状況に応じてそれが崩れることはあるにせよ、もうちょっとなんとかできたのでは?
バス路線といえば、前回はヒドイ除雪方法だった、大町の秋田ニューシティ跡地前。
(再掲)前回は車線半分に雪が積み上げられた
13日。ニューシティ跡地内は、使う予定がないのか除雪されていない
路肩に雪が残ってしまっているが、こちら側を歩く歩行者は少ないから、許容できる。これなら合格。
ニューシティから遠くない、保戸野中町の住宅地と教会・幼稚園の前。
雪山が!
センターラインはないものの、車がすれ違える道幅。その約半分に雪山ができている。おそらく、後日、運び出す。他にもこのような除雪方法が取られている場所がある。
すれ違いはできないが、通行量は多くないので、譲り合ってなんとかなる。この積雪量だとこうなってしまうのもやむを得ないだろう。
ただ、雪山の陰から歩行者や車が飛び出すと危険。特にここは、前方の横断歩道のところに幼稚園がある。
また、塀や壁など、人や車が出入りしない場所を選んで積み上げているように見受けられるとはいえ、人の家の前に雪山を作るってのもなんだか。市または除雪に当たる業者は、それらの所有者(ここの場合教会や幼稚園)の了解は取ってあるのだろうか。
これを見て分かった。前回のニューシティ前も、このやり方だったんだ。
そうだとしても、バス路線であり、それなりの通行量がある大町通りでは、不適切な方法だ。「バス路線を優先して~」という秋田市の理屈に反する。
ということは、請け負った業者が、大町通りがそんなに重要な通りだと思わずに軽視して、雪を積み上げたことになるんじゃないだろうか。業者が無知だとしても、市から「ここはバス路線だから、すれ違える幅を確保すること」といった指示を出せば回避できるのに、それもやってないのか。
前後しますが、11日午後の雪が盛んに降っていた時の旭川沿いの風景。
土手長町。歩道のロードヒーティングが追いつかない
旭川の川面に注目。
二丁目橋から
白くて薄そうな雪か氷のようなものが、叢雲(むらくも)のごとく、次々と流れていった。
上流で誰かが雪を川に捨てている(褒められた行為ではない)のかと思ったが、それにしては量が多く、まんべんなく均一。港で「蓮の葉氷」というのができるらしいけど、それと似ていそうだけど、違いそう。
秋田中央警察署付近。ハクチョウが3羽休んでいた
拡大(分からないと思いますが、浮いている物体の上のほう中央左にカルガモが2羽)
流れていく物は雪っぽい。雪が次々と川に降り、融ける間もなく集まって塊になったものだろうか。不思議な光景だった。
鳥といえば、かすかな春の訪れを感じさせる鳥だと思っているのが、渡り鳥のツグミ(この記事後半参照)が地面で餌を探す姿。
今年も2月上旬に見かけ、雪が積もった後も見かけたけれど、この雪では大変そう。
それに比べればどうってことないないけれど、秋田市は1月下旬に続く今シーズン2度目の本格的積雪となった。
積雪量は20センチ程度だったのが、11日・土曜日の昼からさらさらと降り続き、12日朝には46センチに達した。13日夜までに、30センチほどまで減った。14日もほぼ同じ。
ちなみに、青森県弘前市は70~80センチとさすがにかなり積もったものの、青森市は最大で30センチ、今は20センチほど。やはり今シーズンの青森市は相当に少ない。おもしろいもんだ。
11日は祝日。したがって、NHK秋田放送局はローカル報道お休みの日。仙台放送局からの6県共通ニュースとなったが、大雪については一切報道がなかった。JRの運休なども出ていたのに。
12日以降も、民放各局や新聞と比べて、秋田放送局は雪のニュースの扱いが少ない。「この程度の雪でぐだぐだ騒ぐな!」ってことでしょうか…

秋田市内の街区公園は、地域の雪捨て場として開放されていることもあり遊びに来る人はなく、ブランコは雪に埋もれつつあった。(本来は椅子が破損しないよう、上の支柱へくくっておくのでは?)
13日は積もった雪が融けたこともあって、道路状態が悪く路線バスの迂回運行が多発。恒例の神田線の外旭川の旧道のほか、添川線の旭川沿い(対岸へ迂回)、赤沼線の南団地周辺(横金線へ迂回)などは夜まで影響があった模様。手形山の坂の部分は問題なかったようだ。
14日には、神田線などごく一部を除いて解消。
前回の1月下旬の大雪よりも、影響が大きい。
一方、秋田市中央部に限った私感としては、前回並み。除雪もそれなりに進められ、車道への影響はさほどでもなかった気がする。
秋田市内でもエリアによって降雪量が違うから、東部では特に多かった(気象台の観測は中央部)ということか、たまたま中央部の除雪がスムーズだったのか。

今回中央地区で特徴的だったのは、いつもならというか本来の優先順位では後回しになるはずの、住宅地の生活道路が、比較的早期に除雪されたこと。
そのため、大きい道路よりも狭い道のほうが先にアスファルトが出て、車でも歩きでも通りやすい場面もあった。

路線バスの迂回が発生したのはこの翌日。この時点でバス路線の道は除雪されていたのだろうか。秋田市では「バス路線など幹線道路から優先的に除雪を行います」としているけれど。優先順位は原則であって、状況に応じてそれが崩れることはあるにせよ、もうちょっとなんとかできたのでは?
バス路線といえば、前回はヒドイ除雪方法だった、大町の秋田ニューシティ跡地前。


路肩に雪が残ってしまっているが、こちら側を歩く歩行者は少ないから、許容できる。これなら合格。
ニューシティから遠くない、保戸野中町の住宅地と教会・幼稚園の前。

センターラインはないものの、車がすれ違える道幅。その約半分に雪山ができている。おそらく、後日、運び出す。他にもこのような除雪方法が取られている場所がある。
すれ違いはできないが、通行量は多くないので、譲り合ってなんとかなる。この積雪量だとこうなってしまうのもやむを得ないだろう。
ただ、雪山の陰から歩行者や車が飛び出すと危険。特にここは、前方の横断歩道のところに幼稚園がある。
また、塀や壁など、人や車が出入りしない場所を選んで積み上げているように見受けられるとはいえ、人の家の前に雪山を作るってのもなんだか。市または除雪に当たる業者は、それらの所有者(ここの場合教会や幼稚園)の了解は取ってあるのだろうか。
これを見て分かった。前回のニューシティ前も、このやり方だったんだ。
そうだとしても、バス路線であり、それなりの通行量がある大町通りでは、不適切な方法だ。「バス路線を優先して~」という秋田市の理屈に反する。
ということは、請け負った業者が、大町通りがそんなに重要な通りだと思わずに軽視して、雪を積み上げたことになるんじゃないだろうか。業者が無知だとしても、市から「ここはバス路線だから、すれ違える幅を確保すること」といった指示を出せば回避できるのに、それもやってないのか。
前後しますが、11日午後の雪が盛んに降っていた時の旭川沿いの風景。

旭川の川面に注目。

白くて薄そうな雪か氷のようなものが、叢雲(むらくも)のごとく、次々と流れていった。
上流で誰かが雪を川に捨てている(褒められた行為ではない)のかと思ったが、それにしては量が多く、まんべんなく均一。港で「蓮の葉氷」というのができるらしいけど、それと似ていそうだけど、違いそう。


流れていく物は雪っぽい。雪が次々と川に降り、融ける間もなく集まって塊になったものだろうか。不思議な光景だった。
鳥といえば、かすかな春の訪れを感じさせる鳥だと思っているのが、渡り鳥のツグミ(この記事後半参照)が地面で餌を探す姿。
今年も2月上旬に見かけ、雪が積もった後も見かけたけれど、この雪では大変そう。