秋田市北部と中央部の境、泉地区・外旭川地区秋田貨物駅周辺のJR奥羽本線への、新しい旅客駅の設置が今年初めに認可された。
今年着工し、2021年春開業予定。駅名は未発表。
新駅の具体的な場所については、案がいくつかあったが、線路で言うと秋田貨物駅の秋田駅寄り、道路で言うと菅野地下道の上に決まった。
この場所にかつて(1993年まで?)は、「秋田機関区」や「秋田運転支所」と呼ばれた鉄道施設があり、その跡地の土地をはさむ形で、奥羽本線の上下線が離れて通っている。
運転支所跡地の一部では、建物を解体してソーラーパネルを並べた秋田泉太陽電池発電所が2016年から稼働している。
秋田貨物駅寄りには、使っていなさそうな大きな建物が残されたまま。そこに駅ができそうだから、いずれ解体されると思っていた。
(再掲)上り電車後部から撮影
いつの間にか、
逆光ですが上と同じ付近の自転車道から撮影。咲いているのは梅
逆側から
上り線沿い・外旭川地区側に重機が入っていて、その面から建物を解体しているようだ。
貨物駅を出発したばかりの貨物列車がかすめる
本線ギリギリのようにも感じるが、安全な距離は保たれているということなのか、今のところ列車見張員がいたり、通過列車が減速したりすることはない。工事を請け負ったのも、秋田市内でおなじみの解体業者。
解体されているのは、壁が薄っぺらそうで天井が高い、車庫のような建物。高さからして、車体を吊り上げる点検作業でもしていたのか、中にまだそういう装置が残っているかと想像していた。
現時点では、本線側の壁が取り払われた。枯れ草などでよく見えないが、中に物は残されておらずガランとしていそう。
【25日追記】通過する列車内から見たところ、内部は鉄板が敷きつめられたように見え、ともかく何もなく真っ平らになっていた。
【5月1日追記】大型連休で工事停止中の時は、平らな一角に、駅の待合室にあるような木製のベンチ(1人ずつ区切られて背もたれと座面が一体化したタイプ)がまとめて置かれていた模様。
やはり内部も天井は高い
逆光じゃないともう少しよく見える?
白っぽいものは、解体工事関係の箱
残されていた建物は、かたまっているが、いくつかの棟に分かれている。
(再掲)Googleマップ航空写真に加筆
上の航空写真で、マル1、マル2一帯が、現在は太陽光発電所。
「残」とある建物のうち上側が解体中。下のほうはほぼ手付かず。
線路の反対・泉菅野側から。
手前の線路は上り本線
上の写真で左側の建物が解体中なわけだが、こちら側からはそうは見えない。右側の建物は、ネットのようなものがかかってはいるが未解体。
手前には、解体工事用と思われる仮設トイレやプレハブの現場事務所が建てられている。
残りの建物も今後解体され、それが終われば、駅が着工ということになるのだろう。
解体されるであろう建物と菅野地下道
菅野地下道は車も通る、市道の古いアンダーパス(過去の記事)。駅建設時に廃止され、駅の一部に転用される予定。【22日補足】市道として廃止され、車が通れなくなる。線路の下は自由通路になる計画なので、歩行者は引き続き行き来可能。
線路をくぐる道路が1つなくなることについて不満の声も出ているが、道幅が狭くカーブもあり、車がすれ違うのもままならず、歩行者はこわごわ通るアンダーパス。地下道建設時より線路のある部分は減って(宅地になった)いるのに、地下道はそのままなため無駄に長いこともあり、このまま道路として使い続けるのも適切ではないとも感じる。
急カーブした外旭川側。ここは埋められて駅前広場になる?
泉菅野側。上は昔は線路があったであろう遊休スペース。ここも駅前広場になるはず
※外旭川側の自転車道と線路の間には、水路や溝があります。地下道の安全と合わせて、見学の際はご注意を。
※その後、2019年7月初めまでに、解体はほとんど進まず、線路際に壁とサッシ窓らしきものが取り付けられたような雰囲気。単に解体するのではなさそう。詳細は後日。
※2019年8月19日から、工事のため菅野地下道が完全通行止め(歩行者含む)となる。2021年3月には歩行者は通れるようになるが、車は永久に通らなくなることになる。
※上記2点の続きは、こちら。
今年着工し、2021年春開業予定。駅名は未発表。
新駅の具体的な場所については、案がいくつかあったが、線路で言うと秋田貨物駅の秋田駅寄り、道路で言うと菅野地下道の上に決まった。
この場所にかつて(1993年まで?)は、「秋田機関区」や「秋田運転支所」と呼ばれた鉄道施設があり、その跡地の土地をはさむ形で、奥羽本線の上下線が離れて通っている。
運転支所跡地の一部では、建物を解体してソーラーパネルを並べた秋田泉太陽電池発電所が2016年から稼働している。
秋田貨物駅寄りには、使っていなさそうな大きな建物が残されたまま。そこに駅ができそうだから、いずれ解体されると思っていた。
(再掲)上り電車後部から撮影
いつの間にか、
逆光ですが上と同じ付近の自転車道から撮影。咲いているのは梅
逆側から
上り線沿い・外旭川地区側に重機が入っていて、その面から建物を解体しているようだ。
貨物駅を出発したばかりの貨物列車がかすめる
本線ギリギリのようにも感じるが、安全な距離は保たれているということなのか、今のところ列車見張員がいたり、通過列車が減速したりすることはない。工事を請け負ったのも、秋田市内でおなじみの解体業者。
解体されているのは、壁が薄っぺらそうで天井が高い、車庫のような建物。高さからして、車体を吊り上げる点検作業でもしていたのか、中にまだそういう装置が残っているかと想像していた。
現時点では、本線側の壁が取り払われた。枯れ草などでよく見えないが、中に物は残されておらずガランとしていそう。
【25日追記】通過する列車内から見たところ、内部は鉄板が敷きつめられたように見え、ともかく何もなく真っ平らになっていた。
【5月1日追記】大型連休で工事停止中の時は、平らな一角に、駅の待合室にあるような木製のベンチ(1人ずつ区切られて背もたれと座面が一体化したタイプ)がまとめて置かれていた模様。
やはり内部も天井は高い
逆光じゃないともう少しよく見える?
白っぽいものは、解体工事関係の箱
残されていた建物は、かたまっているが、いくつかの棟に分かれている。
(再掲)Googleマップ航空写真に加筆
上の航空写真で、マル1、マル2一帯が、現在は太陽光発電所。
「残」とある建物のうち上側が解体中。下のほうはほぼ手付かず。
線路の反対・泉菅野側から。
手前の線路は上り本線
上の写真で左側の建物が解体中なわけだが、こちら側からはそうは見えない。右側の建物は、ネットのようなものがかかってはいるが未解体。
手前には、解体工事用と思われる仮設トイレやプレハブの現場事務所が建てられている。
残りの建物も今後解体され、それが終われば、駅が着工ということになるのだろう。
解体されるであろう建物と菅野地下道
菅野地下道は車も通る、市道の古いアンダーパス(過去の記事)。駅建設時に廃止され、駅の一部に転用される予定。【22日補足】市道として廃止され、車が通れなくなる。線路の下は自由通路になる計画なので、歩行者は引き続き行き来可能。
線路をくぐる道路が1つなくなることについて不満の声も出ているが、道幅が狭くカーブもあり、車がすれ違うのもままならず、歩行者はこわごわ通るアンダーパス。地下道建設時より線路のある部分は減って(宅地になった)いるのに、地下道はそのままなため無駄に長いこともあり、このまま道路として使い続けるのも適切ではないとも感じる。
急カーブした外旭川側。ここは埋められて駅前広場になる?
泉菅野側。上は昔は線路があったであろう遊休スペース。ここも駅前広場になるはず
※外旭川側の自転車道と線路の間には、水路や溝があります。地下道の安全と合わせて、見学の際はご注意を。
※その後、2019年7月初めまでに、解体はほとんど進まず、線路際に壁とサッシ窓らしきものが取り付けられたような雰囲気。単に解体するのではなさそう。詳細は後日。
※2019年8月19日から、工事のため菅野地下道が完全通行止め(歩行者含む)となる。2021年3月には歩行者は通れるようになるが、車は永久に通らなくなることになる。
※上記2点の続きは、こちら。