麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

第三者~零番ホーム

2015年02月17日 | 制作公演関連
もう明日は第三者
信じるものさえも
違う異教徒になる
一度はおなじものを信じた
二人が奇妙にも
見知らぬ人になる日

さだまさし作詞作曲歌唱。
アルバム「うつろひ」収録の
『第三者』という楽曲の一節。

「恋愛」という宗教を信じた二人が
別れて、見知らぬ同士にかわる、
そんな瞬間を切り抜いた佳作です。

忘れかけてた
君の癖がこんな時に
ふと目についたりして
懐かしいものと出会った気がして
笑ったら君は怪訝な顔をする

などという詞も……。

区民上演グループA『銀河鉄道の夜』
を見て、参加常連組の演技に、
そんな感慨を抱いたりもした。

※※※

プロとしてハイレベルな創造に
携わるのと同様に、演劇の裾野を
拡大する仕事も大切で、というか、
個人的に大好きである

地域を創る川崎演劇座、
東京リージョナルシアターフェスティバル、
そして三回にわたって書いた
下北沢演劇祭「世田谷区民上演グループ」
等々で「裾野関連」の経験を
沢山させて頂いた。感謝。

区民Aをきっかけにプロになった役者、
社会人劇団を立ち上げた者たち……
個々の「演劇道」もまた多様である。

来月制作で関わる「遊劇社ねこ印工務店」
も、そんな延長線上にある集団だ。



世田谷区民上演グループは、
遠くから見守るだけになったけど、
演劇の拡がりには今後も積極的に
アプローチして行きたい。

あ、そうそう。
来週には「区民B」の公演がある。










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