麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

非シス人『青ひげ公の城』プロローグ

2015年02月02日 | 制作公演関連


暦は麗月にかわり・・・
麗人がたくさん出演する
非シス人(ナルシスト)
『青ひげ公の城』の幕開きも
間近に迫りました。

シャルル・ペローの童話『青ひげ』
に始まり、バルトーク・ベーラ作曲
(台本はバラージュ・ベーラ)
1918年初演の一幕もののオペラ
『青ひげ公の城』に連なる物語を、
「言葉の錬金術師」寺山が
日本を舞台にした「青ひげ」として
1979年、新たに構築した舞台。
83年、47歳で世を去った天才の
後期の作品となる・・・。



女(青ひげ第七の妻)=竹下優子、
青ひげ第一の妻=憩居かなみ、
青ひげ第二の妻=天憑/藤原シンユウ、
青ひげ第三の妻=岡田静、
青ひげ第四の妻=若林美保、
青ひげ第五の妻=上杉綾、
青ひげ第六の妻=平塚千瑛、

衣装係=小川友子、
舞台監督=西澤勉、
舞監助手=藤田悠平、
付人コプラ=寺門祐介、
プロンプターにんじん
=重井貢治/藤原シンユウ、

楽屋番アリス=岡田彩、
楽屋番テレス=榊原萌、
楽屋番プラトニ=環みほ、
楽屋番ゴラス=土田若菜、

男優1=天憑/重井貢治、
男優2=榎本淳、
呪い師コッペリウス=藤田悠平、

一人の男=宮本英喜、
高島屋の集金=坂田幸介、
花売(青ひげ八番目の妻コレット)
=環みほ

以上の配役で2月5日初日
(スラッシュはダブルキャスト)

オペラでは青ひげの城に招かれた
新妻ユディットが自らの意思で
七つの扉の「鍵」を次々に開いてゆく。
最初の部屋は拷問部屋……
その壁に血痕が。
二つ目の部屋は武器庫……
その全ての武器に血が。

・・・さて寺山の『青ひげ』は
どんな物語だろう。

そして。オペラとまではいかないが、
オリジナル曲をふんだんに取りいれ
「音楽劇」と言っても過言でない
《非シス人版・青ひげ》。

2013年4月初演ののち、好評につき
同年9~10月再演を敢行!
その年のサンモールスタジオ
最優秀団体賞を受賞しての、
今回は凱旋公演となる。

明日は劇場入り。
いよいよ三演目の「鍵」が開く。



非シス人第22回公演
寺山修司生誕80年記念
『青ひげ公の城
~九條今日子へ愛を込めて』
作=寺山修司、演出=間天憑
2月5日(木)~29日(月)
サンモールスタジオ(新宿御苑前)
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