前回〈緑色から連想するもの〉
というお題で書いたのだけれど。
色といえば。
信号の青は、実際はみどりで、
青林檎も、いわゆるブルーじゃなく
イエローグリーンの範疇だ、実際は。
昔むかしの日本が、赤、青、白、黒の
たった四つの言の葉で全ての彩りを
表現していて「緑」は青と表された。
その名残り等々、諸説あるよーだけれど。
僕には判じられないことである。
さて。
雷ストレンジャーズ『緑のオウム亭』は
演劇ジェット紀行シリーズの一編で
「オーストリア編」と銘打っている。
作者のアルトゥル・シュニッツラーが
ウィーンで生まれた医師であり、
小説家・劇作家だからなのだが。
『緑の~』本編の舞台は花のパリ。
オーストリア紀行だがフランスの話。
若干だが〈緑色の青信号テイスト〉。
というのも。
シュニッツラーはタブーに触れる
革新的な作風で一世を風靡した作家で、
性を扱った代表戯曲『輪舞』は
上演及び出版を禁じられたし、
本作もウィーン上流階級を揶揄したと
検閲の不興を買った問題作なのだ。
逆にいえば。
舞台を他の国、自制も過去にして
作者は発禁を避けたのやも……。
あ、これ、閉幕したばかりの
『仮名手本忠臣蔵』と同じだな。
表現者たる者、権力と闘うのは
洋の東西、変わらないのだな~。
青林檎に限らず、りんご全般の
最大産地・青森の血が半分、
僕の体には今日も脈々と流れている。
父が五所川原市で生まれ育ち、
高校卒業後、川崎で就職し、
母と出会って色々あって、
ハーフの僕(あと弟も)世に出でた。
その青森に、緑という名前の縁戚がいる。
縁戚というより遠戚というべきか。
父の実兄に、嫁いだ女性の、
お兄さんの娘さん・・・だから
血の繋がりは一切ない。
だが、むしろ親等近しい人より親しく、
めっちゃ世話になっている。
レクチャーの中で講師から問われ、
緑から連想するのは「自然」と答えた。
けれども実は。
僕がまず最初にイメージしたのは
松本緑という逞しく生きる女性である。
あ、ブログの中程の写真は、
『緑のオウム亭』稽古場にて。
出演の辻しのぶさんの誕生日を祝った
その時の一葉。ちょいと前、16日のこと。
さあ、雷ストレンジャーズ!
残す稽古は土日の二回となった、、、
いいよいよ3月1日、開幕です。
というお題で書いたのだけれど。
色といえば。
信号の青は、実際はみどりで、
青林檎も、いわゆるブルーじゃなく
イエローグリーンの範疇だ、実際は。
昔むかしの日本が、赤、青、白、黒の
たった四つの言の葉で全ての彩りを
表現していて「緑」は青と表された。
その名残り等々、諸説あるよーだけれど。
僕には判じられないことである。
さて。
雷ストレンジャーズ『緑のオウム亭』は
演劇ジェット紀行シリーズの一編で
「オーストリア編」と銘打っている。
作者のアルトゥル・シュニッツラーが
ウィーンで生まれた医師であり、
小説家・劇作家だからなのだが。
『緑の~』本編の舞台は花のパリ。
オーストリア紀行だがフランスの話。
若干だが〈緑色の青信号テイスト〉。
というのも。
シュニッツラーはタブーに触れる
革新的な作風で一世を風靡した作家で、
性を扱った代表戯曲『輪舞』は
上演及び出版を禁じられたし、
本作もウィーン上流階級を揶揄したと
検閲の不興を買った問題作なのだ。
逆にいえば。
舞台を他の国、自制も過去にして
作者は発禁を避けたのやも……。
あ、これ、閉幕したばかりの
『仮名手本忠臣蔵』と同じだな。
表現者たる者、権力と闘うのは
洋の東西、変わらないのだな~。
青林檎に限らず、りんご全般の
最大産地・青森の血が半分、
僕の体には今日も脈々と流れている。
父が五所川原市で生まれ育ち、
高校卒業後、川崎で就職し、
母と出会って色々あって、
ハーフの僕(あと弟も)世に出でた。
その青森に、緑という名前の縁戚がいる。
縁戚というより遠戚というべきか。
父の実兄に、嫁いだ女性の、
お兄さんの娘さん・・・だから
血の繋がりは一切ない。
だが、むしろ親等近しい人より親しく、
めっちゃ世話になっている。
レクチャーの中で講師から問われ、
緑から連想するのは「自然」と答えた。
けれども実は。
僕がまず最初にイメージしたのは
松本緑という逞しく生きる女性である。
あ、ブログの中程の写真は、
『緑のオウム亭』稽古場にて。
出演の辻しのぶさんの誕生日を祝った
その時の一葉。ちょいと前、16日のこと。
さあ、雷ストレンジャーズ!
残す稽古は土日の二回となった、、、
いいよいよ3月1日、開幕です。