麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

緑の遊歩道~鸚鵡日記3

2017年02月25日 | 制作公演関連
雷ストレンジャーズ『緑のオウム亭』の
作者アルトゥル・シュニッツラーが
ウィーン生まれの医師であり、
小説家・劇作家と、昨日書いた。
代表作の戯曲『輪舞』は発禁に、とも。

戦後それは解かれて陽の目を見、
また映画化も何度かされている。

映画という点で言うなら、
彼の小説を原作としたのが、
スタンリー・キューブリックの
遺作『アイズ・ワイド・シャット』。

シュニッツラーの、その邦題は
岩波『夢小説』、文藝春秋『夢奇譚』、
早川『夢がたり』と異なるけれど、
文春文庫とハヤカワ文庫はともに1999年刊。
『アイズ~』の発表年にあわせ
文庫化されたようだ(^_^;)……。

それはそれとして。
シュニッツラーは新ロマン主義の作家。
また、フロイト自身が精神的双生児と
彼を認めたことでも知られている。

と、今更作者のアウトラインを
紹介しているけれど・・・
稽古場は今日明日で引き払い、
月曜日には劇場に入る。



次の朔日が開幕なのだが、今は如月。
二十八日で終わるのだ。

大詰めも大詰め。
連日、通して精度を高めているが、
今日は通しを二回。

その稽古場へのルートは幾つかあり、
神田川に沿っても行ける。
(そこからのタイトルなわけだが)



随分先だが対岸側には椿山荘もあり、
咲いてはいないが桜も並ぶ。

が、こちら側は会社や住宅の裏手。
こんな景色が続くのである。



まぁパリの場末の、地下にある
怪しげな居酒屋が舞台だから
似つかわしくもあるのだが……。

2017年3月1日(水)~5日(日)
小劇場B1(下北沢)

【前売】
プレビュー (3/1)完売
前売指定(貴族席/限定3席)全日完売
一般自由4300円
学生自由2800円
高校生以下1500円

千秋楽もお陰様で満員御礼。
2夜と4昼も残席僅かとなっております。
3昼と4夜は少し余裕がございます。


詳しくは雷ストレンジャーズ公式HP
コメント
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