安田登さんの書かれた『野の古典』が
紀伊國屋演劇賞の会の記念品として
私の手に渡り、早速読み始めた。
書名からも明確だし、昨日の弊ブログでも
少し書いたように「古典」を幅広く網羅。
まずは能狂言の「能」について説いた十三講から。
典型的なA型のわたしは長らく、
最初から順に読むことしかできなかったのだが、
ある時から変わった……てな話は置いて。
「さるごう」から猿楽へ。そして観阿弥・世阿弥。
わりと知られた話から「現在能」「夢幻能」に
大きく分けられる、と。
さて、そんな能は夢と現(うつつ)を彷徨う芸能、
と解説されていて「あ」と思う。
忘れかけていたが大学時代に文芸同人誌を創っていて
その冊子名が、まさに「夢うつゝ」だった。
・・・今日はこのあたりで終えて、
昨日の約束通り「紀伊國屋演劇賞の会」での
写真をアップします。
式のあと客席へ向かう階段にて(上)
いただいた賞状(中)
式直後、客席にて(下)
さて、賞に恥じない芝居創りを一丸になって頑張ろう!
受賞の余韻のなか、今日は劇団総会だったりもした。