柳田将洋、石川祐希、
髙橋健太郎、山内晶大。
日本代表監督・南部正司が
上記4人に命名したのが
「NEXT4」だ。
慶應4年柳田、愛知学院3年山内、
筑波2年高橋、中央1年石川という
4人の大学生に協会は未来を
託したのだが、その2015年当時は
「柳田将洋とNEXT3」と言っても
過言ではないほど一人抜けていた。
4人ともにポテンシャルはあり、
逆にそれをもってして
力を込めて売り出した訳だが。
特に山内においては
高校から本格的にバレーを始め、
それこそ可能性しかなかった。
ただ、ミュンヘン五輪金メダル
松平一家のBIG3(森田淳悟、
横田忠義、大古誠司)から連なる
バレー界のお家芸でもあった。
まだ若き有望株への「注目」を
作り上げてファンを引っ張る手法は。
と、このブログのお家芸(?)
「長い前段」になっちゃった
今季からスタートしたバレーボールの
国内最高峰リーグの「SV」を
2月20日に初めて観に行った話を
前回書いた。その余話になる。
東京グレートベアーズのホームゲーム。
残念ながらお目当ての柳田将洋は
試合に出場しなかった
滅茶苦茶ファンという訳ではないが、
暫くバレー観戦から離れて、
知っている選手が少ない中、
美しいバレーをする彼を
やっぱり見たかったのだが……。
柳田の写真もうまく撮れなんだ
さて季節は巡り。
東京五輪7位、続くパリも7位。
順位こそ同じだが、内容は異なった。
パリ、世界ランキング2位で臨み、
結果メダルには届かなかったが、
「もしや」は感じさせた。
男子バレー暗黒の時代は
何年ほどあったのだろう?
光明は見えている
OH石川#14(ペルージャ)主将
МB山内#6(ブルテオン)
МB髙橋#10(ジェイテクト)
※ポジション名前#背番号(所属)
パリ五輪3人は名を連ねたが
32歳の柳田は選出されなかった。
OH(アウトサイドヒッター)に
髙橋藍ら若手が台頭していた。
東京2020は柳田、髙橋健太郎が
逃していた。
4年に一度のオリンピックに
ピーキングするのは容易くない……。
試合前、東京GBの主将でリベロの
古賀太一郎と対人する柳田の
一挙手一投足は本当に絵になっていた
彼の現役生活はまだ続いていて、
スタメン出場するゲームもある。
この日、見られなかっただけだ。
もう一人、グレべ対アローズ戦で
見られず残念だったのが、
川野琢磨だ。
が、長くなったので別稿に譲る。