躍動する朗読劇『女子学徒たちの沖縄戦』
福島公演に帯同した話を昨日書いた。
制作として、ではなく……サブメンバー的立場で。
なので仕込時間には一人、二本松へ単独行動。
先を見据えた「動き」を。
ホテルから他の五人が車で劇場入りするなか、
福島駅まで徒歩で
と、丁度東北本線上りが出たあとだった。
新幹線が「そんなに?」という勢いで走る一方で
在来線の本数がすこぶる少ないのである。
クルマ社会で利用者が多くないこと、
公共交通機関ではあっても、今やJRは民間企業で、
採算等を考えれば仕方無いのだろうが……。
次便まで一時間。
二本松で使える貴重な「時」が減った。
……事前に時刻表チェックしておけって話なのだが、
山手線みたいな本数は期待していないものの
30分間隔くらいは、と甘く見ていました
福島市といえば2020年の朝ドラ『エール』を機に
「古関裕而」が街のあちこちに出現いたします。
もちろん駅前にもモニュメント。
一方、二本松には日本画家の大山忠作。
女優・一色 采子さんのお父様でもあります。
彼の美術館が二本松市に在り、行ってきました。
采子さんはまもなく開幕の『十二夜』
(時/5月11日~15日、作/W・シェイクスピア、
上演台本・演出/横内正、於/スペース・ゼロ)に出演。
弊団の加藤頼もアントーニオ役で同じ板に立ちます。
余談ながら、横内氏は俳優座養成所13期生で
頼の父・加藤剛と同期(他にほ細川俊之、石立鉄男、
佐藤友美ら)。その多くが鬼籍に入るなか(佐藤氏以外)
初代格さんは意気軒昂!
次の便を待つ間に雨が降りはじめた5月29日の福島。
前日までの暖かさが嘘のような気温7度。
地元の方々も「寒い」と言いながら歩いていた。
……と、紙数が尽きたので二本松の話は別の稿で。
㎰:敬称が「氏」と「さん」と分かれたのは、
個人的なおつきあいの濃度によります。
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