麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

嵯峨野

2023年08月20日 | 身辺雑記

【序】

一人が千葉の稲毛、一人が埼玉の三郷。

その中間点の盛り場・西船橋で

はじめは呑んでいたので「西船会」。

そこに都内に住む後輩が出掛けていた。

 

一人が三郷から町田に転居したので

新宿に集うようになり、

たまさか二次会で寄った「嵯峨野」が

わりと穴場で、皆気に入り何度か会場にした。

雑居ビルの8階。

演歌歌手のポスターが沢山貼られた

庶民的な居酒屋だ

 

【破】

わらび餅という和菓子がある。

私の住む池袋にある「かねすえ」は、

駅改札内と北改札外にあって、

本店は、うど…もとい、香川県の高松。

二店ともに固定店舗なのだが、

南改札外に時折現れる和菓子屋も、

みたらし団子などとともに、

わらび餅をラインナップしている。

 

同じ「わらび餅」だが随分と違う。

先日、東武百貨店B1入口前の

特設店舗の数店のなかに京都の

「嵯峨野」が出店。

やはり団子類とともに、わらび餅。

 

 

【急】

嵯峨野のわらび餅は、葛餅に寄っていた。

まず一枚なので、購入者が切って、

きな粉とまぶして食すタイプ。

 

破の章で紹介したのは、二つとも

ランダムな形に切られて売られており、

「かねすえ」はきな粉に黒蜜。

もう片方(店名失念)はきな粉のみ。

嵯峨野も黒蜜なしのきな粉のみ。

 

いずれにしろ、夏に合う涼やかな菓子。

恥ずかしながら私は割と最近、知った。

スイーツ男子が一時トレンドだったけれど

まるでデザート類に疎い半世紀を生きて、

老いてから甘味を口にする機会が

ようやく増えてきたのであった。

 

あと数年したら、縁側で茶をすすり、

饅頭に手を伸ばしながら空を仰いで、

やおら一句ひねっていたりするのかしら。

  

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